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第13話「四天王と予兆」

登場神物(とうじょうじんぶつ)紹介】


( ^ω^)【雷魔神】:四天王の一柱であり、リーダー的存在。会議での役割は議長だが、よく議決権を横取りされる。



  ( 'A`)【土魔神】:四天王の一柱であり、ムードメーカー的存在。会議での役割はヤジ将軍。



(゜、゜*)【炎魔神】:四天王の一柱であり、紅一点。会議での役割は書紀。真実は炎魔神以外にマトモに記録を取れる者が居ないだけ。



( ・∀・)【水魔神】:四天王の一柱であり、ツッコミ的存在。会議での役割は盛り上げ係。自分の機知に富んだツッコミが会議を盛り上げていると信じて疑わない。



( ФωФ)【闇魔神】:四天王の一柱であり、ダークホース。会議での役割は雑務。会議室の予約から資料作成、照明・空調の調整など、実質的な会議の要。

──魔王城!!世界を統べる魔王の居城では、魔王に仕える強力な魔神:通称「四天王」により、日夜世界の命運を決める会議が開かれている!!



( ^ω^)「えー……皆、話は聞いたと思うが」



( ^ω^)「人間の国の内紛が終わった」



(゜、゜*)「いやー、よかったわね」



  ( 'A`)「抵抗してた武装組織が、突然和平に舵を切ったからな」



( ^ω^)「不思議なこともあったもんだな」



( ・∀・)「海の秘宝盗まれてたんだけど」



( ФωФ)「……しかしスムーズに事が運びましたね。何をどのようにしたんですか?」



  ( 'A`)「いや別に何もしてないけど……なぁ?」



( ^ω^)「なんだろ、手ぶらじゃなんだからって山吹色のお煎餅を持って行ったのが良かったのかな?」



  ( 'A`)「人間は変なお菓子が好きだからなぁ」



( ФωФ)「……まぁ、聞かないでおきます」



(゜、゜*)「何はともあれ、最終的には何事もなく終戦して良かったわ」



( ・∀・)「海の秘宝盗まれてたんだけどッ!!!」



( ^ω^)「知るかアホ魔神」



  ( 'A`)「廃屋にお宝放置して無事な訳ねぇだろ」



( ・∀・)「お前、俺が『奉納しようぜ』っつった時ノリノリだったじゃねぇか」



  ( 'A`)「だって馬鹿な事をしようとする他人を無責任に煽る楽しみは無類だし」



(゜、゜*)「でも困ったわね。盗まれた秘宝は今どこにあるのかしら」



  ( 'A`)「それなら少し分かるぞ……今は、多分火山麓の樹海だな」



( ФωФ)「なんで分かるんですか?」



  ( 'A`)「ほら、俺の体って大地の秘宝と融合してるって話しただろ?それで大地の秘宝が今どこにあるのか分かるようになったんだけど」



  ( 'A`)「なんか、秘宝同士もリンクしてるのか、互いの在り処がなんとなーく分かるんだよね」



( ^ω^)「すげぇなお前の体」



( ・∀・)「じゃあ土魔神、今から一緒に犯人のトレジャーハンターを殺しに行こうぜ。お前ドラゴ●レーダー役な」



  ( 'A`)「やだよ面倒くせぇ。それに、本当にトレジャーハンターが盗んだって決まってねぇだろ」



( ・∀・)「いや決まってるね!俺を困らせるのはいつもアイツなんだ!」



( ・∀・)「ここで滅ぼさねば!禍根を断たねばならん!」



  ( 'A`)「そんな精度高くないから、大まかな場所しか分かんねぇぞ。トレジャーハンターなんか身のこなしも軽そうだし、森の奥に隠れられたらどうにもならない」



( ・∀・)「じゃあ森を焼き払えばいいじゃん。炎魔神も手伝ってくれよ、お前の家、樹海の近くだからいいだろ?」



(゜、゜*)「嫌よ。なんで家の近くの森を焼き払わないといけないのよ」



( ФωФ)「……水魔神さん、恐らく貴方が出張る必要はなさそうですよ」



( ・∀・)「どういう事だ闇魔神!」



( ФωФ)「実は、勇者達も現在、火山に居るのです」



(゜、゜*)「え、そうなの?」



( ФωФ)「はい。部下の僧侶に命じて、修業の場に火山を選んだのです」



( ^ω^)「なんでわざわざ炎魔神のダンジョンを?」



( ФωФ)「標高の高い火山一帯は、人間にとって厳しい環境であると同時に、修行にとってはうってつけの場所なのです。高地トレーニングとも呼ばれていて、修行の効果が何倍にもなるそうです。住んでいる魔物の練度も高く、レベル上げにも適していますしね」



(゜、゜*)「私の部下たちをサンドバッグ扱いしないでくれる?」



  ( 'A`)「仕方ねぇよ。雑魚モンスターの扱いなんてどこも大体そんなんだ」



( ^ω^)「ふまれてふまれて強くなるんじゃ」



( ФωФ)「それに、戦争中には勇者と国王の連絡を完全に断つ目的もありました。火山は人間の都からも遠く、そう容易く人が近づける場所ではありませんからね」



  ( 'A`)「姫様の為にも、今更勇者が国に帰ってもらっちゃ困るからな」



( ^ω^)「つーか、今勇者に故郷に帰えられたら、ガチで面倒なことになるから止めてほしい」



( ・∀・)「……それで?勇者とトレジャーハンターが近くに居ることは分かったけど、それが何?」



( ФωФ)「その程度の距離なら僕の部下に向かせることができます」



( ・∀・)「部下かぁ。勇者から離れて大丈夫なの?」



( ФωФ)「すでに十分な信頼は勝ち取っています。適当な理由を付けて樹海に向かわせ、そのトレジャーハンターを仕留めましょう」



( ^ω^)「闇魔神の部下ってずっとスパイみたいな事してるけど、戦闘は大丈夫なの?返り討ちにあったりしない?」



( ФωФ)「ご心配なく。部下には僕の力を分け与えていますので」



( ・∀・)「う~ん……でもなぁ。それなら俺が行っても同じことじゃない?」



( ^ω^)「まぁまぁ、闇魔神がせっかく提案してくれたんだから。部下に実績を与えてやりたい気持ちも分かるし」



  ( 'A`)「四天王がいちいち腰を上げてたら威厳も軽くなるぞ」



( ・∀・)「……ん。それならまぁ、頼むよ闇魔神」



( ФωФ)「ありがとうございます。それじゃあ早速連絡取りますね」



.ωФ℡)「あ、もしもし闇魔神です……」



(゜、゜*)「いや、でもどうしましょ。家の近くに勇者が居るって、なんだか不安だわ」



( ^ω^)「不安になるようなタマじゃねぇだろ」



( ・∀・)「戦場に一升瓶のウォッカ担いでくるような奴が何言ってんだ」



  ( 'A`)「お前のフランベでどれほどの戦場が火の海になったことか」



(゜、゜*)「だって久しぶりの晴れ舞台でしょ?もし勇者が来たらどんな格好で出れば良いかしら?」



( ^ω^)「そらもう漆黒のボンデージに鞭装備よ。女幹部の正装だぞ」



( ・∀・)「笑い方は『オーッ↑ホッホッ↑』だぞ。ワンポイントに赤色の仮面も忘れるなよ」



  ( 'A`)「あ、もしかして紅一点ってそういう?」



(゜、゜*)「それ以上言ったらアンタ達をここで炭にするわよ」



( ^ω^)「お前料理苦手だもんな」



<えっ!それは本当ですか?



( ^ω^)「うん」



( ^ω^)「……うん?」



(;ФωФ)「みば……みなさん!大変れす!」



  ( 'A`)「大変そうだな。どうした」



(;ФωФ)「勇者が炎魔神さんの秘宝を求め、単身で火山頂上へのアタックをしているようです!!」



(゜、゜*)「なんですって!?」



( ・∀・)「うわぁ、話してたらホントに勇者が来ちゃったよ。炎魔神の家って火口でしょ?」



( ^ω^)「これはもう炎魔神が向かうしか無いな」



(゜、゜*)「碌な装備や計画も無しに単身登頂なんて無謀だわ!今すぐ止めさせて!」



(゜、゜*)「軽い気持ちで登山なんてして、もし遭難したら誰が救助すると思ってんのよ!!」



  ( 'A`)「いや、勇者は放っとけよ」



(゜、゜*)「あぁもう!ちょっと私会議抜けるわ!後よろしくね!」



<炎魔神が退席しました>



(ФωФ;)「あ、ちょっと待ってください炎魔神さん!」



  ( 'A`)「放っとけ放っとけ。たまには現場に行って体動かすのもいいだろ」



( ・∀・)「『最近太った』『運動しなきゃね』なんて3ヶ月くらい言ってるもんね。酒飲みながら」



( ^ω^)「それに炎魔神に限って勇者に会って即爆発はしないだろうし、別にいいじゃないか」



(;ФωФ)「あ、いや……重要そうな情報が二つ入りまして」



( ^ω^)「ほほう、何だい?」



(;ФωФ)「一つは、海の秘宝を盗んだのは、やはりあの(・・)トレジャーハンターでした」



( ・∀・)「ほぅら!ほぅら俺の!俺の言った通り!フォウッ!!」



  ( 'A`)「どうした?」



( ^ω^)「そんでもう一つは?」



(;ФωФ)「……そのトレジャーハンターが、勇者の探している『幼馴染』だそうです」



( ^ω^)( ・∀・)



( ^ω^)(・∀・ )



( ^ω^)( ・∀・)「……いや、まさかね」


 本日の議題:(炎魔神不在の為未記入)

      結論:(炎魔神不在の為未記入)

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