↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
PR
6/10

そう思った時、また中央の会場の扉が開いた。入ってきた彼らを見た途端会場の全員は彼らに礼をした。ヘンリー殿下とラナ様以外。


国王陛下と王妃だ。


国王陛下は金髪で青色の瞳。王妃は赤髪で碧色の瞳。彼らはもう40代超えてるのにも関わらず、見た目はどう見ても20代。親だとは思えない若さ。そして、超絶美人!


(きゃー久しぶりお会いしたけど、相変わらず眩しいわー。てか、国王夫妻来るの遅くない?こんな大事な日に遅刻なんてダメでしょ!?何してたの!?)


「何の騒ぎだ。ヘンリー」


「外から怒鳴り声が聞こえたのだけど…、どうしてなのかしらね?うふふ」


(国王夫妻がキレてる!?)


国王夫妻が怒ってるのは会場に居る全員感じたであろう。もちろん、ヘンリー殿下とラナ様は気付いてない。


「父上!実はっ」


「ヘンリー黙れ。お前が話すとややこしくなる。ジェレミー!」


「はっ、父上」


「お前が説明しろ。」


「実はですね…」


ジェレミー殿下は起こった事を()()()説明した。


「ヘンリー… なんて事をしでかしたのだ。今日は建国記念日だぞ。国が誕生しためでたい日だ。お前ってやつは… 王族に恥をかかせるつもりか!?」


「ひぃ!?」


ヘンリー殿下は今さら気づいたのだろう。国王陛下が怒ってる事を。


(気付くの遅せぇよ!!!)


「仮にクリスティーナ嬢と婚約したとする。しかしこの会場で婚約破棄する必要はないだろ!したとしてすぐ破棄出来ないのだからな!こういうのは内密にやるものだ!大勢の前で言うなんて王族として、いや人として神経を疑うぞ!相手の気持ち、そしてここに居る皆の気持ちを考えなかったのか!?」


ヘンリー殿下はここまで国王陛下が怒るとは思ってなくて驚いてるだろう。なにせ、国王陛下はいつも温厚な人なのだ。怒るとこなんて、人生で数回しかない見た事ないだろう。


(こういう人が怒ると1番怖いのよね…)


「近衛兵達よ!此奴らを牢屋に連れてけ!」


「父上!だがしかし!」


「黙れ!牢屋の中でお前の愚かな行いを反省しろ!」


近衛兵達がヘンリー殿下達を連れられて行く。


「いやー!!!私は主人公(ヒロイン)なのよ!幸せじゃないと行けないのよ!セシル様!ジェレミー様!助けて!!!可愛いラナが連れてかれてもいいの!?国王陛下と王妃様!私は未来の王妃になるよ!こんな扱いしてもいいわけ!?あとで後悔するわよ!」


(えー…。もう私、引いちゃう。こんな状況でまだそんな事が言えるなんて… あなたの脳内見てみたいわー。あ、最初っからお花畑だった。)


ラナ様は引きずられながら、そう言った。


「私の未来の王妃はティナだけだ。ティナしか要らない。さっきも言ったが私が可愛いと思う女性はティナだけだ。」

「尻軽女が俺の妻とか無理だし。面倒ごといつも持ってきそうじゃん。あと君、そんなに可愛くないよ?」

「心配するな。貴様が王妃になる確率は限りなく0(ゼロ)に近い。」

「あなたみたいな人が王妃なんて務まらないと思うわ。だってあなた、令嬢の礼儀と常識がなってないもの。頑張っても10年ぐらいは必要だわ… まぁあなたは一生かかっても無理そうですわね。」

セシル様、ジェレミー殿下、国王陛下、王妃様の順にラナ様の発言に言い返した。


(ちょ、流石(?)王族!容赦ないわ!カッコいい!ヒューヒュー!それよりセシル様!そんな恥ずかしい事言わないで!嬉しいですが、人前で言うのは辞めてください!)


「皆よ。本当に申し訳ない事をした。だが、今日は大切な日だ!こんな事で終わらせるわけには行かない!仕切り直しだ!皆で楽しもうじゃないか!」


国王陛下がそう発言した途端、さっきまでピリピリした空気が和らいだ空気に変わった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。