Case 5 : プロとの距離感大丈夫? 敬意は払ってる?
世の中にはさまざまなプロがいます。
(なにを持ってプロとするか……は今回は取り扱いません)
プロがいるなら、多数のアマチュアがいるのも事実です。
ここでいうプロとは商業作家・書籍化作家のことを指します。
小説家になろうさんをはじめ、多くの小説投稿サイトがあり、多くの物書きがサイトを通して自作を公開しています。
『こういうの書いたから読んでみて』と純粋に創作を楽しむ人もいれば、
『コンテストに応募して受賞・書籍化を目指すぞ』と明確な目標をもって取り組んでいる人もいます。
和気藹々と、そしてときには切磋琢磨をしているワケですね。
昔は作家さんとやりとりをするにはファンレターが一般的でした。
SNS等が普及していなかった時代、直接的に作家さんと言葉を交わす機会は今よりもずいぶんと限られていました。
現在は便利です。
SNSを用いれば気軽にやりとりができます。
物理的、時間的な懸隔がなくなったのですね。
どんな分野であれ、プロと呼ばれる方々は素人にはない知識・経験・技能等を持っています。
ゆえにそれらを使ってお金を稼ぐこともできますし、誰かに教えることもできます。
素人からすれば彼らは羨望の的。
まこと尊敬に値する対象でありましょう。
……と、言い切れないのがこの世界。
不思議なことにweb小説周りとイラストレーター周りは、他の分野よりもプロとアマチュアは咫尺の間にあるようです。
ときに馴れ馴れしく、ときに友人のように、ときに過ぎた悪ふざけにウザがらみをしている様子を見かけます。
もちろん、プロのほうがそれでいいのなら問題はありません。
気軽に接してほしい、畏まらないでほしい……という人もいるでしょう。
しかしそれはあくまでプロの側がそのように希望した場合であり、それでもなお一定の線引きは必要ではなかろうかと思うのです。
web小説書きに限ったことではないのでしょうが、他人との距離感がおかしい、分別がついていない、言動や考え方が感情的で幼い……という人をたびたび見かけます。
そしてこの距離感のおかしさゆえに、プロに対して礼を欠いた言動も――。
スマホの画面、パソコンのモニターの向こうにいるのは生身の人間です。
そしてどうあれ物を書くという分野に於いて、自分の先を行っている人です。
適度な距離感と、そして敬意を払うことを忘れないようにしたいものです。
あ、そうそう!
敬意というと……。
(続く)




