ロゴマーク
ゴーストビーストの2人は意外や意外、様々な情報を集めてきたのだ
追っていた動物虐待犯の情報を持ってきたのは意外だった
残念ながら、下っ端バルスからの情報は
兄貴分の名前がジークであることや
その兄貴分がお嬢様に振られた事など
あまり役に立つ情報はなかったが……
しかも、報告した後ジークに殴られてたし……まあ、振られたのバラされたらなぁ……
「ボス!オレにも衣装が欲しいです!」
「馬鹿!何言ってやがる!」
バルスのくせにいいことを言うではないか!
勿論用意しているとも!
うちの手下になったのだ
「じゃじゃーん!」
「なんスか?コレ?上着?」
「取り出したるは一見ただの上着だ
でも、私たちのロゴが入った上に加護縫いを施してある
銃くらいなら跳ね返すぞ!
2人は情報収集係だけど何があるか分からないから一応つけといた」
2人が入ったことでロゴを考えたのだ!
最愛の○ロンジョ様からインスピレーションを得て
白の髑髏に赤い仮面を被せようと思ったのだが
アンが……
「こんなマーク嫌です!」
ウィルが……
「髑髏マークがダセェな」
と、あまりに非難するので涙を飲んで仮面だけになった
でも、その代わり仮面の色がそれぞれ違うのだ!
私は黒!
アンは赤!
セバスチャンはゴールド!
ウィルは青!
シロは白!
ハチスケは黄色!
テイルはオレンジ!
兄貴分ジークは灰色!
下っ端バルスは茶色!と言った具合にだ!
……ちょっとヒーロー○隊っぽいとも思ったのだが
アンもウィルもこれなら抵抗がないようなのでこうなった
「兄貴!カッケースよ!」
「……嘘だろ?んなのつけて仕事しろってか?」
なんだ!なんだ!そんな肩を震わせるほど感動しているのか!
「そんなジークには金色ラメ入りのズボンもセットにしてだな!」
「ぜってー、いらねーからな!!」
オウ!照れてるんだな!
そんなに気に入ってくれたなら作った甲斐があったというものだ!
「兄貴、羨ましいッス!」
「お前はマジで黙ってろ!」
「……お嬢様と同じセンスの者がいるとは……世の中は広いものですね」
セバスチャン何をブツブツ言ってるんだ!
私のセンスは普通だ普通!
「だー、クソ、話が逸れてるだろう?
仕事の話だ仕事の話!
最近、噂になってる動物虐待犯についてだろうが!?」
そーいえばそーだった
『ボクのおやつの為に頑張ってね』
あー……一気に頑張る気が……なくなる……
『シリウスが知ったら悲しむだろうなぁ
お姉ちゃんが大好きな動物を見捨てたと知ったら……』
シリウス!
ただでさえ、泣かれるというのに!?
「目撃情報は夕方から夜に集中している
朝や昼には動かねぇのが特徴といや特徴か
あと、目撃した人間の話だと複数犯だったって話だぞ」
「大方、どっかの馬鹿ガキがイタズラ目的でやってるんじゃないッスかねぇ」
「……それにしては量が多いことが気にはなるがな」
この間治したのだけでも10匹以上いたし
そのうち2体は精霊という恐ろしい罠だったしな
『このままいくと精霊が怒り出して、大惨事なんてこともありえるかもね』
ははは……笑えない……
「ジーク、どこに出没しそうか予測は立てられないのか?」
「目撃が集中している箇所が3つ程あるが
そのどれかと言われると分からねぇな」
3ヶ所か
今回は分散するか
「その3ヶ所を分散して警護にあたるとか?
……ところで騎士団の動きはどうだ?」
「ああ……なんでもフォンデュ男爵が通りすがりの正義の味方が現れて……とか言ってるらしいぞ」
は?正義の味方?
ナニソレ?
私が目指すのは悪役だ!!
正義の味方なんて失礼な!!
「あとで投書してやる!」
「おやめください
それで、この度の動物虐待の件に関してはどのように動いているのでしょうか?」
「巡回を増やしているようだが
相手がその巡回をかいくぐってやがる
……騎士団の巡回ルートが漏れているって声も上がっている」
犯人の中に騎士団の身内か騎士団自身がいる可能性があるということか……
「はいはーい、俺、騎士団の巡回ルート知ってるっス!」
「なんでだよ!?」
「俺の姉ちゃん飲み屋やってるんスけど
そこで騎士団のヤツらが話してるのを聞いちゃったんス」
ダメじゃん騎士団……
「騎士団の巡回ルートが分かっているなら
そのルートを避けて犯行が行われると見て間違いないでしょう」
騎士団の巡回ルートを避けて
目撃情報があった場所は1つか……
「今日からここを張込むぞ」
さっさと、捕まえて投書してやる!
私は悪役希望だとな!!




