story3 魔法と帝国
めっちゃ遅くなりました。すいません!本を読んだり、アニメを見ていたり、ゲームをしていたりしてたら、気づけば前の投稿から一週間ぐらいたってました。次回は気をつけます。ではではメロディリアの世界に行ってらっしゃーい!
ルリカとシエルが愚痴を語り合った日の翌日の朝…
はじまりの島で、私たちは食料などの必需品を分かれて買うことにした。この世界の通貨は万国共通でリアゼというらしい。価値は、1リアゼで約1円。日本とさほど変わらないのである。ちなみにシエルは、10万リアゼほど溜め込んでいたらしいが、そんなのでは、当分は凌げてもすぐに無くなるだろう。まあリアゼを使わないクジラにしては、持っていた方だとは思うけど。どうしたものかとシエルに相談してみると、旅人はそこに住んでいる住民たちの困り事を解決したり、珍しい物を売ったりして、リアゼを稼ぐらしい。私たちは、道中で釣った魚を売るみたいな感じになりそうである。
まあこの事はとりあえず置いといて。私は買い物を続けた。不思議な事に、ここでは日本語が通じるのだ。シエルに聞くと、ここ一帯は元の言語で通じるのだそうだ。言われてみれば、シエルとも話ができる事に疑問を持たなかったのだろうか?きっと、自然すぎたのだろう。シエルが。そんな事を考えていると、あっという間に買い物が終わった。私は元々買い物が好きな訳ではなかったのだが、シエルに渡されたリアゼと買い物メモ(葉っぱ)を頼りに、異世界で買い物をするのは楽しかった。なにしろ、元の世界では見ないような不思議な物が沢山あるのだ。楽しくなってくるのは当たり前と言えよう。シエルに、欲しい物があったら、リアゼが足りる範囲で買っていいと言われたので、シンプルなショルダーバッグと、青色のリボンがついた、麦わら帽子を買った。さすがに、電化製品とかは無いが、結構日本に売ってあるような物もあった。魔法の世界だからこその発展なのだろう。
私は、買い物が終わったので合流場所に向かう事にした。海岸である。そこでは、シエルが待っていた。「お、シエル〜早いね。」「まあね!ちょっとルリカは遅かったんじゃない?」「そう?」「あ!そうそう。やろうと思ってた事があったんだった!そのために海岸を集合場所にしたんだよー」「なにするの?」「それは…魔法の特訓でーす!」「え?マジ?やったー!」
〜日が暮れる頃〜
私は、ヘトヘトになっていた。が、色んな魔法を覚える事ができたし、音楽魔法について、もっと詳しくなる事ができた。まず、音楽魔法は曲名を唱えると、その曲に合わせた楽譜が浮かび上がり、その楽譜からメロディが流れてくるのだ。音楽魔法には、五つの系統があり、火系統の音楽魔法の事を"炎歌"。水系統の音楽魔法を"海音"。風系統の音楽魔法を"風鈴"。地系統の音楽魔法を"地声"。最後に、音楽そのものを操る"星響"。である。覚えた音楽魔法は、炎歌の下級魔法の「火歌」、上級魔法の「炎舞歌」。海音の下級魔法の「水音」、上級魔法の「海波音」。風鈴の下級魔法の「微風」、上級魔法の「嵐翼鈴」。地声の下級魔法の「震声」、上級魔法は「地深声」などである。これらの魔法は、シエルに教えてもらった音楽魔法のほんの一部である。星響は特殊で、下級や上級がなく、言ってみれば音楽魔法の奥義とも呼べるのだ。シエルでも2つしか使えないらしい。その内の1つのは、「右腕之響」というそうだ。シエル専用の曲でシエル以外は使えないらしい。もう一つは、使うと嫌な記憶を思い出すし、今は使い所がないので曲名を忘れてしまったらしい。他の星響は、古い遺跡にたまにあるらしい。今度行ってみたいものだ。
古い遺跡に行ってみたいというと、シエルは「それだったら、古代文明の跡地に行ってみるのはどうかな?」という答えが返ってきた。「それ、いいかも。そうしよう!」
ということで、次の目的地は古代文明の跡地に決まったのである。
〜移動中(3日位)〜
私たちは今、古代文明の跡地がある最寄の島に来ていた。ここは、アレグロ帝国のスタッカー島だ。みんな活気に溢れている。移動中に釣った魚やガラクタ(結構レア)を売ってリアゼにした。結構な額になってホクホク顔で街で買い食いしていると、沢山の家来を引き連れている、皇族か貴族が道を歩いていた。住人も気にしていないみたいだったので私も気にしなかった。皇族か貴族の誰かと私はすれ違う。その時私は、何かを感じた気がした。
私たちは、古代文明の跡地がどこにあるか探るために住人に聞き込みにいった。古代文明の跡地は、一般民は入れない。なぜなら古代文明には滅びているにも関わらず、防御機構が今も動いているのだから。その防御機構を突破するには、認められるか、強引突破しかないのだ。強引突破するには、身を守る最高峰の鎧が必要で、一般民には到底手に入らない代物らしい。認められるのは、皇族でさえも無理で、古代文明に入るには、最高峰の鎧を買うことが出来るほどの大富豪でないといけないのである。
住人に古代文明の跡地の場所を聞き、その場所にやってきた、ルリカたち。ルリカは、多分認められるはず。何故かこの扉に呼ばれているような気もするし。もし認められなくても大丈夫でしょう。という、謎の根拠で古代文明の扉に近づいて行った。跡地と言っても建物の様なものは残っていた。シエルは慌てた。なんせ最高峰の鎧を身につけないと身を守れないほどの、防御機構なのだ。シエルが教えた音楽魔法があるとはいえ、やっぱり不安なもんは不安なのだ。だが、ここであり得ないことが起きた。ルリカが門に触れた途端に門がゆっくり開いていった。誰一人認められなかったのに、ルリカは認められたのだ。ルリカは、「私すご…」と呟きながらどんどん跡地をすすんで行った。
面白かったでしょうか?少しでも面白いと感じてくれたら、反応してくれると嬉しいです!これからも自分のペースで進めていくのでよろしくお願いします。
ではまた次の機会でお会いしましょう♪




