25: EP3-1 『オペレーションライトニングストライク』イントロダクション
25話へようこそ
ついに始まる
先の大戦以来の戦いが
コロニー協定連合体 "CAU"
ライトニングストライク作戦
1日目
西暦3020年3月18日、協定宇宙時09:48
木星近傍宙域、OLS艦隊結集地点
セイバー派遣艦隊
オペレーションライトニングストライク発議より3日
オペレーションライトニングストライクが承認された
『こちら第2艦隊司令部、オメガリーダー、応答せよ。』
『こちらオメガリーダー、どうした司令部?』
『艦隊長より連絡がある。 今から繋ぐ。』
『了解。 ...ウィルクスからか。』
『こちらウィルクス。 シオンハート、調子はどうだ?』
『調子か? まぁ、好調だ。 それより何か用があるんだろ?』
『そうだ。 この前の例の白い機体は覚えてるな?』
『勿論だ。 忘れるわけもない。 それがどうした?』
『勝手な推測だが、あれはまた火星で出てくるだろう。 その時は徹底的に叩いてくれ。 あれは...そう簡単に死ぬような奴じゃない。』
『...分かったが...どうしてそう言いきれるんだ、ウィルクス?』
『...そんな気がする、だ。』
『...了解、善処する。』
『ローランド、準備はどうだ?』
『あぁ、ええと、シオンハート准将。 そうですね... 俺もディケも自己診断は完璧、ライブラのファームウェアも更新済みです。』
『ならいい。 激戦が予想されるからな。 精一杯やってもらうぞ。』
『...了解、やれる限りやります。』
『そう固くなるな。 私と模擬戦で張り合えるのなんかほとんどいないんだからな、自信を持て。』
『了解、シオンハート准将。』
『艦隊長、今回はどうするんだ?』
『伏兵が予想される第1段階、か。 リグ、まずは隊を率いて周辺哨戒からだな。』
『セオリー通りか。 了解した。』
『あまり離れすぎるな。 場合によっては高速戦闘も有り得る。』
『勿論だ。』
『ねぇねぇ艦隊長。』
『どうした、ルイナ?』
『とりあえず私はさ、そこに乗って、って感じでいいかな?』
『そうだな... それがいいだろう。 元から砲撃隊は置くつもりだったからな。 120mmの砲撃は強烈なのもある。』
『了解、艦隊長!』
準備は進んでいく
本格的なCAU-ESFの戦争はもう目前であり、今までの小競り合いとは意味が違う
血で血を洗う戦いが訪れようとしていた
「...話すことなどないぞ、エルフィンストーン。」
「果たして本当にそうかな。 ね、これ見て。」
「...なんだこれは。 デスピナ級...?」
「そう、ジャッジメントとバーディクトの合いの子。 もしかしたらこれを使えばね...」
「...?」
「助けられるかもしれないよ。 エルヴィスを。」
「エルヴィスを、だと? 無茶を言うな、奴は...死んだ。 時間を越えるなど...」
「でも、調べてるんでしょ? 開発局の時間部門のこと。」
「...」
「はい、これ。 シオンハートが持ち帰ったデータ。 日時計、だって。 実働データまであるし相当だよ。 ちょっと改良すればデスピナには積めそう。」
「...エルフィンストーン、エルフィンストーン・グレイス。」
「何かな、パーシヴァル・ジャッジメント艦隊長。」
「まだならこれを...デスピナを、総帥と開発局に持ち込め。 私の署名もつけた。」
「そう来なくっちゃね、艦隊長。 ふふ、また進展があったら来るよ。」
「ふん、完成したら来い。 生半可なものを寄越したら命はないと思え。」
「おーおー怖い怖い、これの一斉砲火なんか受けたらさすがのトラベラーでも消えちゃうし。 ま、分かったよ。」




