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Nightmare  作者: 司馬 仲達
第2章 メイドと学園長と生徒会と
38/78

2-10

・人物紹介

☆シルビア・アイスブランド

又の名を

ダークネス・トロイメント・ドラキュリア。

生徒会書記で中等部。

普段はとても大人しく西洋人形の様に

可愛らしいのだが、ただの厨二病。


学園内に“ぱんでみっく”という店を持ち

店長をしているのだが

全く流行っていない。


家賃は研究室という体で申請しているので

かかっていないのだが

研究費を食材費、人件費、ミニチュア制作費に

つぎこんでいて大赤字。


水魔法を得意とするが闇魔法も使えるが

本人は気付いていない。

ダークネスの時は金髪ツインテール

普段は髪を下ろしている。

「ハーハッハッ。

よくぞ妾の店にやってきたな愚民共」



店に入るなり

店長らしき人物は店のカウンターの上に

乗っており高圧的なお出迎えをされる。


店内は酒場を改装した様で

窓は黒のカーテンで仕切られ

あちらこちらに魔物の

可愛いミニチュアが置かれていた。


装飾もなかなか凝られており

あんな呼び込みと店構えでなければ

悪くない客数が見込めるはずだ。



「どうじゃ、どうじゃ妾の下僕たちは?

可愛かろ?可愛かろ??」


「はい!凄く可愛いです、

特にこれなんか、つぶらな瞳が」



店主らしき人物はとうっと、

カウンターから飛び降りると

ミニチュアに夢中になっている

リリスの元に駆け寄ってきた。


彼女も久方ぶりの客で嬉しいのだろう。

心做し声が上擦っている様に思える。


ミネルバはそこでふと気が付いた。

八重歯を付けてゴシック調のドレスを羽織り

黒いマントを付けているが

どうも見ても思い当たる人物がいるのだ。



「あれ?シルビア様では御座いませんか」


「な、な、な、何を言っておる。

そなたは!?」



シルビアと呼ばれた人物は

あからさまに挙動不審になる。



「我が名は

ダークネス・トロイメント・ドラキュリアである。

決してシルビアという名ではない!!」



かなり練習していたのであろうか。

ふわっとマントを翻して恥ずかしい格好を

しているのだが、良い意味で決まっている。

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