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Nightmare  作者: 司馬 仲達
第1章 はじまりと王女と商人と
15/78

1-14

お風呂を出た後も

エリーゼは平然とリリスの部屋に

入ってくる。


「えっと、会長何か御用ですか」


「お風呂で2人の時はぁ

お姉ちゃん☆って呼んでくれる

約束したでしょ」



お風呂という単語を聞いて

リリスは耳の先まで上気する。


お風呂場での出来事は壮絶なものだった。

リリスの先程の警戒はどこえやら。


人間は案外、単純なもので

衝撃の上により強い衝撃を重ねられると

感覚は麻痺してしまうのだ。



「それにここは“ボクと”リリたんの

愛の巣だよぉ☆」



・・・・・そういうことですか。

リリスは自身の状況整理のなさに

恥ずかしさを覚える。


考えてみれば不自然過ぎた。

煌びやかな調度品、メイドの常駐。


リリスも一端の貴族だから

好待遇を受けていると考えてしまっていたのだが

貴族がほとんどの

この学園でそれは有り得ない。


貴族より上

王族が住む部屋にリリスが

一緒に暮らすことになったから

この待遇だったのだ。



ぐぅううう。

そんな中リリスの腹の虫が

鳴き始める。

再度、リリスは赤面した。


そう言えば、朝食から

何も食べていなかった。



「リリたんてば、お腹の音まで

ホントにラブリー☆

お姉ちゃんが食べさせてあげますからね!」



エリーゼが呼び鈴を鳴らすと

直ぐに夕食が用意され


王宮料理が出てくるにも関わらず

作法も何も無い騒がしい食事が始まる。



就寝時間になっても

ベッドはひとつしかない訳で。


昼間寝過ぎたせいもあり

五月蝿い同居人のせいで

リリスが寝不足になったのは

言うまでもない。





小さい子が使う

舌足らずの敬語って

不思議な魅了がありませんか?笑


1度好きな声優さんで

脳内変換してみて下さい・:*+.(( °ω° ))/.:+

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