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Nightmare  作者: 司馬 仲達
第1章 はじまりと王女と商人と
27/78

1-26

「実は☆前の会議で

条件付きで解放されることになりました!」



エリーゼは

パチパチパチと手を叩きながら

とんでもない事を言い出す。



「王家としてもねぇー

資質ある人には頑張って欲しいから☆」



それを聞くなり撫子は帰る支度を始める。

聖域といえば王国からかなり遠方に

しかも東西南北に別れて存在する。


緊急用の転移魔法陣は

存在するらしいが王家がそれまで

開放するはずがない。


つまり、聖域に向かう道中の警護や食糧

宿の手配など様々なセールスチャンスが

転がってる。



「ちなみに、その情報の公表はいつや?」


「明日でーす☆」



ふっざけんなーと叫びながら

撫子は大慌てで部屋を駆け出していった。

撫子が去り、静かになった後

エリーゼはそうだっとポンと手を叩く。



「リリたん☆

間違っても人に精霊を吸収出来るなんて

いっちゃダメだよ!」



ニッコリと笑っているが目は

全く笑っていない。

リリスは底知れぬ恐怖を感じて

首を縦に降るのだった。




ーーーその夜。

王宮に忍び寄る1つの影があった。

それは自身の目を疑う。

いるはずのないエリーゼが王宮の廊下を

歩いていたからだ。


ちっ……とそれは舌打ちをし

闇夜に消えていった。




See you next Nightmare

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