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「なるほど、たしかに
その報告書には目を通しました。
それを自身の目で確かめたいと」
フランクが話を終えると
デューイは眉間に皺を寄せて
腕を組み、顎に手を当て考え出した。
彼としてもあの報告書に
思う所はあったのだろう。
「分かりました、私は子供がいないので
親心というものが理解出来ませんが
気になる事は気になります。
但し、調査結果の共有が許可の条件です。
貸一つですよ」
それを聞いた
フランクは満面の笑みを浮かべた。
しかし、ふと冷静になり考えてみると
調査報告を纏めるなら
いや纏めて出さなければいけない
案件には違いないので公務として
取り扱いをすれば良かったのではないか。
そう思った矢先、
「貸一つですからね」
ポンっと承認印を押す軽快な音がすると
瞬く間にフランクの休日申請は
デューイの机の中に消えていった。
調査結果は言わずもがな
平時とはいえ国家随一の隠密達なのだ。
彼らが報告したことと何も変わりはなかった。
一先ずこれを受けフランクがした事は
娘には兵士と同じ木剣では
体格にも合わなく非効率と考えた為
細身の木剣と傷薬を買い、
そっと自宅の書斎に置いておいた。
フランクの調査録は
後日談や閑話として掲載しようかと
考えています。
まだ5ページ目ではあるのですが
既に過去回想が本文の文字数を
超えてしまいましたorz
書いてたら楽しくなってしまって(´>∀<`)ゝ
仕方ないよね!!
なので、ここから先の
“フランク奮闘記(仮題)”は後日また(・ω・)ノシ




