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事件の始まり  6

「アリスちゃん何か言った?私ピエロと一緒に過ごすんだけど。」


「そんなのだめに決まってるでしょ!男と女が同じ部屋でずっと一緒なんて!」


今日は勢いよく立ち上がることが多いアリス。

それもマシロが煽っているということもあるかもしれない。


「でも、アリスちゃんだって昔ピエロと寝食共にしたんでしょ?だったら一緒だよー。」


「あのころは子供だったからなの!今は絶対にダメなの!!」


「ならアリスちゃんと私が一緒になればいいねー?」


「それは嫌なのっ!」


「じゃ、じゃあアリスが引き受けるか、ダメなら僕が引き受けますよ。

元々、マシロをこの城でお客様扱いしたのは僕ですから。最後まで責任取りますよ。」


「責任って・・・結婚・・・?」


「わざとらしい上目づかいやめてください。全く・・・。」


「うぅ・・・わ、わかったわよ。」


「本当ですかアリス?」


「だって、そうしないとエルとマシロが一緒の部屋で寝ることになっちゃうし・・・。」


「やったー。アリスちゃんよろしくねー。」


やはり僕の予想は当たっているようで、マシロは苛めるのが好きなようだ。

結果としては犯人はわからずじまいで、いろいろな考えが出てきてしまった。

とりあえずとしてマシロの魔法強化をして、犯人に二度と誘拐させないくらいのレベルにすることが目標となった。

いつもなら、的確な判断をしてくれるヒツジがちょっと大人しかった気もしたが、進む方向は決まったので問題はない。

なんとなくだけど、事件が起こる気がする・・・。

・・・近いうちにアリス泣いて僕のところに来る気がする。


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