第六話 血染めの夢なんだけど
*前回のあらすじ*
魔王オベイロンにボコられたけどなんとか倒せました。
またこの夢だ・・・。
けど場所が違う・・・、ここは戦場だ・・・。
今日戦った戦場とは状況が違う、相手は人間だ・・・。
けど目の前に居る軍勢が人間のはずなのになぜか獣の群れに見える。
こちらの戦力はたった二人、いや今の自分は剣だから一人か。
けれど空から降り注ぐ太陽の光が自分を照らしていると思うと勝てない戦でないと思える。
自分と同化仕切っている担い手の唇がニヤリと歪むと、そのまま駈け出した。
獣の群れがその行動に慌てたように動き出すが遅い。
赤い血が、まるで花の様に咲き誇る。
あぁ・・・、だれかがもっと狂えと、もっと喰らえと叫んでる様に聞こえる。
それに呼応するように命が刈り取られていく。
さっきは花の様に思えた獣の血が、まるで雨のように降り注いでいる。
もっとだ、もっと散らそう。
燃えるような紅い血をもっと受けたい。
なぜなら憎いから・・・。
花を咲かせ、雨を降らせた塊が地にごろりと転がっていく。
一匹斬る毎に満たされていく。
あぁもっと・・・もっと命を寄越せ・・・!
気づけば集まっていた全てを狩り終わっていた・・・。
足りない・・・。
この程度じゃまだまだ満たされない。
狂いそうになるほど血が欲しい、命がほしい。
そういえばこの獣達は自分たちの街を守っていたのだ。
子供の血は甘いだろうか?
(違う・・・。)
女の血はどれだけ美味か・・・。
(やめろ・・・。)
抵抗できない命はどれほど満たしてくれるのか・・・!
(やめてくれ・・・!)
さぁ、殺そう!
命は憎い、この世に生きとし生ける物全てを殺し尽くそう。
星の輝きさえも殺し、世界全てを殺しつくそう!!
(もう・・・やめてくれ・・・・!)
ふと、足元を見ると旗が転がっていた。
これは良い、幾万の血でこの旗を赤く染めよう。
命を喰らう悪鬼の旗に相応しい。
さぁ・・・、あの獣の街のイキモノの血も、私とこの旗で吸い尽くそう!
(やめろぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!)
斬った時の痛みが!苦しみが!俺を蝕む!!
誰か・・・!誰でも良い!俺に触れてくれ・・・!
あんな・・・あんな狂気に染まらないように俺に触れてくれ・・・!
俺は・・・!あんな風に壊れたくない!!
誰か・・・、俺を・・・・殺してくれ・・・・・・・。
はいとっとこたぬたろうです!
大丈夫生きてますよ!
更新が遅れてる理由なのですが・・・。
実は四章まで書いているのですが気まぐれ病が発症しまして路線変更作業しているのです。
ぶっちゃけしなきゃよかったと思うほど難航しております。
元々の路線としては大地くんが自分の体(人間体)から聖剣を取り出して戦う的なものにしていたのですが色々考えて聖剣らしく人に使ってもらおうと考え出しました。
まだふにゃふにゃな設定&ストーリー展開ですが楽しんでもらえるように頑張ります・・・!!




