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水の精霊セイレーン

43「水の精霊セイレーン」


現在、俺たちの目の前に運動会の大玉サイズのスライムが突如現れていた


そしてメリル?と呼ばれた偽スライムの事を

嗜めるような事を口にしていた


すると偽スライムはママ!と言って

大玉スライムに近寄る


「ち、違うのよ!ママ!

奪ったんじゃなくて、分けて貰ってたの!」


と言い訳とも言えない言い訳をしている

ていうか俺たちの食べ物減らしている事には

変わりがない


大玉スライムもそう考えたのか同じように口にする


「分けて貰っても彼らの食べ物

が減ってしまうでしょう?

あんまり彼らを困らせてはいけませんよ」


大玉スライムの言葉に偽スライムは

少しショボンとしている

小さい体を少し縮こまらせていて

若干可哀想だ


すると隣にいたエイダが

ほら!と俺の肩を揺すってくる


・・・まあ

俺も可哀想だと思ったから

ここは助け舟を出そう


「なあ大玉スライムさん

こいつはうちのスライムが羨ましかった

だけだからさ

俺らもそこまでいらなかったし

気にしないでくれよ」


まあ声的にも小さい子供だろうし

あんまりへこませるのも可哀想だろう

そう思って俺は大玉スライムに話しかけると


「まあ、そうでしたか

うちの娘がお世話になりました

ほらメリル、この方たちにちゃんとお礼

を言いなさい」


大玉スライムが偽スライムの背?を

押して促す


すると偽スライムはペコっと頭?を下げて


「人間さんありがと!

お弁当美味しかったわ

分けてくれて嬉しかったわ」


と、少し大人ぶって感謝を伝えてくれる


小さい女の子が大人ぶっているようで

可愛らしい


俺とエイダはその様子が微笑ましくて

どういたしましてと2人答えるのだった・・・





「おや?そういえばそこにいるのは

セイレーンの子供ですか?」


そこから少し雑談していた俺たちだったが

大玉スライムが、俺の膝の(我が家の)スライム

を見てそう言ってきた


セイレーン?

こいつが?


俺はそうなのか?といった視線で

(我が家の)スライムを眺めると


ぷる!ぷよぷよ

ペタ!


首?を縦に振って後退してから

なぜか俺の腹のあたりに引っ付いてくる


セイレーンの子供ということは認めた

ようだが、引っ付いたのはどういう意味だ?


俺はわかるか?と大玉スライムに尋ねると


「どうやら、あなたがセイレーンと

知って、接し方が変わるかもしれないと

考えたようですね

その子はセイレーンでもあなたたちと一緒に

いたいようです」


ほー、そもそもセイレーンがわからんが

変な距離が出来るのが嫌だったんだな

まあ俺は正体が何だろうと関係ない話なんだが


しかしエイダはえっ!?と言って驚いている


「せ、セイレーンって水の精霊の!?

女神や神の次に崇拝されている精霊の

子供だっていうの?この子が?」


エイダは驚いてはいるが、恐怖や畏敬などを

感じている様子はない

やはりそういうところも、こいつがエイダに

も懐く要因の1つなのだろう


現にエイダはホント?と

(我が家の)スライムの頭?を撫でながら聞いている


その様子を見て大玉スライムは


「本当にあなたたちは仲良し

なのですね

人と精霊がそのように戯れる姿は

貴重で嬉しいものですね」


と嬉しそうだ


というか、お前たちはどういった存在なんだ?

と今更ながらの質問を尋ねてみる


「私たちは霧の精霊ですね

そしてあなたたちの所にいるその子は

水の精霊ですね

実際は私たちには実体が無いのですが

顕現するにあたってスライムの体を

模しているといった所でしょうか

そして名乗り遅れましたが、私はリノエ

娘がメリルと言います」


と、分かりやすく説明と名前を教えてくれる


ほー、だからメリルがモヤというか

霧になったっていうわけか


という感じで納得しているとリノエが


「それよりあなたたちはここに

何をしに来たのですか?」


と不思議そうに尋ねてくる


そこで俺は精霊の知識が問題解決に役立つ事を期待しつつ

これまでの経緯を掻い摘んで説明するのだった・・・




話の進め方が難しくて苦戦中です

とりあえず次話も問題解決編です!

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