7-35 包囲からの脱出
離れの食堂に集まったレイ達。各々が席に着く中、ダリーシャスの沈痛な表情は痛々しくもあった。何しろ、兄による父殺しという衝撃的な事実が明らかになったのだ。
心が揺れ動いても仕方無い。
そんな傷心の状態に追い打ちをかけるような形になるのは、レイにとって心苦しい事ではあるが、この先の展開を知る者としてはどうすることもできない。むしろ、前回の行動をなぞる事でアフサルの殺意をダリーシャスに証明する必要があった。
静かに、空席の方が目立つ食堂のテーブルに料理が提供されようとする中、レイは口を開いた。
「申し訳ありませんが、先にスープから頂けませんか」
淀みない手さばきで給仕するメイドの顔に、僅かながら険が浮かんだ。職業病なのか、すぐさま動揺を消したメイドはレイに向かって頭を下げる。
「お客様。大変申し訳ございませんが、まだスープの方は準備が完了しておりません。少々、お待ちいただけませんか」
「そうですか。やはり、準備に時間が掛かりますよね。……毒入りスープとなれば」
瞬間、メイドの中でスイッチを入れるかのように別の思考回路が走り出した。どの角度から見ても完璧な笑みを消して、獰猛な肉食獣の如き視線をレイに向けた。
袖口に隠し持っていたナイフを手に持ち替えると、最重要目標であるダリーシャスへと狙いを定め―――。
―――いつの間にか、背後に忍び寄っていたリザにナイフを持った腕を固められ、足払いを掛けられた。本性を現したメイドが机へと押し倒されたのが合図だった。
食堂内に居た他のメイドたちが一斉に動き出す。ある者はナイフを構え、ある者は新式魔法を放とうとする。だけど、事前にレイから聞かされていた少女たちの反応は早かった。
同じく袖口に隠していた杖を引き抜いたシアラが、新式魔法よりも早く詠唱を終えるという離れ技を披露した。杖から噴射された風の弾丸はメイドを壁まで吹っ飛ばした。
ナイフを構えたメイドは、手首の返しだけで投擲しようとした。しかし、ナイフを掴む手に鋭い痛みが走る。目を落とせば、そこにはフォークが深々と突き刺さっているのだ。直後、風のように距離を詰めたエトネの容赦ないボディーブローを受けたメイドは悶絶しつつ膝を折る。
メイドたちを制圧した瞬間、食堂の扉が音を立てて開く。中に押し入ったのは執事だ。燕尾服の裾を翻しながら、男は一目散に主賓席に座るダリーシャスへと迫った。だけど、男の突進を阻むように魔法の盾が壁として展開された。最短を駆け抜けようとした男は盾と正面衝突してしまい、あえなく吹き飛んだ。レティが杖をくるりと回した。
「ぐはっ! ば……馬鹿な。どうして、我らの、襲撃を……そもそも、毒を何故」
倒れた際に頭を打って意識を混濁させた男は、いまの状況が理解できないとばかりに呟く。そんな男に向けて、レイは手元にあった皿を投げつけた。
狙いを外さず、皿は男の意識を刈り取り、乾いた音を立てて絨毯の床に転がっていく。
「相手が悪かったって事だよ。……皆、無事かな」
「問題ありません」
てきぱきと戦闘不能に追い込んだメイドたちを拘束するリザ。シアラ達も返事をする中、ただ一人この状況を知らされていなかったダリーシャスが口を半開きに呆然としていた。
「……おい、レイ。これは一体、どういう事なんだ」
「どうもこうもないよ。御覧の通り、襲撃だ」
「馬鹿な! こんな場所で、一体どこの誰が襲って―――ああ、そういう事なのか」
何かを思いついてしまったかのようにダリーシャスは顔をしかめた。そして、認めたくないとばかりに悲痛な声で下手人の名前を口にした。
「兄上。アフサルの命令という訳か」
ガヴァ―ナはアフサル陣営によって鉄壁の守りを敷かれている。その中心地ともいうべきこの屋敷の敷地内は、蟻の子一匹通さない堅牢な城のようなもの。そんな場所で食事に毒が仕込まれた事と、メイドたちの襲撃。
この二つを結び付ければ、答えは簡単に出てしまう。
それがどれだけ信じられない事であっても、真実は揺るがない。
無慈悲なまでに残酷だ。
「兄上は俺を殺すつもりという訳か。……父殺しという言葉の響きに気を取られていたが、あの男は既に弟殺しも済ませていたな」
議事堂に血が流れた日。死んだ王族の中にはオードヴァーン家の幼い子供が居た。三男であるナジム・オードヴァーンだ。アフサルが親書をワシャフに渡したのなら、彼が間接的に殺したと言っても過言ではない。
「今更、兄弟を殺すことに躊躇わない、と。澄ました顔の下には、随分と醜悪な本性を隠し持っていたな」
苛立ちを隠すことなく吐き捨てたダリーシャスだが、動揺から回復している。この状況で頭と心が混乱してしまい、足を引っ張られる方がレイとしては厄介なだけに、落ち着いている点は助かった。
すると、窓の方を覗きこんでいたエトネが声を上げた。
「おにいちゃん! そと、へいしがいっぱい。もう、かこまれた」
鉛色の雲から雨が降り、時刻は既に夜である。敵は隠密行動からか、松明を付けずに行動しているので窓の外は明かりが少ない。エトネの鼻と耳でなければ、囲まれたことも気が付けなかったかもしれない。
「いっぱいってどれ位いるかな」
「さばくでおわれたときよりもいるかも」
彼女の言う砂漠で追われた時とは、アルビノ砂漠を脱出する時の事だろう。追跡部隊に見つかり、増援を呼ばれてしまい最終的には五十人を超える兵士たちに追いかけられてしまった。
自分たちを取り囲むのに五十人以上用意するとは。それだけ警戒されているのかもしれない。
厄介な話である。
レイとしては敵には慢心して欲しい物なのだ。侮ってくれればくれるほど、こちらの生存が楽になるというのに。現実はままならない。
「全員を一々倒していたらきりがないぞ。シアラ、《アイスエイジ》で一気に片付けるのはどうかな」
「止めといた方が良いと思うわ。あの時は、砂漠という場所だから、ワタシもお構いなしに放てたけど、街中であれだけの魔法を放つのはお勧めしないわよ」
魔法の厄介な所は、範囲を広げるのと同じぐらい、範囲を狭めるのも高い技量を求めてくる。上級魔法や超級魔法を一点に圧縮して放てる魔法使いは、それだけで伝説級の実力者と呼ばれる。
どうやって脱出しようかと話している間にも、敵の準備は進みつつある。エトネじゃなくても、雨の音に混じって鎧や鋼が触れ合う音が聞こえ、階下からは乱雑な足音が伝わってくる。
否応なく、離れの空気は血気めいた空気へと侵食されつつあった。
ふと、ダリーシャスがレイ達の格好へと視線を向けて、声を上げた。
「いかんぞ、レイ! 其方ら、武器や防具を身に着けておらぬではないか」
彼の言う通り、離れに来た段階でレイ達は武器や防具を外していた。袖口などに隠せた杖は別として、レイとリザ、それにエトネは何一つ武器を持っていなかった。
五十を簡単に超える敵兵を素手で相手するのかと泡を食うダリーシャスに対して、レイは笑みを返した。
「大丈夫。万事抜かりなしだ」
その笑みはどこか悪戯が成功した子供のようでもあった。
時間は少しだけ巻き戻る。
街の端で百を超す兵士たちが集結していた。まだ街が眠る時刻ではないため、住民たちが何だとばかりに顔を出していた。
しかし、今の情勢下で兵士たちが、それもアフサル麾下の兵士たちが集まっていること自体にはさほど違和感を覚えず、騒ぎとならなかった。
「隊長。時間です」
「うむ、分かった。前進だ」
隊長の命令が末端まで届き、一個の生物のように乱れることなく彼らは動き出した。目的地はガヴァ―ナの港町で一番の富豪が住んでいた屋敷だ。
屋敷の前を固めている兵士は完全武装した兵たちを見ても動じることなく、符丁を確認してから扉を開けた。すでに話は通してあった。
彼らは本館では無く、敷地の端にある離れへと進む。離れと言っても、普通の屋敷程はある三階建ての建造物だ。隊長は部隊を半分に分け、片方を包囲に。もう片方を突入に振り分けた。
指示を出す隊長へ、副官が離れから出て来たメイドを連れて来た。所属は違えど、共通して同じ命令を受けた仲間だ。
「対象は食堂へと姿を現しました。護衛の冒険者も同様です」
「順調だな。冒険者たちの武器や防具は?」
「全員、外しており、手元にはありません。狙い通りです」
報告を終えたメイドは離れへと戻り、隊長は闇夜の中で勝利にほくそ笑んでいた。
何しろ、負ける要素が無いのだ。百を超える完全武装した兵士の中には、数名ではあるが旧式魔法の使い手が居る。相手は無防備な、それも年若い冒険者と聞いていた。
念には念を入れて、食事に猛毒を混ぜてある。毒で目標が死ねば、それで目的のほとんどは達成したも同然。例え死ななくても毒で浮足立っている所にこちらは攻め入るのだ。二段構えの作戦、失敗する方がおかしいのだ。
もっとも、懸念材料はある。
相手はこの国の王族であるダリーシャスだ。手に掛ける瞬間、動揺されては困る為に兵士たちには既に通達したが、それでもまだ後ろめたさが残っているのは感じ取っていた。それが厄介な場面で顔を出されては困る。
かといって、こればかりは強要した所でどうしようもない問題であると悩む隊長に、副官が耳打ちした。
「隊長。そろそろ、スープの時間かと」
「分かった。全員、配置に着いたな」
「雨のお蔭で簡単に。いまは指示を待っております」
五十人の兵士が離れを取り囲み、五十人の兵士が命令を待ちかねていた。
隊長はちらりと天を見上げ、これからする事への懺悔を呟いた。
「天よりご覧になる13神よ。汝らの僕が犯す過ちを許したまえ。……突入開始! 狙いはダリーシャス・オードヴァーン! 邪魔をするものは全て排除しろ!!」
隊長の命令を受けた兵士たちが我先にとばかりに離れへと突入していく。
あとは、勝利の報告を受け取るだけだ。隊長は背負っていた重荷を下ろせたとばかりに肩を回した。
ところが、離れに突入した兵士の一人が、息を切らして戻ってきたのだ。訝しがる隊長と副官に向けて、彼は叫んだ。
「やられました! 敵は、すでに待ち構えて、こちらを迎撃しております!」
「な、何だとぉおおお!!」
「ねえ、いま何か変な叫びが聞こえなかった?」
「犬の遠吠えでしょうか? 広い敷地でしたし、野犬でも紛れ込んだのかもしれません」
「あのね、二人とも。いまの状況で、そんな話をする必要はあるかしら」
レイの質問にリザが真面目な顔をして返すと、呆れたとばかりにシアラが話に割り込んだ。
三人の姿は迷宮に潜る時と同じく、龍刀を構え、防具を身に着け、サイドポーチにポーションの類を収めていた。
食堂の中央を占拠していた長机をひっくり返し、即席の遮蔽物として使い、レイ達は防御陣地を構築した。二つある廊下の扉のうち、一つは椅子などを使い塞ぎ、敵の侵入口を一つに絞った。
階段を蹴とばして昇って、開け放たれた扉からのこのこと入ってきた兵士たちは、シアラの《バレット》を浴びてお帰り頂く。
《バレット》を回避できた、割と戦える兵士にはエトネのクロスボウが牽制とばかりに放たれ、動きを止めた瞬間にレイとリザに意識を刈り取られた。いまは武器などを取り上げられ、レティに縛られ拘束されていた。
どうしてレイ達が武器などを食堂に持ち込めたのか。
それはエルフ製の馬車のお蔭だった。
前回。毒入りスープによって死に戻ったレイは、すぐさまリザとシアラに事情を説明して打ち合わせをした。状況からして、毒を仕込んだのはアフサルだとレイは考え、二人もその意見に同意した。
そうなると、問題はアフサルがどこまでするかだ。毒入りスープだけで終わらすのか、そうではないのか。
前者なら、毒入りスープの意味は警告だ。自分に逆らえば、お前もこうなると見せしめの為に護衛を殺そうとしたのだ。
しかし、後者なら、毒入りスープだけでは終わらない。ダリーシャスを排除するべく、二の手、三の手を直ぐに繰り出す。それこそ直接的な手段にでるかもしれない。
そこで《神聖騎士団》の手を借りるのはどうかとリザは言ったが、下手に前回とは違う行動を取るとアフサルがここでの暗殺を諦め、別の場所で企むかもしれなかった。そうなると、アフサルの息の掛かった場所で暗殺を警戒するのは非常に面倒だった。相手を油断させるためにも、《神聖騎士団》の面々には前回通りの行動を取ってもらい、自分たちは武器を食堂に隠し持とうと決めた。
そのために使ったのが馬車だ。
前回はキュイを預ける際、そのまま馬車も置いて行ったが、今回は馬車を縮ませてポケットに忍ばせた。そして、離れに着いたら誰にも見られない小部屋で装備していた武器や防具の類を馬車に積み込み、また小さくさせて持ち歩いていた。
離れの周りが騒がしくなった時、レイは馬車の大きさを元に戻して装備を取り出して、突入に構えたのだった。
「エトネ。敵はどうかな? まだ突入してきそうかな」
「ううん。なんだか、ろうかでかたまってる。なにかはなしてるみたいだけど、よくわかんないや」
しゃがみ込んで床に耳を付けたエトネの言葉に、盾代わりに使っている長机に凭れかかる。窓に近づくのは危険だ。外から弓で射られる可能性がある。
「初動が失敗して、上に対して相談して居る頃かな。だとすると再突撃するまで、まだ時間がありそうだな。それじゃ、この状況からどう脱出しようか」
「何よ、主様。何も考えてないの」
シアラの責めるような口調に、レイは唇を尖らせた。
「仕方ないだろ。想定よりも、敵の数が多すぎるんだ。全員を相手していたら、その間に増援を呼ばれてしまう」
「でしたら、敵の指揮官に狙いを絞り、頭を叩いて混乱を誘発しましょう。その隙に脱出を」
「待ってよ、お姉ちゃん。これだけの数から指揮官を探すなんて面倒だよ。それよりも、上に昇って、あたしの魔法で足場を作るから、それで降りようよ」
最小限の戦闘で混乱を引き起こしてから脱出する案を出したリザ。一方で、戦闘自体を回避してこの場を脱出する案を出したレティ。二人の案はそれぞれ長所と短所はあるが、試すだけの価値がある。
ところが、それに待ったを掛けたのはダリーシャスだった。
「いや。悪いが、この場で決着をつけてもらいたい」
「この場でって、この敷地内で戦えってことか」
レイの問いにダリーシャスは頷いた。どういう意味だとレイは説明を求めた。
「俺を殺すと決めた以上、兄上は俺を殺す為に追撃の手を緩める事はしない。指揮官を倒しても、戦闘自体を避けたとしても兵士は追ってくる。街の外ならいざ知らず、街の中で襲われれば、市民に被害がでるやもしれん」
「つまり、ここの敵だけは、きっちりと片付けてからではないと、脱出をするべきではないと」
リザの言葉にその通りだとダリーシャスは頷いた。
非常に厄介な話だ。百人の完全武装の兵士を相手に、たった六人で戦って勝てと言われたのだ。その上、時間をかけすぎれば増援が来るかもしれない状態で。
厳しい話ではあるが、依頼人であるダリーシャスの頼みだ。断る訳にはいかない。それでも、確認しておく必要がある。
「この数の敵と戦うって事は、乱戦になる。そうなると、あんたを守り切れる保証はないよ。むしろ、相手はあんたを優先して狙ってくるはずだ」
「それぐらい承知している。その上で、頼んでいるのだ」
ダリ―シャスの橙色の瞳に宿る固い意思にレイはため息を吐いた。折れるつもりはないと無言で告げていた。
「なら、シアラ。悪いんだけど」
何か派手な魔法を使ってくれないか、と続けようとしたレイを遮ってエトネが叫んだ。
「おにいちゃん! ろうかのむこうで、せいしんりょくがあつまってる。まほうがくるよ!!」
エルフの血が混ざるエトネの瞳は、人間が持つ精神力の流れを捕える事が出来る。彼女の視界では、廊下の壁の向こうで、大量の精神力が魔法へと変化されつつあった。
おそらく、旧式魔法。それも威力は中級以上だ。
レイは一歩遅れたと悔やむ。自分がしようとしたことを相手に取られてしまった。
出入り口を一つに絞った事で、守りやすくはなったが、それは退路を削ったのと同じだ。そこでレイは廊下の壁を魔法で吹き飛ばして、兵士にダメージを与えつつ、空いた穴から食堂を脱出しようと計画していたのだ。
だけど、敵の方が先に決断をした。壁を吹き飛ばして、中に居る自分たちを一気に片付ける腹積もりだ。
レイは窓の方を見て、そこからの脱出を告げるべきか悩んだ。自分たちなら二階から飛び降りても、そこまではダメージは無い。だけど、その行動は巣穴から飛び出した獣が待ち構えていた猟師に撃たれるようなものだ。下の状況が不明な今、相手の懐に飛び込むのは自殺行為だ。
すると、悩んでいるレイの裾を誰かが力強く掴んだ。
振り返れば、翠の瞳に並々ならぬ強い意思を宿したレティが居た。同時に、彼女がアクアウルプスで習得した魔法を思い出す。
使うなら、ここだ。
「やってくれ、レティ!」
少女の顔が喜色に染まる。杖を振りかざしたレティは壁に遮られた向こう側に居る敵を倒すべく、魔法を詠唱する。
「《超短文・上級・反射盾》!」
レティの新しい魔法が形となって現れる。幾何学模様の魔法陣は《盾》とどこか似ていたが、描かれている文様がはっきりと違っていた。
そしてわずかに遅れて、壁を突き破って爆発の魔法が室内を蹂躙しようとした。膨れ上がる爆炎を盾が受け止めると、驚くべき現象が起きた。
なんと、爆発の魔法が矛先を変えたのだ。まるでビデオの巻き戻しのように、術者たちへ襲いかかった。砕けた壁の向こう側から悲鳴が上がった。
新式上級魔法、《反射盾》は読んで字のごとく、反射の盾だ。魔法のみならず、戦技や物理的な攻撃すら跳ね返せると刻んだ魔法使いは太鼓判を押していた。
相手の攻撃を減衰させる事なく、そのまま弾き返すカウンター魔法は、廊下に居た兵士を一掃した。いまなら、安全に飛び出す事が出来る。《神聖騎士団》のような円熟を通り越して達人の領域に達したわけではないが、《ミクリヤ》とてそれなりの場数を踏んでいた。レイが言うまでもなく、全員が今しかないと理解していた。
遮蔽物として使っていた長机を飛び越え、魔法で吹き飛んだ壁を踏み越え、レイ達が攻勢に出る。
読んで下さって、ありがとうございます。
次回の更新は六日月曜日頃を予定しております。




