21: EP2-9 日常: ユウ・リヨン/クロノス
21話へようこそ
ネタ回。
西暦3020年2月某日、協定宇宙時1400
火星地表、赤道直下
軌道エレベータ基地ブラボー、兵員宿舎
どこの世界にも苦労人はいるものだ
例えば...
「ねぇリヨン少尉~...」
「...なんだ?」
ESF、ユウ・リヨン少尉だ
「ポーク飽きた。 例えばー...そう、チキンとかない?」
「待て。 それ以上は他では言わないように。」
「え~?」
こと不思議なことにESFでは鶏肉が忌み嫌われ...まではしないにしろ、過剰なまでに好まれない傾向にある
対照的に、豚肉が大人気でもある
何故こんな文化があるのかはさておき...
「んー... こうなったら...」
「待て待て待てクロノス、早まらないでくれると助か」
「ちーきーんー! チキンはないのー!」
「あああああああああだから止めるんだ!」
常に落ち着き払うユウもクロノスの前では、言うなれば、キャラ崩壊もいいところだ
「だから待て! おい行くな!」
今日もクロノスとユウの声が宿舎に響く
周りの兵はと言うと...
「何だかんだ言っていいコンビだよな、あれ。」
とかなんとか...




