story6 本当に楽しい事は
ふぅ、やっと出来ました!学校が大変で、中々書く時間が取れなかったんですが、書き上げました!まあ、読者の皆さんはそんな事はどうでも良いと思うので、早く本編行きましょう!では、メロディリアの世界に行ってらっしゃーい!
翌日…
私は街に繰り出していた。
元は、引きこもり(だからあだ名はひきこうもり)だが、まあ異世界にきているんだから楽しまなきゃ損である。
そんな事を考えていると、ふと美味しそうな匂いがしてきた。と思うと、その匂いの元は私の胃袋に入っていた。大変美味しゅうございました。
ん?食べ過ぎだって?そんな言葉は、私の辞書にはない!
一時間後…
前言撤回、食べ過ぎました。
色んな屋台で買い食いしていたら、苦しくなってきたよね。それは、まあ食べ過ぎた所為だって事に気づいたんだよね。
まあ、仕方ないよね!シエルも食べ過ぎてたし。
食欲こそが人類か1番抗えない欲だと作者は思った。だって作者だってそうなので。
そんな事は置いといて、私は街の人たちに連れられてシエルと一緒に響館に来ていた。そこには、ピアノ(らしきもの)があった。前の世界では、一回もまともに弾いた事はない。はずなのに、何故かピアノ(らしきもの)に吸い寄せられるようにして、私は椅子に座った。そして、鍵盤を叩く!
辺りに、重い和音が響く。自然と指が体が動く。私の中の何かが解き放たれた気がした。
『運命』が響き始める。
その、悲しくも重厚な響きに街の人たちは魅了される。私が弾き終わった瞬間、響館は拍手の音にに包まれた。私の頭の中は、?で包まれていたけど。だって、ピアノ弾いた事ないもん。
まあ、こんな事考えてたって答えは出ないので他の楽器を弾く事にした。あ、ちゃんと街の人たちに弾いてみてって言われたからだよ?
私は、中学校・高校の時の吹奏楽部で吹いていた、フルート(らしきもの)を手に取った。そして吹く!
柔らかくも、煌びやかな旋律が、辺りを支配する。黄金に光る小麦畑の絶景が、頭の中に浮かんでくる。そんな、洗練された旋律に、またもや、街の人たちは、魅了されたのであった。そのフルートには、輝く水色の宝石が埋め込まれていた…
この他にも、色々な楽器を弾いてほしいと街の人たちに言われ、沢山音を奏でた。ちょっと疲れたかも。まあ、楽しかったからいいんだけど。
最後に街の人たちに、水色の宝石が嵌め込まれた、フルートを差し出された。ルリカは、気づいていないが、昨日吹いていたフルートだ。
「このフルートはこの街に古くからある、女神様からいただいた物ですが、誰も吹けないのです。ですが、このフルートも、貴方でしたら吹ける。と、私たちは思ったのです。どうか貰っていただけませんか。」
「え!いいの?ありがとう!大事にするね」
そう言うと、街の人たちは、嬉しそうに笑った。
翌日…
「私さ、このフルートに名前を付けようと思うんだよね。」
「いいんじゃない?」
「じゃあこのフルートの名前は、銀色だから…
"シルヴァ"!」
そう言った瞬間、フルートの水色の宝石が淡く光った。まるで、フルートいや、シルヴァが喜んでいるかのように。
これは、ルリカが珍しく、本当に珍しくいい名前を考えた瞬間であった。ルリカは、ネーミングセンスが皆無なので。
そろそろ、このスタッカー島からも離れようと思っていたら、街の人たちに、アクセン島をお勧めされた。そこにも、古代文明の跡地。まあ遺跡かあるらしい。うん。行ってみる価値は充分にある。
「シエル。次は、アクセン島に行こー!」
「…うん…いいよ…」
なんか、シエルの様子が変だ。
「もしかして、アクセン島に行きたくないの?」
そう言うと、シエルはつつーと目を逸らした。目は口ほどに物を言う。何か隠しているのは丸わかりだった。
「シエル〜何隠してるの〜」
「う〜いやーねー、妖精の知り合いがいるんだけどねー、そいつは、僕をライバル視してて、ダル絡みしてくるんだよ〜本当に面倒くさい。」
「へーシエルにもそんな人?がいるんだ。うーん。あ!なんか、見た目変えたら良いんじゃない?」
「あ、なるほど。」
ボワン!
煙の中から、美少女とも美少年とも見える子が出て来た。
「え、もしかして、シエル?」
「うん。そうだよ。久しぶりに変化したなー。」
「いつも、大きくなったり、小さくなるやつとは、違うの?」
「まあ、あれは魔法だけど、これは妖精特性?みたいな感じで、妖精はみんな出来るんだよ。」
「へー。じゃあアクセン島に行けるね!」
「うん!じゃあ、行こっか!」シエルは、そう言うとクジラに戻った。
私たちは、海へ飛び出した!
「うーん暇だー」
私はシエルの背中の上でつぶやいた。
「なら、もらったフルート吹いたら?」
「確かに!」
私は、いつものかばんから、ケースを取り出した。そして、その中から、フルートを取り出した。そして、吹く。
海の上に、柔らかく低い音が響く。と思っていると、煌びやかで高い音に移り変わってゆく。そんな甘美な旋律にシエルは耳を傾ける。シルヴァも心なしか、楽しそうにしている。とても幸せな時間だった。
そんな、時間を壊したのは、海の魔物だ。でっかいサメみたいな見た目をしていた。仮にメガロドンと名付けよう。メガロドン(仮)は、大波を出した。それを私が、"水音"で相殺する。
「へえ、雑魚の魔物は、なんだかんだで初めて見たかも。でも私たちがせっかく楽しんでたのに、襲ってくるだなんて。少しお仕置きが必要みたいだね。"嵐翼鈴"」
辺りに、翼の様に鈴の音の様に軽やか。それでいて、嵐の様に荒れ狂っている。そんな、音色が響く。メガロドン(仮)は、この一撃で消滅した。
「二度と来んなよ。糞鮫が」
少し、ルリカが怖く見えたシエルなのであった。
「さあ、またフルートを吹こう♪」
静かな海に、暖かい旋律が響く。ルリカたちは、幸せな時間を取り戻したのであった。ルリカは、楽しそうに、本当に楽しそうにフルートを吹いていた。と、シエルは語った。
メロディリアの大豆知識(大豆って色んな食べ物に使えるよね)
○音楽用語解説
・アクセント→強く
・フルート→歌口に直接息を吹きかけて奏でる、木管楽器。横笛。吹奏楽や、オーケストラなど、色んな分野で使われている。(多分知ってると思うけど。)
面白かったでしょーか?書いている途中で気づいたのですが、なんと、この小説…累計200PV突破していたんです!皆さん本当にありがとうございます。これからも、メロディリアをどうぞよろしくお願いします。




