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メロディリア  作者: 瑠璃
第一章 帝国編
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story10 花の唄

お久しぶりです。瑠璃です。最近プロセカ始めました。めっちゃ楽しいです。因みに推しは、神代類です。そんなことは、読者の皆さんは興味なんてミジンコも無いと思うので本編行きましょう!じゃあ話すなって事なんですけどね。では、メロディリアのセカイに行ってらっしゃーい!(プロセカに影響されてる作者)

私たちは、モデラー島に上陸した。真っ先に行ったのは、もちろん肉の屋台だ。よく見るとめっちゃマンガ肉だった。人生で初めて食べるマンガ肉に私はかぶりついた。


衝撃が走った。一口噛むごとに溢れ出る肉汁。完璧な味付け。そして、なにより肉の旨み。味付けが引き立てているのもあるが、やはり肉の旨みが1番の主役となっている。

「この肉は何肉なのだろう?」

「おう、嬢ちゃんお目が高いね!この肉は、中々出会えない血塗れの猪(ブラッディボア)の肉なんだぜ!結構強くて、高級なんだ。まあ、俺の肉切り包丁があれば余裕だけどな。」

そう言って店主は、刃渡り50cmはある大きい肉切り包丁を取り出した。

「だから安いのか。魔法は使わないの?」

「魔法?魔法で戦える訳がねえじゃねえか。変な嬢ちゃんがいたもんだ。ほら、サービスだ。友達にでも分けてやれ。」

「ありがとう!後で渡すね。」

「おう!」


私は、マンガ肉の屋台を出た。丁度シエルたちが来たようだ。

「丁度良い所に!マンガ肉を屋台の親父にサービスしてもらったんだ!2人も食べてみて、美味しいから。」

「お、おう。」

「あ、ありがとう。」

シエルとガーネットは困惑しながらも、肉にかぶりついた。

「「あっ美味、」」

シエルとガーネットが思わず零すと、ルリカは満足そうに頷いた。


「この島の遺跡はどこなんだろう?まずは聞き込みから…」

ルリカがその辺の人に話しかけようとすると、ガーネットが

「そういえば、この島の遺跡は特殊な場所にあって、島の住民ですら知らないそうだ。知ってるのは、王族とその側近ぐらいだった気がするが…」

「え、じゃあ…」

「まあ勿論知っているが。」

「「ガーネットー!!」」

ガーネットは2人にめっちゃ感謝された。


「で、遺跡って何処にあるの?」

「確か、喫茶メアの近くにあったと思うのだが…そういえば、喫茶メアのコーヒーは美味かったな。」

そう、ガーネットが思い出に浸っていると、ルリカたちの目が輝いていることに気づいた。

「やれやれ、じゃあコーヒー飲んでから、遺跡の探索するか。」

「「やったー!」」

実は、コーヒーが好きな2人だった。


「コーヒー♪コーヒー♪地球で飲んだ以来だな〜てか待てよ、コーヒーが地球の物とは違う可能性もあるのか…」

ルリカはいきなり不安になった。

「まあ、その時はその時か!」

ルリカは楽観的だった。

そんな事をしているうちに、喫茶メアに着いたようだ。

「マスター、久しぶり~」

「あ、ガーネット久しぶり〜」

店の奥から出てきたのは、なんとガーネットより幼く見える少年だった。呆気に取られているとコーヒーが出て来た。ガーネットが知らぬ間に頼んでいたようだ。ありがとうと感謝しながらコーヒーを一瞥する。これは完全にコーヒーだ。だがやはり味だよな。これでコーヒーじゃなかったらそれもそれで驚きだが。そんな事を考えながら一口飲む。


「これは…」


これはまさしく、正真正銘のコーヒーだ。なんなら地球で飲んだコーヒーの中でも、トップクラス。いやそれを超えるほどの美味しさだ。


「「美味しい」」

ルリカとシエルが思わず零すと、ガーネットは満足そうに頷いた。

さっきも見たぞ、この光景。


少し休憩を取った3人は、ガーネットに教えられ、遺跡に向かっていった。はずだったのだが、喫茶メアのキッチンに着いた。

「遺跡は?」

思わず、ルリカが問うた。

「まあ、見たら分かる。」

そう言って、ガーネットは収納を開けた。そこには、地下へ続く階段があった。

ルリカとシエルは絶句した。モデラー島の遺跡は、喫茶店のキッチン下の収納に続いていたのだ。そこから、3人は遺跡に降りていった。しばらく進んでいると、扉が見えて来た。いつもの防御機構付きの扉だ。ルリカが近づくと開いていった。シルヴァは使わなくても良さそうだ。初めて、扉が認めたのを生で見たガーネットは、少し驚きながら入っていった。

「本当にこんな事があるのか。」

そう呟きながら。



中はいつもと同じ雰囲気だ。心なしか少し落ち着く気もする。私たちは、遺跡の最奥へ進んで行った。しばらく進んでいると扉があった。そこには、水色の宝石が埋め込まれてあった。

「ここで、シルヴァの出番って訳か。」

「前、来た時もここで先に進めなくなったんだったな」

そうガーネットが思い出に浸っている。そんな事はお構いなしにルリカはバッグの中から、フルートを取り出した。煌びやかな旋律が辺りを満たす。扉は音を立てて開いていった。ルリカはここで違和感に気づいた。なぜ、ミューアはシルヴァを預けて、持っていないはずなのに、たまに扉はシルヴァじゃないと開かないようになっているんだろう?そしたら、入れなくなるのでは?

謎は増えていく。


今回は壁に、五線と音符の彫刻がなされていた。奥へ進んでいくと、書見台のような台座に本が鎮座していた。近づいてよく見てみると、楽譜だと言う事に気づいた。上に、"花の唄"と書いてある。これは、歌なのだろう。だが何の歌なんだ?そうルリカが思っていると、瑠璃色に輝く水晶が見えた。

「これで、この歌が何なのか分かるかも。」



「♪〜♪〜」

ミューアがそう歌うと、花が反応するかのように、そよそよ揺れる。

「ミューア様これは?」

思わずタクトが問うと、ルリカはこう言った。

「これは"花の唄"と言って、花と会話をする事が出来るんだよ。」

ドヤ顔で。

「ふふ。でも、花と何を話すのですか?」

「それは、花だけが出している癒しの響きの事について聞いているんだ。私の魔法の媒体は音だからね。結構役に立つと思うんだよ。」

「なるほど。役に立ちそうです。」



そこで、記憶は終わった。少し頭が痛いが、前ほどでは無い。耐性でも付いたのだろうか。とりあえず、"花の唄"が何なのかが分かったが、花が癒しの響きを出す?これまで気にしてこなかった、異世界の花にそんな事が出来るなんて。そして、もう一つ気になる事がある。それはミューアが、"私の魔法の媒体は音"と言っていた事だ。この事から、魔法には媒体が必要だと推測できる。そこで気になるのが生活魔法だ。前、音楽魔法を元にしているとシエルが言っていたが、媒体は本当に音なのだろうか?もう少し情報が欲しいところだ。その事を、みんなに話すと、興味深そうに聞いてくれた。

「確かにオスクーロが使っていたのは、音楽魔法では無かった。何か他の物を媒体にしているのかもね〜」

そうシエルが、自分の意見を話す。

「やっぱりシエルは時々鋭い。」

「む〜時々ってなんなの、時々って」

少し不満そうなのは、この際置いておく。いつもの事だが。


そういえば、メアの店主さんタクト?に似ているような気が…いや、気のせいなのだろうか。

面白かったでしょーか?前回より、ほんの少し字数は少ないです。約200文字少なくなってます。字数の割には、時間かかりました。いやー全然思い浮かばない時がありまして。全然書けてませんでした☆はい、次回は頑張ります。といいながらね多分遅くなります。

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