ルカによる福音書第二章 イエスの誕生秘話05
さあさあ皆さんようやく12月24日になりました!!
えぇ!!クリスマスイブですよ!!
後皆さんのおかげで純文学〔文芸〕で4位になる事ができました!
これからもよろしくお願いします!!
長い旅の末、二人はついにベツレヘムの町へとたどり着いた。
だが町は、人であふれていた。
ローマ帝国の命令による住民登録のため、各地から人々が戻ってきていたのだ。
ヨセフは周囲を見回しながら言う。
「思ったより……ずっと人が多いな」
マリアはロバの上で小さく息をついた。
「ええ……」
ヨセフはすぐに気づく。
「疲れているだろう。少し休もう」
「大丈夫です。ヨセフ」
「いや、無理はだめだ」
彼はやさしく笑う。
「今日はもう泊まる場所を探そう」
ヨセフは最初の宿の扉を叩いた。
コン、コン――
中から宿の主人が顔を出す。
「すみません、泊まれる部屋はありますか?」
主人は困った顔をする。
「申し訳ないが、もう満室だ」
ヨセフはすぐ頭を下げた。
「そうですか……ありがとうございました」
扉が閉まる。
マリアが少し申し訳なさそうに言った。
「ごめんなさい……」
ヨセフはすぐに首を振る。
「謝ることじゃないよ」
彼は穏やかに微笑む。
「まだ宿はある。探そう」
二軒目。
「申し訳ない、もう部屋は全部埋まってる」
三軒目。
「今日はどこも同じだよ」
四軒目。
「無理だね。見ての通り満員さ」
夜は次第に深くなっていく。
マリアはお腹を押さえながら小さく言った。
「ヨセフ……」
彼はすぐ振り向く。
「どうした?」
「少し……お腹が……」
ヨセフの表情が一瞬強張る。
「……もうすぐ?」
マリアは小さくうなずく。
「……はい……」
ヨセフは深く息を吸い、静かに言った。
「大丈夫」
そして優しく続ける。
「必ず、休める場所を見つける」
彼はもう一軒の宿の扉を叩いた。
コン、コン――
しばらくして、年配の主人が出てくる。
「こんな時間にどうした?」
ヨセフは丁寧に頭を下げた。
「お願いです。泊まれる場所はありませんか」
主人は首を振る。
「残念だが、部屋は全部埋まってる」
ヨセフは一度うつむく。
だがすぐに顔を上げた。
「どこでも構いません」
主人が眉を上げる。
「どこでも?」
ヨセフは真剣な目で言った。
「妻が……もうすぐ子を産むんです」
主人はマリアを見て、少し驚く。
「それは……」
しばらく考えたあと、ゆっくり言った。
「部屋はないが……」
ヨセフは顔を上げる。
「本当ですか?」
主人は少し申し訳なさそうに言う。
「裏に家畜小屋がある」
「……」
「きれいな場所じゃないが、風はしのげる」
ヨセフの顔が明るくなる。
「それで十分です」
彼は深く頭を下げた。
「ありがとうございます。本当に」
主人は苦笑する。
「礼を言われるほどじゃない」
こうして二人は、
静かな家畜小屋へと案内された。
それは決して立派な場所ではなかった。
だがその夜――
そこに、世界を変える命が生まれようとしていた。
さあ今日の名言は~「鞭を控えるものは自分の子を憎む者。子を愛する人は熱心に諭しを与える」
です!
イエスが生まれるので子供を持つ親に子の名言を書きました!
では皆さん良い1日を!!




