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「精霊に自分の方が
上位者だと分からせば可能です!」
「ほうほう、
それでその上位者になるには
どうしたらええんや」
撫子のペンが怒涛の如く走る。
魔法社会の常識が覆されつつあるのだ。
これが商売の種にならない訳がない。
「普通は強い属性を持った魔具があれば
精霊は応えてくれます。
私自身やったことないので
確証はないですが……」
「ほんじゃ、リリ坊はどないやって
精霊を操ったん?」
リリスは一呼吸おく。
「それは……」
リリスが話そうとすると
エリーゼの横槍が入った。
「教えれるのはここまでかな☆」
「そんな殺生な……」
エリーゼの瞳からは強い意志が
感じ取れる。
長年の付き合いだ。
これ以上は、何があっても情報を
聞き出すことは出来ないだろう。
「その代わり1つボクが方法を
教えてあげるね☆
上位者と認識させるには大精霊の試練を
乗り越えれば大丈夫かな!」
ええこと聞いた!と再び撫子はペンを走らせるが
すぐにしょぼくれる。
「大精霊て聖域におるやつやろ。
聖域て王家が管理してるから入られへんやんか」




