最強主人公
今回は『最強主人公』についての話。
フィクションを書くうえで、主人公が弱いと話にならない。
だから多くの物語で主人公はとても強く描かれるが、はっきり言うと「強くするな」。
主人公が最強になる多くの理由は、『作者が主人公に自分を重ねる事』だ。
誰しも失敗はしたくない物で、そう言う話を書きたくなるのも分かるが、主人公がピンチにならない話なんてドラマとして成立していない。
『転生』『ハーレム』とか入ると、どいつもこいつも主人公にチートを付けて最強にしてしまうので勝って当然だ。
スライム倒してレベル上げしたらドラゴンに勝てるって、小学生相手に無双したらゴジラに勝てるようになりましたって言ったら、どれだけ酷い話か分かるだろう。
勝つ理由も酷い物で、小説の中にステータスを書き込んで、「これなら強いから勝てる」ドラマは何処へ行ったのか?
スライム、ゴブリン、オーク、オーガ、サイクロプス、ドラゴンなんてレベル上げして順番に倒して行くけど、RPGで適正以上にレベルを上げる人を横から見ている感じだ。工夫が無い。
と言う事で、ドラマの作り方について。ステータスを辞めてください。
敵の数を多くして不利にしたり、人数的に勝てないから撤退したり、仲間が駆けつけて助かったり、仲間を足止めに使って逃げたり、毒物や流血で時間制限を設けたり。
大規模戦闘の局地戦をする事で勝ってみたり、秘密兵器や兵の運用で勝つ事も出来るな。
他の小説見てどういう山場の作り方してるか三行位で纏めてみる事を勧める。
パターンはそう多くない。
次、ハーレム系最強主人公について。
ごくまれにある成功している例が何なのか。
アレは悉くが主人公ではありません。
本当の主人公はヒロインの方なので成功している。
『はぐれ勇者の鬼畜美学』『魔法科高校の劣等生』『問題児たちが異世界から来るそうですよ?』『るろうに剣心』などなど
当然、一人称小説で男主人公にした時点で破綻した作品になるので注意。
一人称ならザッピングが必須になる。
脳みそ腐った作者の作品を映像化ってコネなのかな?
それとも読者と視聴者を馬鹿にしているのかな?企画段階で失敗の無能な編集がいっぱいなのかな?
悪い例も映像化されているからと言って、そう言う作品は書かない様に気を付けるべきだろう。




