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Nightmare  作者: 司馬 仲達
3章 終わりの始まり
77/78

3-15

「ぷっ、あはははは」



そんなやり取りを見てリリスは

堪えきれずに笑いだした。

それを見てか、シルビアとテレジアも

にこやかに微笑んだ。


2人はリリスのことをとても心配していた。

シルビア自身も今回の事では気が滅入っていた。

テレジアに相談することで多少なりとも

気が楽になりはしたが。



「妾の眷属にブレゼントじゃ!」



徐にシルビアは頬を紅くして

そっぽをむきながら紙袋をリリスに差し出した。



「はやく開けるのじゃ!!」



リリスは戸惑いながらもシルビアに

促され紙袋を開ける。

そこにはシルビアとお揃いの

黒いマントと黒のトンガリ帽が入っていた。



「ど、どうじゃ?気に入ってくれたかの??」


「あれ……??」



リリスの目からは自然と涙がひとつ零れ落ちた。

1度流れ始めた涙は留まることはない。



「あー!!シルビアちゃんが

リリスちゃんを泣かした!!」



テレジアは悪戯っぽく言うと

リリスを抱きしめ頭を撫でる。

シルビアというと慌てふためき要領を得ない。



「リリスちゃん、無理しなくていんだよ。

辛い時は辛いって言えばいいし

泣きたい時は泣けばいんだよ?」


リリスはそれを聞くと声を

殺すことが出来なくなり嗚咽する。


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