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50 召喚していい?

八月一日になりました。

恵美ちゃんとかのんちゃんと地元の花火大会に行くため実家でお母さんに浴衣を着せてもらいました。

先輩とは相変わらず会えていません。

もう二週間になります。

今朝鹿児島県の霧島市にいると教えてくれたので、日本にはいるみたいです。


「何から食べよっか?」


「クレープ」


「かのん甘いのからいくの?」


「焼きそばからの方がいいかな?」


「最後はかき氷でしめるとして、まあクレープからでもいっか」


「たこ焼きも食べたい」


携帯が鳴ります。

先輩からです。


「もしもし」


「あ、楓、今どこ?」


「え、あの、八王子、です」


「あのさ、今から楓召喚していい?」


「え、しょうかん?」


しょうかんって、あの、召喚?


「だめ?俺今楓に見せたいものある。今じゃなきゃ駄目」


「あ、あ、わかりました。あの、召喚してください。先輩」


「おっけー。じゃあ十秒後」


「え、あの、ちょっと、待ってください」


「じゃあ三十秒後ね」


「え、あ、はい」


「どうしたの楓?」


恵美ちゃんとかのんちゃんが立ち止まり私を見ています。


「ごめん。先輩が私のこと召喚するって」


「は?意味わかんないけど、今?」


「今みたい。ごめんね」


「いいよ。行っといで」


「恵美」


「うん。ホントにごめんね。私、おかしくない?」


「今の楓世界一可愛いよ」


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