ダッシュツ
しばらくして私は、夢の世界に入っていった。
そこは不思議な世界で、全ての人が日本語ではない何かの言葉で会話していた。
A「エスティーエーエヌエー。ティーエヌエーエスエー」
何か私に話しかけてくるオッサン…。「意味わかんないんだけど」って言いたかったけど、次々に話されるので言えなかった。
A「エヌティーエーエーエス」
B「エスエヌエーティーエー」
ぶっとばしてやろうか? イライラする…。
D「エヌティーエスエーエー」
C「ティーエーエスエスエー」
イライラが限界になってきたころ。
私は目を覚ます。すると鳥のさえずりが聞こえる。
いつからだろうか、こんなに気持ちのいい朝を迎えるのは…。そんな事を思った。
私は目を擦りながら周りを見渡した。ステンレス製っぽいおぼんと、その上に皿が4つ乗っていた。
1皿目はコッペパン、2皿目はポトフ的なもの、3皿目はベーコンエッグ、4皿目はフルーツ。
私はその皿のとこまで行き、空いたお腹を満たすために、パンを片手にスープをすすった。
『おいしい』その思いが心の中で轟いた。
私の口は次々に進み、フルーツを食べ始めていた。
そしてふと夢のことを思い出し、あの言葉はなんだったんだろうと推理を始めた。
最初の人は確か『エスティーエーエヌエー。ティーエヌエーエスエー』と言っていた。
フルーツを口に含みながら、言葉の事を考える。「もしかして!」と私の中で閃いた。
すぐに暗礁番号のある扉に駆け寄った。
『STANA』違う。『TNASA』違う。『SNATA』違う…。
『STANATNA』…あれ? これ以上入らない。…そっか8桁までだっけ。
それなら…。『ANAST』…違う。『SATAN』…開いた。開いちゃった!
SATAN…サタン? サタンってあの悪魔みたいなのかな?
何でもいい。それより早く逃げないと。一本道を薄暗い通路を走っていく。
最初の角を右に曲がる。すると明らかに壁の色がおかしい。
赤いのならまだわかる。赤かったら、血。それなら私は混乱なんかしない。
床も壁も天井まで『青』。青い液体が飛び散ったように、一面を染めていた。
『気にするな、進め』そう私の脳の中で叫んでいた。
走った。凄く気になった。それでも私は走った。この建物から抜け出すために。自由を取り戻すために。
明かりが見える。あと少し。左右にある扉には目もくれないで。自分の身が最優先に決まってる。
青い液体の意味
『オワリ ノ ハジマリ ノ ツヅキ』に出てきた
赤い液体→足を止める
なら
青い液体→足を進める みたいな。信号的な意味で。
もちろん下書きを書き終えてから考えましたが、何か?




