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転生先は三代目魔王さまです  作者: 神坂将人
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魔王城城下町

 東の魔人達が大体引っ越しが終わった後、施設把握のために探索しているみたいで、リネアや他の魔人達より一足先に、城内を把握したダインがそれぞれ、ツアーみたいなことをしている。

 特にやることが無く手持ち無沙汰になっているから、執務室でマトゥッターを弄るしかやることが無い。

 画面には相変わらず、休みなしに個人チャットで中間報告が届いてくる。

 マジで暇なの?この魔神軍は暇を持て余すことが多い暇人の集まりなのか?


 「…それで、早速この城下町でまた、お茶会の誘いをそちらからした…と」


 この前にアフタヌーンティーをした時に次はモニカと一緒にとかいう約束をしたが、それを前倒しにしたという事で城下町にやってきたわけだが、なんていえばいいのか…

 昔の繁華街のような和傘が飾ってある団子屋があったり、昔にタイムスリップした気分だ。

 まぁ、異世界転生してきた時点でもうどんな気分とか一回体験してはいるんだけど、インパクトが全くない。


 「さっきからカフェもちらほら見えるけどなんで、スルーしているの?」


 「モニカとレイ…ヨアケガラスの名前ですね。には、集合場所は決めてあるのでそこに向かっています」


 でも、本当に広いな。奥に行くにつれて秋葉みたいに電気街になっているけど、普通は逆じゃないのか?


 「あれ?ヨアケガラスも呼んだの?」


 マーリンが思いつめた顔をしたら顎に手を当てて目付きが鋭くなった。


 「親睦を深めるような物ではないのですが、一番聞きたいことがあるので」


 まぁ、こんなに真剣な顔するのなんて見てないからそれなりに重要な話なんだろうな。

 そして、ついた場所は予想を遥かに上回る場所だった。


 「…麻雀?」


 「カラオケボックスや防音壁にマンガも取り付けていますよ。そこのオーナーが私の部下なのでそこそこの部屋を割引でつ使わせているんですよ」


 それでも、麻雀の文字が一番でかい。


 「モニカとレイは四階の403号室ってメールで書いてあったので急ぎましょう」


 「えっ待たせてるの!?だったら急がないと」


 階段を慌てて登ろうとしたら激しく体を動かしてしまったため勢いに負けて階段から足を踏み外してしまった。


 「ふにゃ?あわわわわわっ!!」


 「っと、危ないですから」


 もう少しで落ちそうだった身体をマーリンが支えて助けてくれる。

 はぁ~助かった。まだ身体に慣れてないのか油断すると本当に危なっかしいと言うか、自分の事なんだけどな。


 「階段ではなくエレベーターを使いましょうねー」


 「はーい…」


 少し申し訳ないと思ってしまう。

 そして403号室に無事に到着できた。


 「失礼しまーす」


 「…フルハウス」


 「ん~スリーカード…」


 モニカとレイはトランプでポーカーをやっていた。


 「じゃあ、このチューインガムはあげるよ」


 「おやおや、ポーカーやっているの?僕と魔王様も混ぜてくれないかな」


 「あっ来たんだね。いいよ、やろうか」


 モニカは普通に聞き取りやすい話し方で言ってくれた。


 「じゃあ、早速トランプを配るよ」


 トランプを配っていると店の定員が、全員分のドリンクを運んできた。


 「ありがとー!わーい、めろんそーだだー♪」


 なんだろう…このコロコロ変わるキャラは


 「って、そうじゃなくて…!今日は遊ぶために来たんじゃなくて話が聞きたくて来たんであって———」


 それから数時間後


 「あっそれポン」


 「ふっリーチだ」


 「ロン平和のみ」


 それぞれ、ポーカーから、ブラックジャック、コロコロとゲームを変えて賭け事をしていた。

 ちなみに、賭けている物は偶然ポケットに入っている物を賭けている。


 「魔王様…またダマテンパイですか…」


 「ルールは一通り見たからね無駄に手を伸ばすよりは手堅い手を使った方がいいからっと…あっツモった」


 「ぐああっ!割と高得点役」


 「…っ!トビ一歩手前」


 「…」

 そろそろ、話を始めたいんだけどなー

 マーリンがハッとした顔をして、いいだした。


 「あっそうだ、今日はモニカやレイに聞きたいことがあったんだった」


 「そうだよ、全然話ししないで賭け事しているの?」


 まぁ、ノリノリでそれに参加している俺も俺だけど。


 「でも、もう昼過ぎなんだけどお腹すいてきた」


 「あっ、このタッチパネルでご飯頼めるよ。タコ焼きとタルタルソースのタコ焼きと、焼きそばにポテトチップスにポテトフライと、ご飯ものは牛丼でいいかな」


 …なに、この状況。

 それぞれ、頼んだものが目の前に運ばれてきてそれに手を伸ばして口に運ぶ。


 「美味しい、このたこ焼き外はカリっと中身はとろ~りタルタルソースもおいひぃ~」


 意外とモニカの食レポ上手いな。


 「…一先ずは腹ごしらえをするしかないの?」


 賭け事をしたり、昼食をしたり、なんでこんなにグダグダな感じなんだろう。

 この前の東の魔人族との戦いよりも圧倒的にこんなダメな話がとても高低差があり過ぎる。

 それから、しばらくは、運ばれてきた揚げ物盛り合わせや牛丼を食べながら、話そうとしているが、ずっと口の中でもごもごしていて聞き取れないので結局食べ終わるのを待つしかなかった。

次回10月23日予定

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