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Nightmare  作者: 司馬 仲達
第1章 はじまりと王女と商人と
9/78

1-8

・用語説明


☆魔力暴走

自身が制御出来ない

魔力を保持してしまった時に発生し

最悪の場合

物であれば崩壊、人であれば死亡する

可能性がある。


今の話の場合

ビニール袋に空気を入れ続ける事により

ビニールを伸ばし

ビニール袋が含有出来る空気量が増えると

考えて貰えれば分かりやすい。


もちろん空気を入れ過ぎたら

言わずもがな(`・ω・´)キリッ

それが魔力暴走です!



☆魔力災害

ある一定領域に制御されていない魔力が

過密に集まることで環境を激変させるなどの

予想だにしないことが発生する。


過去発生した事例としては

魔物の亜種化、都市の壊滅が

上げられる。


精霊本体自体も

悪くいうと魔力災害である。


「いゃああああああああぁぁぁ」



金槌で頭蓋骨を砕かれた様な頭痛の後

強い船酔いの様な感覚に襲われ

リリスは嘔吐し、気を失った。


その日からリリスは三日三晩

高熱にうなされ起き上がる事すら

出来なくなった。




気付けばリリスは

ベッドに寝かされていた。


混濁する意識の中

両親と医者の話を聞いていると

どうやら原因は異常なまでの

魔力暴走によるものとのこと。


魔道士や武芸者は自身の魔力を底上げする為に

大気中のマナを

任意的に自身の限界を超える程取り込み

魔力に変換する修練をするのだが

その際に起こる事故に類似しているらしい。



「原因は分かりませんがもしかすると・・・・・

最悪は考えておいた方が良いかも知れません。


自発的に魔力を消費出来れば

あるいは大量の魔力を奪える物がいれば

何とかなるのかも知れませんが」



こんな幼子が大量の魔力を用いて

魔法を行使するのは難しく

他者の魔力を奪うなど魔族のみが用いる

魔法でしか聞いた事がなかった。



それを聞いたアンネはへたりと

床に座りこむ。


フランクは

医者に礼を言って帰らせると

慌ててアンネを寝室へと運んだ。





フランク達が去り静かになった後

リリスは重い身体を無理に起こす。


リリスからすれば

似て非なる状況だった。


マナを精製して魔力を体内に取り込んだ

のではなく

正しく事象を整理をするならば

精霊を取り込んでしまったが為

大量の知識とリリスの容量を超えた魔力を

得てしまったのだ。


どうやら気絶していたのは

処理しきれない情報量を

脳に急に叩き込まれたからのようだ。

起き上がろうにも熱と魔力暴走の影響で

立つことすらままならない。



医者に言われた通り

リリス自身も魔力を放出しなければ

身体が持たないことは理解していた。


そして幸か不幸か魔法の知識は既に持っている。


かといってこれだけの魔力を

ここで放出させる訳にはいかない。

魔力災害が発生する可能性がある。




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