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ルーの母親の登場!(娘をちゃんと教育しろよ!)

65「ルーの母親の登場!(娘をちゃんと教育しろよ!)」


「おー!これとっても美味しいねぇ!

ルーこれだいすき!」


ルーはそう言って、とても美味しそうに

アイスクリームをぺろぺろしている



そして対照的に俺たちはというと


「どうすんの?これ?」


「見ちゃった!伝説のフェアリードラゴン

生で見ちゃった!」


「「おー、小ちゃくて可愛い子ね!

特別にあたしの子分にいてあげてもいいわ!」」


俺、エイダ、イリスはそれぞれにルーに

対するリアクションをしていた

ていうか見た目スライムの子分がドラゴンって

ありえねーだろ


とまあ、内心でそんな事を突っ込んでいたんだが

アイスクリームをあげて、姿を見ずになかった事

にする作戦が、ルーの暴挙によって一瞬でダメに

なってしまった


ルーは色んな意味で問題のある子なのだろう

母親の顔が見てみたいもんだ!


そんな事を考えながら、復活したエイダと

この後どうするかについて話し合う


「さっきも言ったけど、これどうする?

これで見てませんとは言えないだろうし

このままこの子を一人で放ってて偶然

人が通りかかろうもんなら、この子一発で

攫われるぞ

たぶん、というか絶対」


「うん・・・、私ももう思う

でもどうしたものかしら?

ここにいたという事は、ここがこの子の

巣という事になりそうだけれど

肝心の両親がいないのは困ったわね」


やはりそこが問題なのだ

両親が近くにいればこんな事にはならない

のだろうが、その親がいないとなると


「やっぱ、俺たちが親が帰ってくるまで

見とくか?

俺たちが親が帰ってきて早々、襲われる

可能性が高いだろうけど」


そう、そこが問題なのだ

別にこの子を見守っておく事自体は別に

構わないのだが、その親が帰ってきたら

どうするのかが問題だ

それこそ会っていきなり襲われる可能性

があるし、子供は話が通じるとしても大人

もそうである保証はどこにもない


だから、これからどうすっかなぁ

そんな風に俺が考えあぐねていたその時


バァサァ!!!!


突然上空の木が激しく揺れたと思ったら

木々が勢いよく突風でなぎ倒されていく


なんだ!なんだ!?


俺たちが混乱して呆然としていると


ドッシーン!!!!


そんな轟音と共に、俺たちを覆い隠さん

ばかりの巨体が俺たちの前に現れた

そして


「おい!そこの人間ども

その子は誰の子供だと思って手を出している

隠れているはずの我が子をあぶり出し

我の巣でそのまま楽しくお喋りなど笑わせてくれる

首を出せ!人間ども!」


その母親だと思われるドラゴンは

子供と同じぱっちりした目でこちらを睨み

神々しいまで姿でこちらを威嚇してくるのだった


そしてそれを聞いた俺はというと


「うるせーよ!この野郎!じゃなくて

このドラゴンママ!

お前!娘に一体どんな教育してんだ!

俺たちじゃなかったら、この子拐われてた

かも知んないんだぞ!」


俺はそう言いながら、傍で未だアイスクリーム

に夢中なルーを母親の方に突き出しながら

説教を続ける


「ほら!こんなに食べるのに夢中になって

全然抵抗しない!

こんな状態で、これだけ可愛かったら

誰だって血迷ってさらってしまうわ!

俺たちにそんなアホな事言ってる暇あったら

娘とちゃんとコミュニケーション取るんだな!」


と、隣のエイダがドン引きするレベルで

キレていた

こんな小さな子供を放っていく母親

マジ許すまじ

炎天下の車内に子供を置いていく母親並みに

許せない


そんな感じで俺は完全に母ドラゴンに

ブチ切れていた


そしてそう怒鳴りつけられた母親はというと


「・・・?な、何だって?

もう一回言ってくれるかい?」


あまりの俺の勢いに先ほどまでの

威勢をなり潜めて、呆然と俺に聞き返してくる

のだった・・・

ルーママ、流石のカルラの勢いにタジタジ

次話、ルーママ反省回です!

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