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Nightmare  作者: 司馬 仲達
第2章 メイドと学園長と生徒会と
47/78

2-19

「すっごい数だねぇ☆

でも有象無象の寄せ集めが来ても

興奮しないなぁ……」


その中で異色を放つのはエリーゼである。

城壁に登って最初は楽しそうに見ていたのだが

今はつまらなさそうにしている。


「ち、な、みにー☆

ジンジンのダモたんも抜けないよね?」


「抜けないですが……

なんですか、ジンジンて!?

会長、それに“ダモたん”ではなく

“ダモクレス”です!聖剣なんですよ!?」



聖剣ダモクレス。

王家の宝の1つであり所有者が

危機的状況にならなければ

鞘から抜剣することすら叶わない。


また刀身には

闇魔法ドレインが付与されている為

常に大気中のマナを喰らい魔力を

内封し続けており

抜剣かつ、それを制御出来る者がいれば

人外な力を持ち合わせることが出来る。



いつも穏やかなジンだが

語調を少し荒らげる。

聖剣を“ダモたん”扱いされて心外だったのだろう。



「こ、皇女殿下!!

何故この様な危険な場所に!?」



この騒ぎを聞きつけてかは

どうかは分からないが聖騎士長であるフランクが

作戦本部より駆けつけてきた。

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