王都への帰還(雑魚って勝手に爆散してくれないかなぁ)
51「王都への帰還(雑魚って勝手に爆散してくれないかなぁ)」
俺たちはその後、エルフの森を抜けて
王都へと向かっていた
流石に行きと同じで歩いていては確実に
間に合わないのは目に見えていたので
女神さまの力を使って爆速で王都に向かっていた
「あ、あのカルラ
その流石にこの姿勢は恥ずかしい
のだけれど・・・」
エイダがとても恥ずかしそうに、顔を真っ赤にしながら俺の顔を見上げてくる
そう何を隠そう、俺はエイダをお姫様抱っこ
しているのだ
そしてイリスは俺の肩に乗っている
エイダは最初は遠慮していたのだが
俺が女神さまの力で走り出すと堪らず
お願いしますと頼んできたのだった
真っ赤な顔で頼んでくる顔がスゲー可愛かった
俺はエイダの恥ずかしがる顔を見てその時のことを思い出していると
「「カルラ!敵が来たよ!それもいっぱい!」」
肩のイリスが俺に注意をしてくれる
やはり俺以外にも目があるのは助かる
俺はおう!と答えて敵を、エイダを抱えたまま
迎撃する
でも、エイダを抱えてるし・・・
少し考えたが、手を使わない
なおかつ簡単な魔法でも使って先に進む事にした
そうだなぁ
女神さまの力って想像する事が
結構重要だから
魔法も何かを想像しないと
まともに発動しない
とりあえず
「メ◯ゾーマ?」
俺がそれを想像して女神さまの力を使うと
チュドーン!!!
一直線に閃光が伸びたかと思うと
光の線が爆発を起こした
「えぇ?なんか思ってたのと違う」
俺の言葉とは裏腹に炸裂した魔法は
雑魚敵を飲み込み、その土地を一掃してしまった
これにはエイダも
「ちょ、ちょとカルラ!
もう少し手加減しなさいよ
あなたが魔法を打っていいのは
王都の敵だけよ」
と手厳しい事を言ってくる
「ま、まあ初めての攻撃魔法だから
次は弱いやつやるから!安心してくれ」
俺はエイダに言い訳をしつつ
弱めの魔法で敵と応戦するのだった・・・
「もう、なんか怠くなってきたんだが
さっきの魔法で焼き払っていいか?」
先程から雑魚を倒して進んでいたのだが
あまりにも敵が多すぎて、先程の魔法
で焼き払いたくなってきた
「なんか勝手に敵が爆散しないかなぁ」
「何を怖いこと言ってるのよ
ダメに決まってるじゃない
もうすぐ王都だから
極力敵を無視していきましょう」
なるほどその手があったか
その言葉を聞いた俺は極力敵を相手に
しないようにして王都に走っていった
しかしそのとき俺は気づかなかった
俺がそのまま引き連れた魔物たちによって
大きな混乱をもたらすということを・・・
王都救出編に続きます!
次話、王都編です!




