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エルフの里の救援

48「エルフの里の救援」


現在俺たちの目の前には翼を生やした美女

つまり天使ぽい何かが俺の目の前にいた


そして


「さっきも言った通り

ここから逃げ出したとにかく凶暴な

ファイヤードラゴがエルフの里に向かってるわよ?」


まるでその光景を見ているかのように

俺たちに、いや俺に向けて警告してくる


「っで?お前は何なんだ?

何でそんなことを知っている?」


もちろん警告なので参考にはするが

信用はしていない

だからせめて、コイツの身元ぐらいは

ハッキリさせないと従うか検討することも出来ない


すると天使もどきはふふっと微笑み


「そうね、私のことは世界樹の精霊?

いえ、女神とでも考えてもらったらいいわ

さっき行った事は本当だから、早く行った

ら?勇者さん?」


チッ!

コイツの言うことを鵜呑みにするのは

腹立たしいが、どうやらホントみたいだ


コイツ、自称女神(笑)がエルフの里

を体に火を纏ったドラゴンが襲っている

映像を見せてくる

空間に映像が流れているみたいな

不思議な光景だ


そしてそれを見たエイダが慌てふためいている


「カッ、カルラ!

これエルフの里よ!

マズイわ!あの里には戦える人が

殆どいないの!」


マジか・・・

それはヤバイ

てか、世界樹が倒れないように

ここまで来たのに、世界樹じゃない違う

要因であの人たちが死ぬのは後味が悪い


でも、ここからあの場所までは

遠すぎるし・・・


そうだ!こんな事のために女神がいるじゃないか!

そう思いついた俺は密かに女神さまの力を使う


そんなことを知らない世界樹の自称女神は

そんな俺たちをなぜか楽しそうに眺めている


「ほらほら、頑張って走って行きなさい?

もしかしたら、エルフの里は救えなくても

マリーダちゃんだっけ?あの子だけでも

助けられるかもしれないわよ?」


と、俺たちを煽ってくるのだった


そうかそうか、そんなに

俺のお仕置き(デコピン)が欲しいか


俺は尚、嘲笑い続ける自称女神に

狙いを定める


「可愛い女の子だけでも助けたいでしょ?

頑張って走れば間に合うかも?

ふふふ、私はここから高みの見物を

して「パチン!」痛っ!

あっ!ちょっとやめなさい!

女神よ!私女神なのよ!

どうして人間なのに私に触れられるの!?」


俺がデコピン攻撃を続けると

たまらずやめて!と声を上げる


俺はそこでようやく本来の

要求を自称女神に伝える


「おらおら、これ以上お仕置き(デコピン)

されたくなかったら、俺たちをそこまで

送れよ、早くしろ ほら!

自称女神さまなんだろ?」


俺は執拗に自称女神の額を狙い続ける


ピンピン


自称女神はもう喋ることをやめ

額を必死にガードしている


「や、やめなさい!女神に対してこんな真似!

こら!ホントに!ちょ!

やめてよ!普通に痛いんだから

あなたのデコピン!

わかった!わかりました!

送りますから!あなたたちをあちらに

送りますから!」


女神はもう涙目で俺たちを

送ると叫ぶ


最初からそうすればいいものを

手間かけさせやがって


俺は最後に自称女神の額を

ツンと押して、早く送れと急かすのだった


もう!送りますよ!送ればいいんでしょう!

と女神がキレたのは、まあ気にしないことにしよう


そんなこんなで、自称女神の力によって俺たちは

エルフの里に一瞬で戻れたのだった・・・




カルラが願った力は、女神をデコピン出来るようになる力でした笑

そして自称女神ちゃんのおかげで、速攻でエルフの里に戻れる事になりました!

次話、エルフの里救助編です!

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