6-83 苦い幕切れ
いつだって、手遅れだと気が付くのは本当に手遅れになった時だ。手の中で掴めたものがするりと滑り降りて行った後に、後悔が背中に張り付く。
成長期を迎えたばかりの薄い体は龍刀を容易く受け入れた。肉も骨も内臓も何の手応えもなく、するりと刃は通り過ぎた。まるで空気を切るかのような手応えの無さに、切ったという事実に気が付いたのはエレオノールが倒れた直後だった。
夜空に向かって仰向けに倒れ伏した少女はこれ以上ないほど残忍に、そして勝ち誇ったかのように口元を歪め笑っていた。
最後の瞬間。
エレオノールは敗北と引き換えに勝利を得ようとした。レイの刃の軌道に、躊躇うことなく飛び込む事で自らの命を投げ捨てた。本来の位置関係や軌道なら、致死にならない傷だったはず。だけど、エレオノールが飛び込んだことで目算が狂い、刃は心臓も両断してしまった。
希望を自分の手で摘み取らせようと少女は刹那の間に思いついたのだ。
斜めから二つに分かれた少女は口元を鮮血で汚しながら、敗北に塗れながら、同時に勝利を得た。
倒れたエレオノールの前で、レイは衝撃のあまり龍刀を取りこぼしてしまった。石畳の上に龍刀が突き刺さった。
「……あっは。これで……《アニマ・フォール》の……回復は……知れずじま……いだね」
「お前。やっぱり、それが目的で飛び込んだのかよ」
これまでのエレオノールの性格、行動から彼女が敗北を受け入れるという殊勝な気持ちで刃に身を晒したのではないと、直ぐに気が付いた。エレオノールは無意識でも意識的にでも、レイの弱点や嫌がる事を嬉々として行って来た。いまの行動も、自分が死ぬことで《アニマ・フォール・リジェネ》の詠唱を失わせることが狙いだ。
エレオノールは言っていた。自分が死んでもこの毒は治らない、と。そして研究、量産していた工房も彼女は破壊してしまった。つまり、この地獄を救える《アニマ・フォール・リジェネ》が残っているのはエレオノールの頭の中だけなのだ。
その唯一の希望を、レイは切ってしまった。とめどなく流れる血は石畳に染み込み、広がっていく。レイはこれまでに人やモンスターの死に際に立ち会って来た。特にスタンピードの時は毎夜どこかで治療のかいもなく冒険者や兵士が死んでいった。彼らはみな、一様に命が血と共に流れ落ちたかのように、急速に死に向かう。今のエレオノールがまさにその姿だ。こうなれば、どんな魔法も、回復薬も彼女をこの世に繋ぎとめる事はできない。
「お前は本当に……ろくでもない女だよな! どこまでも僕の邪魔をしやがる!」
「その言葉……そっくり、そのまま……返させて……もらう」
喋る度に血が口から噴き出す。白い肌から赤みが消え失せ、蝋人形のような作りものめいた質感に変わっていく。もう時間が無い。そう考えたレイはエレオノールの頭の傍で跪いた。膝が彼女の流した血で汚れるが構わない。
「頼む! 死ぬ前に《アニマ・フォール・リジェネ》の詠唱を僕に教えてくれ!」
耳元で叫ぶと、エレオノールが意外そうなか細い声を上げた。
「おや? ……どうして、君が……それを……その名前を」
「そんなのはどうでもいいだろ! 頼むから、教えてくれよ!」
「ふふふ……そうだね。……なら、ご褒美だ……耳を貸してくれないか」
弱々しい声を何も疑うことなくレイはエレオノールの口元へと耳を寄せた。最後の一小節まで聞き逃すまいと自分の呼吸すら止めた。そのレイに向けてエレオノールは告げた。
「《アニマ・フォール・リジェネ》に……詠唱は……無いよ」
「……はぁ!?」
レイの絶叫が大きく様変わりした広場に響く。エレオノールは五月蠅そうに眉を潜めつつ、
「詠唱は……ない。それが……答えさ」
とだけ呟いた。レイにはそれがどういう意味なのか分からない。魔法に関する知識は無く、そもそもエレオノールが正直に真実を話しているかどうかを見分ける事も出来ない。出来る事はこの世から滑り落ちようとするエレオノールから少しでも情報を聞きだす事だ。
更なる情報を引き出そうとするレイの体に異変が起きた。五体全てに行き届いていた純然たる力の塊が抜け落ち、同時に自分の中にあった異物。コウエンの魂がどこか遠くへと行ってしまった。同時に右目は黒色へと戻った。
五発目の《全力全開》の効果時間が終わったのだ。まだソーマの効果が残っているため生命力は多少存在している。それも数分で消えてしまうだろう。問題は《全力全開》を使用した揺り戻しだ。一時的に全部の能力値が限界突破し、それを遺憾なく振るったのだ。魔法の効力が切れた直後は元のステータスに戻った事で使用時との差異に体が付いて行けてない。レイの体は前のめりに倒れそうになる。拳を地面に叩きつけて倒れるのだけは回避するもそれ以上は動かない。
前回や前々回と違い、《全力全開》を五回も使用したのだ。揺り戻しの規模は大きい。
言葉を出すこともできずにいるとエレオノールの手が夜空に向かって突きあげるように伸びた。その手は誰かを探すかのように揺れ動き、
「……あれ? ……レイ。……そこに……いないのかい。……ざん……ねん……だ。君に……ぼくの……死を……みとって……もら……い……た」
ぱしゃりと血だまりの中に腕は落ちた。小刻みに震えていた唇も止まり、もう二度と動くことは無いだろう。水の都を惨劇の渦へと叩き込み、アウローラサーカスの団員たちを容赦なく殺し、消えた歴史ではリザやシアラ、レティやエトネを殺し、最後の瞬間までレイの行く手を遮った少女エレオノール。その死は思っていた以上にあっけなく、寂しげでもあった。自らの血で染まった石畳の上で、皮肉げに笑う口元が満足したと言っている。
(これで……死んだ……のか。エレオノールは)
エレオノールの死に感傷に浸るような気持ちはレイに無かった。むしろ、やりたい放題やった黒幕があっさりと死んだことに腹立たしさすら抱いていた。同時に、この女でも死ぬことがあるのかと驚きの気持ちも湧いていた。リザとの戦闘で体が真っ二つになっても、そこから復帰した彼女はもう二度と動かない。
「死ぬなら……もう少し情報を教えろって話だろ」
結局、第一目標であった《アニマ・フォール・リジェネ》の詠唱は聞けずじまいだった。
それもここに来て暗礁に乗り上げた。エレオノールは《アニマ・フォール・リジェネ》に詠唱は無いと言っていた。これがどういう意味なのかはレイに判断できない。判断できる人間に尋ねるべきだと結論付けた。
その頃になると、揺り戻しが収まったのか体がそれなりに動くようになった。四つん這いの姿勢から立ち上がろうとするも、足元が滑ってしまいレイは尻餅をついた。エレオノールの血で滑ったのだ。
まだ本調子ではない。そこでレイは第二目標が達成できたかどうかの確認をする。
第二目標、すなわち《トライ&エラー》の『使用不可』が解けたかどうかだ。
レイの推測が間違っていたら、レティやエトネ、リザや他の感染者。そしてオルタナを助ける事が出来なくなってしまう。
レイは目をつぶり、自分のステータス画面を呼び出した。確認する項目はただ一つ、特殊技能の欄だ。レイは祈るような気持ちでページを開き―――《トライ&エラー》についていた忌まわしいバツ印が消えているのを確認した。
心の中で喝采を上げた。《トライ&エラー》と《トライ&エラー・グレートディバイド》の双方についていた『使用不可』のバツ印は姿形も存在していない。能力が復活したという事だ。
これは単に技能が復活したというだけでは無い。レイの推測が正しかったという証明でもある。自殺のペナルティとしての『使用不可』を解除する方法は自分よりも強い相手を倒す事だ。この場合の強いがレベルを基準にしているのかどうかは不明だが、要は強敵を倒す必要があるという事だ。
もっとも解除方法が分かったからといって、自殺を積極的に活用する気にはなれない。この解除方法は言い換えれば、自分よりも強い相手に《トライ&エラー》無しで挑めと言っているのだ。ただでさえ因果を重ねる副次効果によって強敵を引き寄せているのに《トライ&エラー》無しで戦えと言うのはハードルが高すぎる。その上、解除の条件が時間制限ではないということは、日を跨いでも『使用不可』のペナルティが消えないという事でもある。
下手に自殺してしまえば、強敵を倒すまで《トライ&エラー》が使えない。その間、セーブポイントがどのようになるのか不明で、場合によっては誰かが死んだ状態でセーブされてしまうかもしれない。やはり自殺は選べないのだ。
ともかく、二つある目標の内、一つは達成できた。気負い張りつめていた緊張の糸が解けると、途端にレイの体が寒気に襲われた。真夏の夜だと言うのに、冬の寒さのように芯から凍てつくかのように震えが起きた。
レイはどこか覚えのある感覚に不思議そうに体を震わして、原因に思い当たった。
ソーマだ。
ソーマで回復した分のソーマが減り続け、生命力が枯渇しようとしているのだ。一本目のソーマを飲んだ直前の状態まで戻ろうとしていた。
これは不味いとレイは考える。ソーマの効果が続いている間はどんな治癒魔法も回復薬も効果を受け付けない。そして赤の指輪はレイの生命力のほとんどを奪った。ここで重要なのが、指輪は全部の生命力を奪うのではなく、ほとんどを奪うと言う事だ。仮に全部奪われればレイは死ぬ。だけど、出島での戦闘時にレイは空っぽの指輪に生命力を奪われたが、意識を繋ぎ合わせるのが限界といった程度で身動き一つ取れない状態でも辛うじて生きていた。
しかし、今は意識を失うのもいけない。ここでセーブポイントを作ってしまえば全てが水泡に帰す。ソーマが効果を失うまで残り一分か、あるいは二分もないが、それまでにレイは死ななければいけないのだ。
とはいえ、辺りは瓦礫が散乱した広場。近くには誰も居らず、遠くに感染者しかいない。レイを殺してくれる人なんていない。
つまり、
「また自殺するしかないって事だよな。……なんていうか、本末転倒だよな、これって」
弱音を吐いてしまう。つい先程、自殺は容易に使ってはいけないと結論付けたばかりなのに、もう自殺という手段に頼ろうとしている矛盾した選択にため息すら出てしまう。
ソーマは最終的に元の生命力にまで落ち着く。その間にダメージを負えば、結果として元の生命力をも下回る。エレオノールとの戦闘時にはっきりとしたダメージは負えなかったが、瀕死の状態で意識を失えば、何かの拍子で死ぬ可能性もわずかにあった。だけど、それは運否天賦に任せる行為で確実とは言えない
そのため、レイは自殺する以外の手段で死ぬことが出来ないのだ。自殺して戻って、再びエレオノールと戦う必要がある。
「……それしか、方法はないよな」
ダガーを引き抜き、首筋に刃を当てる。ひんやりとした感触が伝わってくる。レイは覚悟を持って、その手を引こうとして―――。
―――光に包まれた。
どこからか現れた光が視界の端から端までを白く塗りつぶした。驚きのあまり、ダガーを引く手が止まる。
突如として起きた異変に、頭を過ったのは《アニマ・フォール》が最終段階に到った合図なのではないかという懸念だった。
しかし、それは直ぐに違うと否定された。まだ真夜中まで十分前後残っているはず。目をつぶり素早くリザのステータス画面を開き残り時間を確認して、まだ真夜中に到達してない事を確認した。カウントダウンは止まっていない。
ならば誰かの攻撃かと警戒して目を細めながら周囲を見渡すと、二つの事に気が付いた。一つは発光しているのがアクアウルプスの地面だという事。もう一つが地面全てが発光しているのではなく、何かの法則にしたがって発光している場所と、発光していない場所の二つが存在するのだ。
地面のレイは気づいていないが、その発光現象は芯層を中心として外側に広がっていた。内層も白く輝き、外層も、そして防波堤に遮られた海まで輝いていたのだ。
「おい……おいおい。今度はいったいなんなんだよ!」
レイは叫んだ。この一日で、様々な出来事があり、衝撃的な真実も知った。あまりにも濃い一日の最後に、謎の現象が起きてレイの処理能力を超えてしまったのだ。そんなレイに対して冷静な、それでいて疲弊した声が投げかけられた。
『……落ち着かんか、レイ』
石畳に刺さったままの龍刀。その紅蓮の刀身にコウエンの瞳が現れていた。左右どちらも紅蓮に染まっている。
「落ち着けって言われても……何が起きているんだよ!」
『戯け者。……これはあれじゃ。……魔法陣じゃよ』
魔法陣とオウム返しに尋ねたレイにコウエンは頷いた。
『うむ。この地に……溜まっている……魔力を吸い上げ、魔法陣が起動して……おるのじゃろうて……しかし、一体誰が』
アクアウルプスは有事の際に防衛手段として魔法陣が存在する。そして、エレオノールはその魔法陣に何かを仕掛けたかもしれないという可能性があった事をレイは思い出す。
「まさか、エレオノールが何かしたのが、死んだことで発動したのか!? 何の魔法が発動するんだ!」
レイの問いかけにコウエンは答えない。ただ、成り行きを見守っていた。
するとアクアウルプス全域で白く輝いていた魔法陣が空へと浮上した。それは確かに幾何学模様と魔法言語で構成された魔法陣だ。内容を理解できないレイだが、その出鱈目な大きさに呻いた。何しろ、都市の面積に加えて防波堤の内側まで覆う広さだ。仮にこれが《テンペスト》のような攻撃魔法なら逃げ場はない。レイは魔法陣から目を離せなかった。
そして魔法陣の輝きが極限にまで達した時、魔法陣が音もなく砕けた。ステンドグラスの破片のようにキラキラと輝きながらゆっくりと落ちる姿は時季外れの雪のようで、レイは状況を忘れて魅入ってしまう。
夏の夜に降る雪がゆっくりと、アクアウルプスを包み込む。それに敵意は無く、レイが手を伸ばすと魔法陣の欠片はするりとすり抜け地面へと潜っていく。一体どいう事なのかと疑問に思ったレイの耳に微かだが人の声が聞こえた。
低い、言葉にならないうめき声ではない。
確かな、理性ある人間の言葉が広場のあちらこちらで起き始めていた。ある者は自分が此処に何故いるのか不思議がり、ある者は街を象徴する塔が砕けていることに驚き、ある者は最後に覚えていた恐怖の記憶に慄いている。
雪が感染者に触れると彼らの体が光に包まれ、収まると人間に戻っていくのだ。レイにはそれに見覚えがあった。《アニマ・フォール・リジェネ》だ。レティが人間に戻ったのと同じ事が起きていた。
「そうか。《アニマ・フォール・リジェネ》は魔法陣として仕込んであったのか。だから詠唱が要らないのか」
そもそもの前提が間違っていたのだ。エレオノールが意味ありげに詠唱を行い、それが偽物だと知った時にレイはエレオノールが真実の詠唱を頭の中で唱えていたと考えてしまった。しかしそれは違った。あの詠唱は詠唱そのものが不要だと言う事を悟らせないためのミスリードだったのだ。エレオノールの策略にレイはまんまと引っかかってしまった。
海上都市アクアウルプスに季節外れの雪が降り、それを浴びた感染者たちは一様に人間に戻っていく。全身を包む光が消えると、そこに居たのは目が充血しておらず、牙の無いただの人間だ。彼らは辺りを見回して、不思議そうに首を捻る。自分に何が起きていたのか、そしてどうなったのか分からず、ただ元に戻れたという実感に喜ぶ。芯層でも、内層でも、外層でも、海上でも、地下空間でも、屋内でも同様の光景が広がっていた。《アニマ・フォール》に感染した全ての人が元に戻っていく。
だけど、腑に落ちない。レイはエレオノールの言葉を思い出していた。彼女は自分が死んでも《アニマ・フォール》は治らないと言っていた。つまり、この現象はエレオノールとは別の誰かが起こしていることになるのだ。
しかし、一体誰が。
瞬間―――レイの脳裏に一人の男が過った。草臥れた中折れ帽子を被り、西部劇に出てきそうな衣服に身を包む、肉体戦に特化した異色の魔法使いオルタナ。
どうしてオルタナの事を思い出したのか。レイには明確な答えは無い。だけど、もし、この状況を誰かが仕込んだとしたら、可能性が高いのは彼だ。
(でも、一体いつ、こんな事を。エレオノールと結託しておきながら彼女を裏切ったのか。それともエレオノールを裏で操っていたのか。それとも、いや、でも)
いくら考えても答えは出ない。エレオノールもオルタナも死んだ以上、レイに答えを知る術は無い。いつの間にか雪は姿を消していた。空には星空が浮かんでおり、そこかしこで人のざわめきが広がっていた。直後、レイの耳に聞き慣れた―――そして聞きたいと思っていた人物の声が届いた。
『レイ様。聞こえますか、リザです!』
凛とした声を聞き間違えることは無い。《伝声》で届いた声は間違いなくリザだ。レイは目頭が熱くなるのを感じた。
「……リザ……ああ、リザだ。良かった。本当にリザの声だ。元に戻ったのか」
『はい。私も、レティも、エトネも。それとなぜかダリーシャス様も。全員元に戻りました。いま、軍船の一室から声を繋げて貰って……え? 代わって欲しいって、それは無理という事で、ちょっとまってエトネ。頭を寄せても声は聞こえなくて、ダリーシャス様はシアラと連絡を取ってください。それでレイ様、ってレティ、いまは呼び方の事で話をしている場合じゃないでしょ』
リザが周囲に居る三人に対して注意や指示に追われていた。声に張りつめた様子はなく、四人が四人とも無事だと言う事の裏返しだ。瞼を瞑れば、レティの弾けるような声や、エトネの舌っ足らずな声が聞こえてきそうだ。
「みんな……無事なら……良かった」
『レイ様? どうかされたのですか』
リザの心配そうな声に返事をしようとするが、レイの体が大きく揺れた。石畳の上で広がっているエレオノールの血に飛び込むように倒れてしまった。ついにソーマの効果が切れてしまったのだ。体が吹雪に襲われたかのように冷え切り、視界が暗闇に蝕まれていく。
「オルタナ……助け……戻ら……ない……と」
『レイ様? レイ様!? しっかりして下さい! いま、何処にいらっしゃるのですか! 直ぐに向かいますから、返事をして下さい! レイ様! レイ様!』
リザの悲痛な声は深い闇の中に落ちて行くレイには届くことは無かった。
ただ、最後の瞬間。血の池に染まったレイの視界を何かが飛んで行ったのだけは見えた。まるで鳥のように羽ばたくそれはアクアウルプスの夜空に溶けて消えた。
読んで下さって、ありがとうございます。




