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やはり原因はアイツのせい?

70「やはり原因はアイツのせい?」


そうして少し気まずくなっていた俺たち

の元に、何も知らないマリーダが帰ってきた

そして微妙な雰囲気の俺たちを見て首を傾げる


「どうかされたのですか?

何やら変な空気ですが・・・

まさか!?何か罠がありましたか?」



どうやらマリーダは俺たちの様子に

勘違いしたようで、大丈夫ですか?と

俺に尋ねてくる


「「だ、大丈夫だ!(よ!)」」



見事に俺とエイダの声が被ってまた

何とも言えない雰囲気になるのだった・・・





その後も特に罠らしき物も見つからず

俺たちは再び世界樹の装置の場所に来ていた


「やっぱりここはそのまま残ってる

みたいだな・・・

あの豚みたいな奴がこれを動かしてたのか?」



俺はそう言って、沢山のホルマリン漬けに

なっている魔物たちを見る

でもあんな脳筋みたいな奴が動かしてたのか?


俺の疑問を他所にエイダが机の上に置いていた

手紙の存在に気づく


「あら?これ何かしら?

えっと何々・・・

ようやく帰ってきたようですね勇者カルラ

あなたなら王都での問題も解決してくれる

事を信じていました

そしてここに訪れたという事は、現在世界樹

に起きている異変を調査しにきたという事でしょう

この異変については、世界樹頂上にある

『世界樹の目』と呼ばれる場所に辿り着けば

全てわかる事でしょう

あなたの奮闘を期待ています 世界樹の女神より

って内容ね・・・

どうしましょうカルラ

世界樹の頂上となると簡単には到達出来ないわよ・・・」



エイダは真剣そうな顔でその手紙

の内容を読み返して、俺に尋ねてくる


ちなみにマリーダは「やっぱり勇者さまだったのですね!」と、なぜか嬉しそうに俺にキラキラした目を

向けてくる



だが俺の答えはというと


「よし、じゃあこの機械ぶっ壊して

問題解決といくか

エイダ、マリーダ、危ないから少し

そこを退いてくれ」



俺はそう言って2人をその場から退かす

2人はホントにするの?といった様子だったが

まあ見ておいて欲しい

そうして俺は思いっきり右手に女神さま

の力を溜め始める


そしてその力が限界まで溜まったタイミングで

拳を魔物量産装置に向けて拳を振りかぶる


「せっーの!「ちょっと待って!!!」

なんだよ、やっぱりいるんじゃねーか」



俺がその装置を破壊するよりも前に

自称女神のなんちゃって天使が俺たちの

前に姿を現したのだった・・・





「もう!ホントにもう!

何であなたはそんな事しようとするの!

世界樹の上に来なさいって書いてたでしょう!?

だったらちゃんと上まで登って全てを理解して

から行動するのが普通でしょう!?

どうしてすぐ壊して解決しようとするの!

今の若者の悪い癖よ!」


突然現れた自称女神はそう言ってぷりぷり

と俺に説教してくる


とりあえず、俺はこの女神が現れた事で

装置を壊す事をやめたのだが、この女神は

なにか勘違いしているようだ


俺がこいつを呼んだのは別に

世界樹について聞こうとか、その世界樹の目

とやらには何があるんだとかそんな事ではない


俺は尚も説教を続ける女神に近寄り


「この前はよくも俺のバックに

変なもんいれてくれたよなぁ?

もちろんお仕置き(デコピン)される

覚悟があってここに来たって事だよなぁ?」


俺はそう言って、自称女神のつるつるの

綺麗な額に女神さまの力を込めてお仕置き(デコピン)を叩き込む


すると自称女神はジタバタとそれから

逃れようとして


「痛っ!や、やめっ!

やめてよ!私女神って言ってるでしょう!

あなたのそれ結構痛いんだから!

ごめんなさい!あの時のはほんの出来心なの!

あれは本心じゃないの!

ちょっ!ちょっと!何で動けないの!?

あなた!何かしたわね!

ほ、ホントに痛い!やめっ!」


逃げられない事に気づいた自称女神は

体育座りになり必至に俺のお仕置きから

逃れようとする


しかし俺はガラ空きになっている脳天

天使の輪にデコピンを決め込む

すると天使の輪も自称女神に繋がっている

のか「痛っ!」と言って、頭まで抱えて

縮こまってしまった


ドン引きする連れの2人を置いて

俺は自称女神へのお仕置きを楽しむのだった・・・


やはり自称女神ちゃんはカルラにイジメられる

ポジションなんですかね?

まあ、次の話は世界樹の説明回になりますかね?

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