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Nightmare  作者: 司馬 仲達
第2章 メイドと学園長と生徒会と
55/78

2-27

「そんなアホな……」



ジンが砲弾の軌道修正なんて

簡単にやってのけるのは分かり切っていた。

ただ問題なのはその後だった。



ジンが放った一閃は剣で放ったモノとは

到底思えなかった。

空が一瞬にして紅に染まる。


それはワイバーン達を紙の様に

意図も簡単に切り裂き


鎌鼬(かまいたち)を起こし

何百もの屍を築き上げ

空までを切り裂いた。



「それじゃあシルビアちゃん☆

やっちゃおうか!」


「はいっ……」



呆然としていたシルビアは

エリーゼが言うまま己の役割を

成さんとする。



「アイシクルランス!」



この行動が、この後ジンに降りかかる

厄災の助長となることと考えもせずに。



察しが良かったリリスは

この時点で気付いてしまった。

この後何が起こるかを。



「ご、ごめんなさい」


「リリ坊、何がごめんなんや?」



その様子をエリーゼは

冷ややかに口の端を釣り上げ

さも愉快だと言わんばかりに

声を殺して嘲笑する。



時に

現実は知識による空想よりも生々しく

如実に(ことわり)を具現する。

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