血
本編の文字数が少ないので、ここらで登場人物紹介をしようと思います。
登場人物
囲島・・・『不完全』の高校二年生。名前は秘密です。特に理由はありません。
水野周太郎・・・修復能力。この人がいなかったら主人公はただのゾンビです。
白石百合乃・・・『思考伝導』。説明は次回!
アリス・セヴィエンチア・・・『万物の弾丸』。ロリキャラ。てかチート。
ケイト・シグルーン・・・不老不死的な能力。ラスボスですね。
麻宮詩織・・・凡人。ケイトの秘書。登場人物の中で唯一の無能力。第二の主人公ポジです。
三神・・・死亡。右腕が刃物になる能力。正直言ってださい。そして雑魚キャラ。それに死にそうになる主人公って一体......。
こんな感じです。ではでは、本編をお楽しみ下さい。
現実の狭間を、垣間見た気がした。
けれどそれは、どこまでも曖昧。
真実の一端に、触れた気がした。
けれどそれは、あくまでも一端。
それは、一つの事実。
それは、事実の一つ。
それが全てで。
それだけが全て。
事実は真実。
事実は現実。
そして始まり。
そうして終わる。
流れる時は止まらず。
進むだけ。
☆ ☆ ☆
目の前にある、一台のパソコン。その画面には、採取した血液の情報が、事細かに映っていた。
ただ、確認しようと思っただけなのだ。その血液が、囲島という男のものなのかどうかを。しかし。
結果は、あまりにも予想外で。
まるで、闇の中を手探りで進んでいるような。そんな感触だった。
個人情報と照らし合わせると、その血液は確かに、囲島のものだった。90%は。
「なんで............」
なぜ。
ケイト・シグルーンの血液が、混ざっているのか。
分からない。
分かりもしない。
知らない。
知りもしない。
すべてを分かるにはまだ足りず。
すべてを知るには何かが足りない。
手を伸ばしても届かない。
その距離を、推測というハリボテで詰めることはできる。
だけど、それは脆く、壊れやすい。
手が届くのなら、それは確信に変わる。
そのためには、もう少し、調べなければいけない。
今となっては、もうすべて、自分のためだった。
好奇心、探求心、自尊心、そして、恋心。
すべてが絡み合い、混ざり合い、錯綜し、交差する。
想う思いは、思考を支配する。
その思考は。
事実を確かめて。
真実を、見極める。
現実を、見つめる。
そのためだけに。
それだけのために、思い悩む。
事実は真実。
事実は現実。
「フィナーレには、まだ早いけど」
そうして、始まる。
「カウントダウンには、ちょうどいい頃合いだよね」
終わりに向かう、始まりが。
☆ ☆ ☆
始まりは突然。
終わりは自然。
始まりは偶然。
終わりは必然。
さぁ。
今から、終わりを始めよう。
次回、『思考伝導』!!
ついに白石の能力の真相が明らかに!!
お楽しみに!!




