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“ぱんでみっく”が営業を終えると共に
テレジアとは別れ、3人はメイド達と共に
生徒会室へと向かった。
シルビアは通常運行に戻り
メイクも落として髪の毛もボサボサになり
眼鏡をかけている。
「“ダークネスちゃん”☆分かっていると思うけど
こちらがリリス・ハーバードさん!
ボクの恋人だよぉ☆」
「は、はいっ……。宜しく御願いします……」
「宜しくです!シルビアさん」
シルビアはおずおずと手を出し、
リリスと握手を交わす。
そんな姿にリリスは喜び興奮する。
「今は仮初の姿なんですね!
私、そういうの何か憧れちゃいます!!」
リリスの純粋さが
今のシルビアからすれば痛いらしい。
ごにょごにょと何かを呟きながら
顔を俯け、上気させた。
エリーゼはそんな2人の初々しさが
気に入らなかったのか
足早に生徒会室への道を急いだ。
彼女からすれば
リリスが好意を向ける対象は
全て敵なのだろう。
シルビア通常ver
エリーゼ「リリたんは、ボクのだよ!」
シルビア「えっ、あ、はい……」
エリーゼ「だからリリたんは、ボクのだってば!!」
シルビア「はい、ごめんなさい……」




