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・人物紹介
☆デューイ・マクスウェル
自由奔放なフランクを支える影役者。
世話女房。
計算高く感情ではなく理性に従って行動する。
周りからはクールな
出来る人間と見られており
実際そうなのであるが
フランクに対してはすぐキレる。
容姿に感して作者が設定するのは
メガネ、イケメンのみ。
出来る副官はメガネ!
クールなイケメンは細ぶちメガネ!!
絶対に譲れない(真顔)
魔術学園には彼のファンクラブが
存在する。
ちなみに、恐らくデューイが1番
設定が長いが作者は男(謎)
隊員達を追い出した後、
真っ先にフランクがしたのは
明日の聖騎士副団長の予定の確認だ。
王都を離れることなく
重要な任務も任されていないと
確認するや否や休日申請の紙を取り出した。
休日は月により予め決まっているのだが
聖騎士団といえど急務が無ければ
急な休みは取れる。
何せ今は魔族の襲来も10年以上なく
他国との戦争もない平和状態だ。
休日申請の紙の理由欄に
“知人の見舞いの為”と書き
間違いがないか確認した上
末筆に“明日は副団長に全権委任する”
と付け加えた。
言うなれば、明日は誰も邪魔してくれるな
という事だ。
それを持つとフランクは
副団長であるデューイの執務室へと
足早に向かった。
「……で、何なのですかこれは」
デューイはこんこんと人差し指で
渡された休日申請を叩きながら
にこやかに般若の笑みで青筋を
立てながらフランクを威圧した。
「いや、知人がな急に倒れてだな。
見舞いに行きたいじゃないか?」
フランクはというと部下であるデューイを
前に借りてきた猫のように縮こまっている。
上手くいくと彼は信じていた。願っていた。
友人が倒れてしまったのだから
必ず休日をすんなりくれると。
ただ、実際蓋を開けてみると
生徒が先生に
適当な嘘を並べて欠席届けを出しに来て
叱られている状況と大差ない。
フランクの額には汗が浮かび上がる。
「今時の学生だってもっとマシな嘘をつきます。
何なら団長の御友人とは誰ですか。
私は団長の友人関係を承知していますが
誰も病に伏せっているなど聞いておりません。
つまるところ
本当の事を話さない限り許可は出しません」
本来、休日申請は上長に提出する物だか
騎士団長は副団長に提出し許可を
貰うというのがこの国では定石だ。
王国の武としての守り手である2人が
同時に休暇を取ってしまうと
有事の際、迅速な対応が出来ない為である。
もちろん、2人が共に休むことはあるのだが
その際は盤石の構えを取った上での
休みとなる。
「どうしても答えなくては……」
「駄目ですね」
デューイはフランクが言い終える前に
ピシャリと言い放った。
それはそれは素晴らしい笑顔で。
肩をガックリと落としたフランクは
ゆっくりと恥を忍んで
先程あったことを話し出した。




