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Nightmare  作者: 司馬 仲達
3章 終わりの始まり
64/78

3-2

―――魔物騒動があった翌日。

エリーゼ達生徒会のメンバーは

マリアンヌ女王により招集を受け

謁見の間へと呼ばれていた。



「此度の貴殿らの活躍、聖騎士長より聞いてます。

ご苦労様でした」



エリーゼを先頭に全員は畏まる。

ジンも負傷しているとはいえ

女王の勅令ともあり馳せ参じている。


本来エリーゼは王族であり女王の娘にあたる為

反対の立場にいる側の人間だが

今回の立役者としてリリス達と共にいた。



「2000を超える魔物の群をたった

5人で撃破したと……。

これは本当のことですか?」



女王といえどフランクよりこの報告を

受けたとはいえ容易に信じることが

出来なかったのであろう。


報告通り大魔法級が

簡単に何度も発動されたというのであれば

これまでの国防を全て見直さなければならない。



「はい、女王様☆

以前から私が申し上げていた

“精霊操作”の賜物です」



エリーゼも正式な場ということもあり

普段のおどけた口調ではない。



「成程……」



女王は眉間に皺を寄せ目を瞑る。



「聖騎士長とエドワードを呼びなさい。

エリーゼ達は別命あるまで

部屋にて待機しなさい」



女王はそれを言うと奥へと消えていく。

緊張の糸が解れたのか

エリーゼ達は安堵の表情を浮かべた。

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