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side選手権運営

「おい、被害状況はどうなっている!」

「ただいま確認中です!」

「急げ!……まったく」


センとカナタが去った後。会場運営のスタッフたちはあわただしく動いている。

魔人化同士。それに加え、桃の【響鳴】も相まって被害は予想より大きくなっていた。


「あれ、あのまま続けてたら確実に死者が出てましたよね」

「本当だよ。ここは探索者協会本部で一番固い障壁を張っていたはずなんだがなぁ」


外で実況が場をつないでいる。

本来ならばすぐに結果発表の予定だったが、急遽障壁含む設備のチェックをすることになった。


「修復は進んでいるか!?」

「はい、いまやってます!」

「先輩、修復用の触媒が足りていません!」

「会場倉庫にまだ予備があるはずだ、それを取ってこい!」

「はい!」


障壁の問題の他にも、本来ならば決まっていたはずの1位と2位すらも決まらなかった。


「それに優勝者がいないとは……前代未聞だぞ!」

「結果、どうされるんですか?」

「どうもこうも、こうするしかない!」

「優勝者どうするんです?」

「決まってるだろ」

「?」

「優勝は無し、あいつらは同率2位だ。」

「決勝進出者なのに2位でいいんですか?」

「設備損壊による試合中断だ。勝敗は未成立、優勝者は認定できん。あれ以上戦わせる気か?……はあ、協会長に報告書どう書けばいいんだよ……」


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