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Nightmare  作者: 司馬 仲達
第1章 はじまりと王女と商人と
13/78

1-12

「皇女殿下、リリス様に明日の日程の御説明を」



メイドの1人がエリーゼに進言する。

エリーゼは皇女殿下という呼び方に

むぅと膨れ不服だった様だが

それを変えさせるのは困難の極みというもの。



「明日は学力と魔力テストをします☆

どーせ、リリたんはボクと

同じクラスになるけど形式は形式。

メンドーだけど我慢してねっ」


リリスはエリーゼの一人称に

驚いていると

明日の詳しい日程表を

さっとメイドがリリスに差し出す。


メイドの意図を読み取り

リリスは余り深く考えず資料に目を落とす。

かなり細かく書かれており読み辛かった。



「ちなみに☆

リリたんは精霊は何種類いるか知ってる??」



資料に集中していると

どうでもいい様な質問が飛んでくる。



「私が対話を行えた数だけでいうと7種類です」



資料が細かすぎる上

誤字脱字だらけだった為リリスは

事務的に回答する。



「ふぅーん

“4種類”じゃないんだね」



周囲がざわついた後

リリスがしまったと顔を上げた時には

にこやかに笑っているエリーゼはいなく

冷たい眼をした1人の皇女殿下がいた。



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