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戦国大戦  作者: ワンコインランチ
第3章 東日本統一編
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暗躍の目的


服部半蔵正成


徳川家康に仕えた武将。松平家の譜代家臣として

家康の午廻、鉄砲奉行などを務め、のちに家康より

伊賀同心の指揮権を預けられる。


レベル:80 HP:1000 SP:750 ATK:600 DEF:530

アクティブ【影傀儡】…意識の隙間に入り込み、自身よりレベルの低い者を

           本人の意思として操ることが可能

パッシブ【影の気配】…自身に対する警戒心を無意識に薄れさせる



半蔵は転生後、諜報活動として他国に出国中にアクティブスキル【影傀儡】による

精神支配で伊達、武田、上杉を操り今回の戦を起こさせていた。


【影傀儡】の恐ろしい所はあくまでも

本人の意思によって行動していると錯覚している事。


半蔵は転生後に状況を把握しまずは徳川が事実上従属している

織田の滅亡に取り掛かることにした。


だが圧倒的な織田信長の強さと高レベルの家臣団の存在に頭を悩ませた。

徳川単独での対抗は愚策。

では他国の大名を操り織田を滅ぼした後に徳川に味方させ

東日本をまるまる手に入れようと考えた。


そして半蔵に操られていることを自覚していない三者は裏で密約を交わし

織田信長を葬る策をたて同時期に出陣をした。



半蔵の目的は徳川家の天下統一。

ただし自身が前に出ることなくあくまでも家康による統一だった。


半蔵は知っていた。


天下統一も果たしある物を手にすれば

現実の世界に戻れることを


更にいえばどんな願いも一つだけ叶えることができ

現実世界に反映させることができる



「当主として天下統一をすれば現実世界に戻れる確率が上がる

しかし当主自ら行動するには護衛が付き身軽には動けない


ならば徳川の天下統一後に重臣である服部半蔵なら目立たず動ける」




半蔵の目論みは計画通りに進んでいた。




「家康様、俺は現実世界に帰りたいんですよ

事故で死にこの世界に来たのはラッキーでしたが

それでもチャンスがあるなら戻りたい

そのためには使える家が天下統一を果たさねばならない」


「は?

現実世界に帰れる方法があるのか」


転生後、この世界で生涯を終えると考えていた家康は

現実世界に戻れる方法がある事を初めて知る。


「そんな情報どこで知った」


「諜報中に手に入れた情報です

この情報を知っている者は数少ない」



「その戻る方法とはなんだ」


「それは・・・」



固唾を呑む家康



「簡単には教えません

アクティブスキル【影傀儡】」



半蔵は周りに気取られる事なくスキルを使用した。

一瞬、家康の眼球は全てが漆黒に変わったがすぐに元に戻った。


この一瞬で家康は半蔵の傀儡になってしまった。



「お前は徳川の当主として、伊達政宗

武田信玄、上杉謙信と協力し織田信長を抹殺しろ

ただしあくまでも表向きは織田の同盟国としてばれることなくだ


まずは佐竹義重の抹殺だ」



「・・・」



半蔵の支配下になってしまった家康は

佐竹義重の援軍から抹殺に目的を変え常陸の太田城へ足を運んだ。




そんなやり取りを密かに目撃していた人物がいた


「半蔵・・・貴様・・・」


石川数正であった。

しかしこの状況で間に入ると場が混乱してしまうのは必至のため

一先ず堪え、隙を見て他の家臣に相談することとした。




そして徳川軍が太田城の姿を視界に捉えたころには

かなり消耗している様に見えた。


「家康様!早急に攻撃を仕掛けねば

あっという間に太田城は落ちます!

今すぐにでも突撃の合図を!」


忠次の言葉に家康は迷うことなく突撃の合図を出した。



「全軍突撃!!

佐竹殿の救援だ!そして伊達成実の首を獲るのだ」



家康の号令で5千の徳川軍は一斉に太田城を包囲する

伊達成実率いる伊達軍1万に向かっていった。



「さあ、ここからようやく始まるぞ

徳川の天下統一への道が・・・」


後方でその様子を見る半蔵は笑いが止まらなかった。


「伊達に北条、武田に上杉

そして織田徳川も全てを俺の掌の上

せいぜい存分に踊ってくれ」



ここに徳川・佐竹軍VS伊達成実軍の戦が開戦した。




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