↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
紅の姫は紅煌たる覇道を血で染める  作者: ネコ中佐
第1章 目覚めの王国
65/230

Chapter8-3




「おらーーー!!声が小さいぞ、新入り供っ!!!」


「はいっ!!」


「声が小さい、って言ってんだ!!腹から声出せ、腹から!!」


「はいっ!!!」



白銀の甲冑を着た、美しい女性達がヒィヒィ言いながら森に囲まれた山道を歩いている。

浴びせかけるように声をかけているのは彼女達より長く在団している者たち。

そして、先頭を白馬に乗りながら取るのは彼女ら『白薔薇騎士団』団長こと、フローラ・ニルクス・ルベオール。

ルベオール侯爵家の長女。年は21歳、赤みのある金髪を三つ編みロングにした背丈は平均的な人物。

彼女は立ち止まると背後に向き直り、峠の頂から下に続き目の前に広がる湖を背後にして手を広げてたどり着いた新人たちを歓迎した。


「よし、ここを下ればルテムル湖畔だ。長い行軍踏破お疲れ様、私達は君たちを誇りに思う。本格的な訓練は明日から執り行うから今日は荷物を置いた後は二時間は自由行動を許可しよう。せっかく綺麗な湖に来たのだ、水着は持ってきてるな?」


団長らしい言葉の最後に、水着なんて言うのだから新人以外の古株の騎士たちはドッと笑いが起きる。

遊びで水着など持ってくるわけがない。厳格な、伝統ある白薔薇騎士団。そもそも、今の季節は『冬』である。寒中水泳の項目がこの合宿であるから必要なだけだ。


「まぁ、半分は嘘だ。水泳訓練があるから用意するよう言ってはあるがな。湖には水精霊(ウンディーネ)がいることを留意するように。下手すれば、水着ごと引っぺがされて丸裸になるからな。



ーーところで荷物持ちのレオとオーネット供、もし水精霊に捕まっている新米がいたら助けろよ?」


フローラは最後尾にいる人数分の荷物を運んでいる黒色の甲冑を着込んだ男性数名がいる。

何かといざこざ(団長限定)が絶えない両騎士団だが、強化合宿中は数人を貸し出すことが伝統であった。

まあ、理由としては多少色気が起きたってもいいだろという至極くだらない理由でもあったが。


「おい、ふざけんじゃねぇぞフローラ!!


当然のごとく、男性陣から非難の声が。

彼らの先頭に立つ男はレオ・ゲオルニウス・バルドハンである。

目つきが悪く、ガタイも2メートルに届くのではという体つき。引き締まり、太くついた腕の筋肉は筋金が通り、強靭さがある。

黒色の甲冑を着込んでいることも相まってさながら物語に出る幽玄の黒騎士だ。


「なんだ、不服か?ここでは私達がご主人様だ。お前たちは私達に従う犬だ。わかったか、犬。ワンと鳴いてみろ」


「あぁん?てめぇ、誰にものいってんだ?その顎引き裂いてやろうか、あ“ぁ“っ!?」


「ふん、凄めばいいと思っている駄犬にはお仕置きが必要そうだ……「まぁ、お前みたいなちんちくりんなお子様には水精霊は見向きもしねえだろうよ」はぁーーーー!?何寝言言ってくれてるのよ、レオのバカ!!」


「バカって言った奴がバカなんだよ、お子様ランチのフローラさ〜〜ん?」


「野郎、ぶっ殺してやるっ!!」


「わ、わ、わ、団長を止めろぉっ!!」


レオとフローラは互いに?罵った後、子供みたいに頬を引っ張ったり髪を掴んだりして取っ組み合いになる。それを見ていたそれぞれの騎士団の団員は引き剥がすのに精一杯。

こんな子供みたいなやりとりを、王宮の、陛下の御前でさえやるのだから頭が痛くなるのも仕方なき事。

ただ、こんな残念な人でもお互いが視界に入らなければ凛々しく、頼り甲斐のある騎士。

それ故にこのような、もう一度言うが子供みたいな残念思考がなければと在団する騎士たちは思っていた。


二人の仲の悪さは、勤め先の王宮でさえもはや風物詩と化しており国王アグラエィンをも悩ませる種でもある。

戦闘能力、知力、教養、どれも一流であるのにもかかわらずこうして出会うと喧嘩になるため最終的に元帥アイアノスの拳骨をくらい失神させられるまでがセットになっている。

しかし、ここに止めるべきアイアノスはいない。数人がかりで抑えられている二人は組み伏せられていても、獣のように唸り声を上げている。


「てめえ、今度顔合わせたら覚悟しとけよっ!!」


「こちらの台詞よ!!ギッタンギッタンにしてやるんだから!!」


「あーもう!!こうなったら全員でやる(わよっ)!!」


またも暴れ始める二人にとうとう団員全員がのしかかるようにして動きを止め、数人で絞めて落とす。

気絶した二人を確認すると、息絶え絶えな二つの騎士団員達。個人としては尊敬できる素晴らしい人であるのに仲良くできないのか。

団長を入れ替えることも検討されたが、彼らに変われる人材がおらず、またアイアノスが断固として認めなかったためにお流れとなる。


「だ、団長って大変なのね……」


「が、合宿する前から疲れたわ………」


「おーい、白薔薇の。これがうちらのいつものことなんだよ。慣れないとまずいぜ……(ガクッ」


こうして、二人が絡む時限定で傍迷惑な団長を抱えた二つの騎士団は宿舎に着くと割り当てられた自室に入ることなく、ロビーの中で泥のように眠ってしまいました。

この後、目を覚ましたフローラとレオは、寝ている団員達を叩き起こして互いに睨み合って自分たちの部屋へと向かっていた。







●●●








カンゥ、キンッ、キンッ!!!


「ハァァァァーーーっ!!!」


「ヤァッーーーー!!!」


木で出来た槍を互いに交え、時に盾で逸らし、盾で当てていく。

先輩にあたる女騎士が受けになり、新入り達が積極的に攻撃にあたりそれをローテーションで回していく。

無論、正規の白薔薇の甲冑を着ているわけではなく皮鎧ではあるが訓練では何も武器や盾だけが攻撃手段ではない。


「そこですっ!!」


「むっ!」


ひとりの新人騎士が先輩にあたる女騎士の木槍を盾ではたき落とし組み打ちに持ち込もうとしていた。


「ふ、甘いっ!!」


が、胸ぐらと腕を掴んだはいいがゼロ距離で膝を喰らい、背中に両拳を当てられて地面に叩きつけられる。

そのまま、先輩に首と腕を極められ降参の合図を送る。


華やかな白薔薇騎士団の訓練はさぞ優雅で美しいと思われることが多いが実際は蹴りや目潰し、絞め技や関節を極めるなどまるで『戦場』を意識した訓練をする。

それは竜蘭騎士団とて同じことであり、こちらは実際に正規の鎧を着て更に土嚢を背負いながら似たような訓練をする。

いいところのお嬢様が在団してはいるが、曲がりにも騎士団を名乗っているのだから社交場のマナーや所作など少なくとも騎士団の訓練には要らない。

そこを理解しないで物見遊山で来るバカ娘を追い出すのもいつの時代も変わらない。


そもそも、騎士団入団条件は見た目だけではなく、家柄ーー伯爵以上を前提でかつ侯爵家からの推薦とアイアノスとアーノルドによる面接を経て合格すれば晴れて入団することができるのだ。

賄賂などアーノルドやアイアノスには意味がないし、推薦だって偽造はバレる。

アーノルドらがいる今こそ不正入団は減ったが昔はよく不正入団が横行したという。


「よし、各自水分を取って10分間休憩としよう。次はーー竜蘭騎士団に攻めをお願いしてある。しっかり、動きを見ておけよ」


手渡された水筒を飲み、適度に疲れを取ると訓練の続きだ。今度は言われた通り、彼女らの前には木槍を携えた鎖帷子姿の男性達が立っている。


「おーし、軽く揉んでやるか」


「あれ、レオ様は?」


「あー、レオなら……」


竜蘭騎士団の一人、オーネットは後ろに向かって指を向けくいくいと示してやる。

そこではーー


「ふ、ふふ、ふふはははは!!どうかしら、犬!やっぱり貴方は犬みたいに這っているのが相応しくてよ!?」


「くそ。やられた……!」


そこでは高笑いをするフローラとガックリと膝をついているレオの姿。

どうしてそうなっているのかとよく見れば二人とも体が濡れている。

髪は、水に濡れて張り付いているしなにより甲冑を着ていない。


「あのぅ……お聞きしても宜しいですか?なぜ、両団長は……」


「レオの奴、またフローラに絡みにいってな。泳ぎで決着をつけようとか言い出してよ」


「負けたんですね」


「みたいだなぁ………。団長もホントいい加減に素直に慣ればいいのに。ま、それもお前さんとこの団長もおんなじみたいだけどね」


「え?それってどういう……?」


「ほらーー!!喋ってないで打ち込みなさい!!!」


「やべ、すまん後でな」


後ろから注意が飛び、オーネットは改めて目の前の新人騎士に向き直る。

よく鍛えられている。体幹もしっかりしてるし、力も分散してない。

ふっ、と笑うと腰だめに木槍を構える。

目の前の彼女は、自分の一挙一動を見逃さないようにしているがーーま、軽く揉んでおくとするか。





ーーー


ーー


ー



『ありがとうございましたっ!!!』


夕暮れになり、今日の訓練は終わりを迎えた。

訓練の後は、一礼をし備品を片付けを行う。その後は沐浴等して夕食となる。

初日に関しては夜の訓練は行わず、ミーティングのみして後は自由時間である。


「ひぇーー、ミーティングだけでも疲れたよぉ〜」


「はしたないぞ、ミシェル」


「そうはいってもさぁ……ね、ね、知ってるエル。ルノア先輩から聞いた話、スケジュールに組まれてないけど肝試しが秘密訓練としてあるって話!」


ミシェルとエルと呼ばれた二人の女性。

枕を抱え、ネグリジェ姿の彼女らは一個上の先輩から聞いた秘密について盛り上がる。


「ちょっと、ミシェル!もう夜遅いんだから静かにしてよ!もうすぐ消灯時間だよ!?」


「固いなぁ、マリアンヌったら。それに、それに、イケメンな竜蘭騎士の皆様と手合わせできた感想はどう!?」


「そ、それはっ………!」


いくら戦乙女達の集いとはいえ年若い少女騎士達は普段出来ない夜を過ごし有頂天。

さながらそれは修学旅行の初日の夜のようである。


「ふふーん、最後レオ様に手合わせしてもらってたもんね〜マリアンヌ?」


「えぇ!!いいなぁ、私も手合わせしたかった!!」


きゃあきゃあと盛り上がりは加速していく。

はしたないとかそういうことは既に頭から抜けているし、何より訓練や実践では最低限な礼節を除き、お行儀良い所作はいらないことを知ってしまったのである。

しかし、何事もほどほどが一番である。スパァン!と勢いよく戸が開かれ入り口に見回りに来た先輩方が笑いながら入ってくる。


「はっはっは、元気で宜しい。さて、消灯時間が過ぎているが………眠れないなら寝かしてやろうか?」


「いえ!明日に向けて全力で寝かせていただきます!!」


「宜しい、なら明日は寝坊しないように」


「「「はっ!」」」


敬礼し、ランタンの明かりを消す。途端に暗くなる室内。見回りの先輩の足音は消えて静寂だけになる。


「ね、ね、さっきの肝試しの件だけど………今日はダメだけど明日自分たちで行ってみない?」


「馬鹿言うな、私はゴメンだぞ」


「あなたは少し遊び過ぎます」


ミシェルはまだ起きているであろう二人に声をかけるが帰ってきたのは指摘と否定。

「えーん、つれない〜」とシクシク心の中で泣きながら気がつけば夜の帳の下、眠りの底へ沈んでいった。









●●●









「うーーー、レオの馬鹿ぁ……」


「フローラ、貴方ねぇ……いい加減素直になりなさい。ただでさえあなた適齢期過ぎ掛かってるじゃない」


「言わないでよ、もう……」


宿舎の一番広い部屋、そこにいるのは団長フローラとその副官を務めるアンジェラ・ノートン・グランセルマ。

アンジェラはグランセルマ辺境伯家の娘で第三子。既に兄が後継者として家を継いでおり、更に一つ上の姉がモートハク公爵家の嫡男に気に入られ、嫁いだために残された彼女は姉の嫁ぎ先、モートハク公爵家の推薦により白薔薇騎士団へ入団を打診。

元より剣の才能があったためか採用されてもう5、6年になる。

目の前にいるフローラは親友と言える間柄であり、彼女が団長として就任した際は彼女はフローラの副官に選ばれた。

理由としてはフローラの幼馴染にしてライバル?にしているレオとの喧嘩に仲裁に入ることが度々あり、その功績?によりフローラのお目付役になったが正しい。


頭が痛い。

アンジェラは以前からどうしてこうにも仲が悪いのか個別で聞いてみたことがある。

普通に聞いたのでは相手の罵倒しか返ってこないことは知っているためし晩酌しながら聞いてみたのだ。


・フローラの場合


「ねぇ、フローラ。レオと喧嘩ばかりしてるけど何か理由あるのかしら?この前だって陛下の前で口喧嘩してたじゃない。アイアノス将軍に殴られたけどさ」


「……うー、だってぇ……。アイツったらいつまでもついた決着をつけようとかいうし……!アイツに群がる変な虫がウザいし!!ちゃんと向き直って話そうとしてもさ、顔が熱くなるからありえないって思って、それで………!」


・レオの場合


「レオ殿、たまには私と酎しない?男ばっかなのも飽きてるでショ?」


「いいけどよ……。お前、フローラの副官だろ?アイツの面倒を優先しろよ」


「気にしない気にしない。ほら、一杯やりましょう。偶になんだから」


「むぅ………。なぁ、フローラの奴ちゃんとやれてるのか?アイツ、戦闘以外からっきしでな。一人だと何にもできないポンコツだからさ、本当は俺がついてなきゃいけねぇんだ。この前だって………」



お前ら、いい加減に告白して付き合えっ!!

天に向かってそう叫びたい衝動に駆られたのはあの時だけだ。

つまり、互いに罵り合っているのは周りからそう見えているだけで本人たちは気持ちが伝えたいのに逆の言葉が出てしまう困った人達だった。

フローラは素直になれないし、打ち明ける勇気が出ない、レオはお節介を焼きたいが、素直になれないフローラの言葉で過剰に反応してしまい結果的に喧嘩になってしまうという構図である。



「どうしたら……素直になれるのかなぁ……。グスッ」


「心の持ちようかと。或いは押してダメなら引いてみろの精神でしょうか」


「それができたら苦労しないわよっ!!」


空回りの両想い。いや、ちょっとズレている感が否めない。二人とも本当に素直になればいいのに、いやなろうとするから変な方向へ行くのか。


「昔はレオは私のこと褒めてくれたのに……」


「昔、ですか?」


「うん。私の髪を褒めてくれたり、ネックレスを自作して誕生日にくれたりしてくれた……」


「……団長、はっきり言わせていただきます。さ(・)っ(・)さ(・)と(・)付(・)き(・)合(・)え(・)」


惚気てるじゃねぇ。

それをレオにぶつければいいのになんで、喧嘩になるのか理解できない。

アンジェラはこめかみを抑え立ち上がる。

何処からか取り出した眼鏡をかけてキラーンと輝かせ、教本を取り出し指揮棒を肩に担ぐ。


この人とレオには徹底的に叩き込まないと進展しない。いつまでも、こんな状態じゃこっちが心労で倒れる。というより、今まで耐えて来たのが一番すごいと思う。


「ねぇ……。アンジー?目が怖いわよ?」


「団長、貴方のそのツンツンな性格をこの合宿中に矯正します!」


その夜、宿舎から助けを求める悲鳴が徐々に小さくなっていくのが聞こえて来たという。






●●●











パタパタパタパタ………


夜闇に腐肉で出来た小鳥の使い魔が樹齢1000年を越す大樹の枝の上に腰掛ける女性の肩に止まる。

黒いドレスと黒いフード、無骨な大鎌を携え悪魔には及ばないが曲がった角を持つ彼女ーーキュリア・ノイマンは使い魔からの情報から口を歪ませ悦に浸る。


が、少しだけ不満があるとすれば実行するには白薔薇の騎士団から近くで合宿を行なっている点だろう。

白薔薇騎士団は今の自分と戦えばこちらが不利になる。

白薔薇騎士団の騎士達は白銀の甲冑を着込み、純白の馬上槍、スピア、サーベルを各々携帯し、薔薇の紋章が刻まれた盾を持つ。

特に盾と甲冑は凡ゆる呪いを弾く加護が施されており、死霊系錬金術師である自分とは相性が悪すぎる。


だが、だが、だが!!


長年探していたものがこうして見つけた喜びと役に立てるという喜びが入り混じり、実行しないという選択肢はない。

白薔薇のフローラ以外は大したことはないと知っているため、フローラとの接触を避ければ白薔薇の騎士達と接敵しても用を足した上で退却はできる。


「まさか、こんなところで眠っておいででしたか、ナターシャ妃殿下。ああ、ああ、おいたわしや。貴方の遺体は私達が存分に活用します!貴方の体は無駄なんてありませんもの。だってねぇ、曲がりにも聖女なんて呼ばれてた貴方の体は、死してなおあのお方に役に立てるの!」


今は白薔薇の騎士達のせいで水精霊達が踊り狂っているから霊廟には行けないが、明日にでも行けばいいだろう。

彼女の遺体を押さえて、王都にある聖遺物を奪取すればピースは揃う。

あのお方はさらなる高みへと登ることができる!


「あははははははははははははははははははははははははははははははっ!!!!」


ブゥンーー!


肩に止まる使い魔を飛ばすと大鎌を振るい、両断する。

彼女は、夜の中で絶えず笑っていた。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。