第53話 悪役令嬢、三週目の火曜日を歩む
「悪女は正しい」をお読みいただいている皆様、お待たせいたしました。第五十三話より、投稿を再開いたします。
またレオノーラたちの日々をお届けできることを、とても嬉しく思っています。どうぞ、ゆっくりお付き合いいただけますと幸いです。
――――――
火曜日の朝、帝国からの書簡は、なかった。
オットーが朝の業務一覧を持ってきたとき、その紙の上に、書簡はなかった。
(――月曜日の夜に出しましたのね)
(返信は、また、数日後かもしれませんのね)
(でも――「まだ来ていない」ですのね)
窓の外を見た。今日の王都の空は、火曜日だった。
(――また、曜日で呼んでいますのね)
(先週の火曜日は「いてくれる青」でしたのね)
(先々週の火曜日は「気合いが馴染んだ光」でしたのね)
(今日は――その二枚が重なった上に、三枚目が重なる日ですのね)
(月曜日、三枚重なって「一緒にいる青」になりましたのね)
(火曜日の三枚目は――どうなりますかしら)
窓の外の青を、しばらく、見た。
(――「気合いが馴染んだ光」の、馴染もうとする気配は、ありませんのね)
(「いてくれる青」の、古い友人に会えたような新鮮さも、今日は違いますのね)
(今日の青は――ただ、そこにあって、寄りかかっても崩れない感じがしますのね)
(「頼れる」という言葉が、浮かびましたのね)
(でも――もう少し、この青の中にいますのね)
――――――
火曜日は、定例の文官報告が二件あった。
オットーが、朝の業務一覧を差し出した。
「――今日の予定は、以上でございます」
「わかりましたわ」
一件目は、南区診療所の週次確認だった。
「担当医師からの所見:「今週、これまで見たことのない家族が訪ねてきました。近所で『困ったらあの診療所へ行くといい』と聞いたそうです。誰からその話を聞いたのか尋ねてみましたが、はっきりとは覚えていない、ただ自然にそう言われて足を運んだ、とのことでした」」
レオノーラは、その言葉を、しばらく、見た。
(――「困ったらあの診療所へ」という言葉が、誰のものでもなく、みんなのものになっていますのね)
(先週は「名前のない誰か」が声をかけましたのね)
(今週は――その声すら、誰のものかわからないまま、地域の言葉になっていますのね)
(「来た」「連れた」「教えた」「お使いで来た」「機能した」「自己判断で来た」「動かした」「感謝を届けた」「円を描いた」「声をかけた」)
(そして今週――「言葉そのものが、場所の名前になった」)
(十一枚目のページに、なりましたのね)
「――オットー」
「はい」
「――「困ったらあの診療所へ、という言葉が、誰のものでもなく地域の言葉になっていた」という事実を、十一枚目のページに記録してください。誰が言い始めたか、もうわかりませんのね。それでいいのですのよ。わからないまま広がることも、確かに残る形の一つですのね」
老執事は、少しだけ、目を細めた。
(――十一枚目のページが、加わりますね)
(一人の子どもから始まった記録が、今日は「誰のものでもない言葉」という、名前のない土壌になりましたよ)
(場所が、もう「文化」ではなく――「当たり前の知識」になっていますよ)
二件目は、周縁部第一区の緑地化工事の週次報告だった。
「担当者からの所見:「計画外の草花ですが、今週は葉の変化はありませんでした。四枚のままです。ただ、隣の苗との『一緒にいる』感じは、今週も変わらず続いています。もう、誰も気にしなくなってきたくらいです」」
レオノーラは、その言葉を、もう一度、読んだ。
(――「誰も気にしなくなってきた」ですのね)
(気にしなくなることが、深まりの証ですのね)
(「向き合う」→「並ぶ」→「一緒にいる」→「当たり前の景色」→「気にしなくなる」)
「――オットー」
「はい」
「――「変化なし。ただし、誰も気にしなくなるほど当たり前になった」という一行を、そのまま記録してください。気にしなくなることは、忘れることとは違いますのよ。深く根づいたから、気にならなくなりますのね」
オットーは、少しだけ、間を置いた。
(――「気にしなくなること」を「根づき」と定義されましたよ)
(以前のお嬢様なら、報告に値しないと判断されたかもしれません)
(今は――静けさの中にある確かさを、ご存知です)
――――――
昼過ぎ、マリアが昼食を持ってきた。
「――今日は、どんな空ですか」
「火曜日の空ですのね」レオノーラは言った。「でも――先週の火曜日とも、先々週の火曜日とも、少し違いますのよ」
マリアは、トレイを置きながら、少しだけ、目を細めた。
「――どう違うんですか。先週は「いてくれる青」でしたよね」
「ええ」レオノーラは言った。「先々週は「気合いが馴染んだ光」で、先週は「いてくれる」という安心がありましたのね。今日は――安心を通り越して、寄りかかっても大丈夫だという感じがしますのよ」
マリアは、少しだけ、考えた。
「……なんか、それって、使い慣れた椅子みたいな感じですかね。最初は「新しい椅子だな」って意識するけど、そのうち「あ、この椅子がある」って安心するようになって、三回目くらいになると――座るとき、何も考えずに、体重をかけて寄りかかっちゃう、みたいな」
「「寄りかかっちゃう」」レオノーラは言った。「――ええ。壊れないとわかっているから、力を抜けますのね。「気合いを馴染ませた」でもなく、「いてくれる」でもなく――今日は、わたくしがその青に、体重を預けている感じがしますのよ」
マリアは、少しだけ、窓の外を見た。
「……今日の空って、なんか、頼っても大丈夫な感じがしませんか。困ったときに、そこにあるってわかってるから、安心して他のことを考えられる、みたいな」
「「頼っても大丈夫」」レオノーラは言った。「――ええ。「いてくれる青」は、まだ、いてくれることに気づいて、感謝する感じがありましたのね。今日は――いてくれることを、当たり前の前提として、他のことに気を配れますのよ。「頼れる青」とでも言いますかしら」
マリアは、それを聞いて、少しだけ、止まった。
「――「頼れる青」って、もう空のことを疑ってない感じですね。今日はどうかな、って確かめなくても、そこにあるのがわかってるっていうか」
「ええ」レオノーラは言った。「疑わなくなること――それが、「頼れる」ということですのね。「いてくれる」の次に来るのは、「いてくれることを確かめなくなること」ですのよ」
(――「頼れる青」)
(言ってから、少し、止まりましたのね)
(「気合いが馴染んだ光」と「いてくれる青」と「頼れる青」が――同じ火曜日の名前として、三枚、並びましたのね)
(一枚目は「馴染み」、二枚目は「安心」、三枚目は――「疑わなくなること」ですのね)
(馴染んで、安心して、疑わなくなる――それが、火曜日の三枚重なる形ですのね)
(月曜日は「一緒にいる」でしたのね。今日は――「頼れる」ですのね)
(同じ三枚重なりでも、月曜日と火曜日では、辿り着く場所が、少し違いますのね)
「――マリア」レオノーラは言った。「今週も、あなたの言葉から出てきましたのね。「寄りかかっちゃう」という言葉から、「頼れる青」が生まれましたのよ」
マリアは、少しだけ、にこりとした。
「――三週目の火曜日にして、また言葉を拾ってもらいましたよ。なんか、光栄です」
(――「拾ってもらう」)
(マリアの言葉は、いつも、渡す前には自分でも気づいていない形をしていますのね)
(渡してから、初めて、その言葉が何であったかが、わかりますのね)
――――――
午後、周縁部第二区の巡回に出た。
先々週、何もない整地された土として「前の一枚」に記録した区画だった。
担当者が、案内した。
「――こちらでございます。今週、初めて、芽が出ました」
レオノーラは、小さな緑の点を、しばらく、見た。
(――「前の一枚」として記録した、何もない土から、芽が出ましたのね)
(「変化なし。ただし植えた翌週の変化なし」「まだ何もない」――そう記録し続けた先に、これがありましたのね)
(見えないところで、「始まり」は、もう始まっていましたのね)
(それが、今日、見える形になって、戻ってきましたのね)
担当者が、続けた。
「――他の区画は、まだ変化がございません。ですが、この区画だけ、少し早く、動き始めたようです」
「――担当者」
「はい」
「――「前の一枚として記録した区画に、初めての芽が出た」という事実を、そのまま記録してください。何もない日を記録しておいたからこそ、今日の「出た」が、確かな「始まりの形」として見えますのよ。記録は、未来のために置いておくものでもありますのね」
担当者は、静かに、一礼した。
(――「未来のために置いておく記録」)
(お嬢様が、以前、そうおっしゃっていたことが、今日、実際の形になって現れましたよ)
――――――
温室に戻ったのは、夕方近くだった。
二つの芽が、そこにあった。
植木鉢の前に、しゃがんだ。
エーデルローゼの芽は――先週より、わずかに高くなっていた気がした。葉が、三枚のままだった。でも、今日の光を受けて、全体に、根を張ったような静かな強さがある気がした。
(――「根を張ったような静かな強さ」)
(一週目の「落ち着いた深さ」、二週目の「週を持ち越してきた落ち着き」、三週目の「そこにいることが当たり前の落ち着き」の次の、今週ですのね)
(「深さ」が「持ち越し」になって、「持ち越し」が「当たり前」になって、「当たり前」が「静かな強さ」になりましたのね)
(当たり前になった先に――揺るがない強さが来ますのね)
子爵の庭の薔薇の芽は――葉が、五枚のままだった。
(――先週増えた五枚目が、そのまま、しっかりと留まっていますのね)
(「変化なし」が続いた後の変化が、今週は、変化がないまま定着していますのね)
(増えたものが、根づいていく過程ですのね)
懐から紙を取り出した。二十四枚目を開いた。
「――エーデルローゼ。高さ、約三十四ミリ。葉、三枚。根を張ったような静かな強さがある気がする。今日の光、頼れる青」
書いて、止まった。
「頼れる青」
(――光の名前に、なりましたのね)
(「気合いが馴染んだ光」「いてくれる青」に続いて、三枚目の火曜日の名前が、揃いましたのね)
「――子爵の庭の薔薇。高さ、約十六ミリ。葉、五枚(変化なし)。先週増えた葉が、しっかり留まっている気がする。今日も、頼れる青」
書き終えて、二十四枚の紙を、ぱらぱらと、めくった。
(――二十一種類に、なりましたのね)
(数えるつもりはありませんでしたのに、わかりましたのね)
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夕方、オットーが書斎に入ってきた。
「――お嬢様。本日の記録についてでございますが」
「ええ」
「――診療所の記録に、十一枚目のページが加わりました。「来た」から「声をかけた」まで続いた記録に続いて、本日「その言葉が、誰のものでもなく地域の言葉になっていた」という記録でございますね。今回は初めて、記録の中に「発信者すらいない事実」が現れました」
レオノーラは、それを聞いて、少しだけ、考えた。
(――「発信者すらいない」ですのね)
(一人の子どもから始まった物語が、今日は、誰の物語でもなくなりましたのね)
(それは――失われたのではなく、みんなのものになったということですのね)
「――ええ」レオノーラは言った。「十一枚重なって――記録が、誰か一人のものではなくなりましたのよ。名前のある子どもから、名前のない誰かへ、そして今日、名前を問うことすら意味をなさない「みんなの言葉」になりましたのね。これは、消えたのではありませんのよ。溶け込んだのですのね」
オットーは、静かに、一礼した。
(――「溶け込んだ」)
(お嬢様が、初めて、その言葉を使われましたよ)
(十一枚のページが重なって、一人の物語が、今日「場所そのものの言葉」という、輪郭のない形になりましたよ)
「――また、温室の二十四枚目には「頼れる青」という記録が入っております。「気合いが馴染んだ光」「いてくれる青」に続く、三枚目の火曜日の名前でございますね。光の名前は二十一種類になりました」
レオノーラは、それを聞いて、少しだけ、考えた。
(――「気合いが馴染んだ光」「いてくれる青」「頼れる青」が、三枚、並びましたのね)
(一枚目は馴染み。二枚目は安心。三枚目は――疑わなくなること、ですのね)
「――ええ」レオノーラは言った。「月曜日は「一緒にいる」に辿り着きましたのね。今日、火曜日は「頼れる」に辿り着きましたのよ。同じ三枚重なりでも、曜日ごとに、辿り着く場所が違いますのね。月曜日の根と、火曜日の根は――別々の場所に、それぞれ、張っていますのよ」
老執事は、深く、一礼した。
(――「別々の根」)
(先週の「流れが根になる」の次に、今日、新しい言葉が出てきましたよ)
(月曜日の根、火曜日の根――それぞれの曜日が、それぞれの根を持ち始めていますよ)
(この根々は、いつか――隣同士で、触れ合うのでしょうか)
「――お嬢様。この根々は、いつか、繋がっていくのでしょうか」
レオノーラは、少しだけ、考えた。
「――さあ、どうでしょうかしら」レオノーラは言った。「でも、根は、地上から見えないところで、伸びていくものですのね。今はまだ、それぞれの場所にあるだけかもしれませんのよ。でも――土の中では、もう、伸び始めているかもしれませんのね」
――――――
夜、書簡を書いた。
「アドリアン。今日は三度目の火曜日でした。「気合いが馴染んだ光」「いてくれる青」に続いて、今日の火曜日の光を「頼れる青」と名付けましたのね。馴染んで、安心して、疑わなくなる――それが、火曜日の三枚重なる形でしたのよ。月曜日は「一緒にいる」に辿り着きましたのに、火曜日は「頼れる」に辿り着きましたのね。同じ三枚重なりでも、曜日ごとに違う場所に届くのだと知りましたのよ。光の名前が二十一種類になりましたのよ。診療所の記録が十一枚目になりました。「困ったらあの診療所へ」という言葉が、誰のものでもなく、地域の言葉になっていたそうです。一人の子どもの物語が、今日、誰の物語でもない、みんなの言葉に溶け込みましたのね。周縁部第二区では、前の一枚として記録しておいた何もない土から、初めての芽が出ましたのよ。記録しておいたことが、今日、確かな意味を持って戻ってきましたのね。計画外の草花は、今週も変化がありませんでしたが、隣の苗との「一緒にいる」感じを、誰も気にしなくなってきたそうです。返信は、また、数日後かもしれません。同じ時刻で。――好意として」
書き終えて、レオノーラは、その書簡を、しばらく、見た。
(――「今日は三度目の火曜日でした」から、書き始めましたのね)
(月曜日に続いて、火曜日も「三度目の」になりましたのね)
(二日続けて――「三度目の」という書き出しが、揃い始めましたのね)
封をして、オットーに渡した。
「――今夜中に」
「かしこまりました」
オットーは、それを受け取って、少しだけ、間を置いた。
「――月曜日に続いて、火曜日も「三度目の」という書き出しになりましたね」
「――ええ」レオノーラは言った。「水曜日、木曜日、金曜日、土曜日も、いずれ「三度目の」になっていきますのね。月曜日から始まった重なりが、また、一週間をかけて、全曜日に広がっていきますのよ」
老執事は、深く、一礼した。
(――「また、一週間をかけて」)
(お嬢様は、もう、急いでおられません)
(重なりが揃うことを、確かな未来として、静かに待っておられますよ)
――――――
夜、寝室の文机の上に、冊子があった。
レオノーラは、それを、手に取った。
最初のページから、ゆっくり、読んだ。
「今日は晴れ」から始まって、光の名前が並んでいた。「気合いの入った青」「気合いが馴染んだ光」「流れの中の真ん中」「週末の気配」「週末の入り口」「着いた光」「知っている青」「いてくれる青」「見えている真ん中」「知っている気配」「知っている入り口」「戻ってきた光」「一緒にいる青」。
そして、今日――「頼れる青」が、加わった。
(――二十一種類に、なりましたのね)
(火曜日の光が、三枚、並びましたのね。「気合いが馴染んだ光」「いてくれる青」「頼れる青」)
(月曜日も三枚、火曜日も三枚――重なりの層が、また一つ、増えましたのね)
患者の書簡が、挟まれていた。十一枚のページが、並んでいた。
(――十一枚のページが、並んでいますのね)
(一枚目の「来た」から、今日の「言葉が地域のものになった」まで――一人の物語が、場所そのものの言葉に、溶け込みましたのね)
(次のページには――何が来るでしょうかしら)
「エーデルローゼ。高さ、約三十四ミリ。葉、三枚。根を張ったような静かな強さがある気がする。今日の光、頼れる青」
「子爵の庭の薔薇。高さ、約十六ミリ。葉、五枚(変化なし)。先週増えた葉が、しっかり留まっている気がする。今日も、頼れる青」
(――どちらも「気がする」ですのね)
(確認できませんのね。でも――消えませんのよ)
(これが――「信じている」ことですのね)
冊子を、静かに、閉じた。
窓の外に、夜の王都があった。今夜は、穏やかだった。
南の診療所は今夜も機能しているはずだった。もう誰の物語でもなく、みんなの言葉として、その場所は今夜もそこにあるはずだった。周縁部第二区の小さな芽は――今夜も、土の中から出たばかりの姿で、そこにあるはずだった。計画外の草花は――今夜も、誰にも気にされないまま、隣の苗と静かにそこにあるはずだった。
温室には――二十四枚の記録を持つ、二つの芽があった。一方は根を張ったような静かな強さがある気がする。一方は先週増えた葉を、しっかりと留めている。
帝国では――今夜、殿下が、「三度目の火曜日」という言葉を、読んでおられるだろうか。
(――月曜日の根と、火曜日の根が、冊子の中で、並んでいますのね)
(それぞれの場所で、それぞれの根が、静かに伸びていますのね)
(これが――「重なるものに、形が見える」ということの、また一つの形かもしれませんのね)
冊子を、文机の上に、戻した。
今日の火曜日を、思った。「三度目の火曜日」という言葉で書簡を書き出した朝。「言葉が地域のものになった」という十一枚目が加わった午前。「頼れる青」という光の名前が生まれた昼。「前の一枚」から芽が出たという発見のあった午後の巡回。「それぞれの根」という感覚を持った夕方。
(――これが、今日の「あったこと」ですのね)
(三度目の火曜日の、積み重ねですのね)
(明日は水曜日ですのね)
(「流れの中の真ん中」「見えている真ん中」と来て――三枚目の水曜日は、どう重なりますかしら)
(「見えている」の次に来るものが、また、ありますかしら)
(重なって初めて見えるものが、また、ありますかしら)
(――それを、楽しみにしていますのね)
(以前は、なかった感覚ですのよ)
――――――
(第五十三話 了)
ここまでお読みいただき、ありがとうございます。
三度目の火曜日も、また一つ、静かに積み重なりました。「頼れる青」という新しい光の名前、そして十一枚目に加わった診療所の記録——小さな変化の一つひとつを、これからも丁寧に描いていきたいと思います。
再開にあたり、これからは週2回のペースで更新していく予定です。次回の更新も、どうぞ楽しみにお待ちいただけると嬉しいです。
引き続き「悪女は正しい」をよろしくお願いいたします。




