エルフの森
33「エルフの森」
その後俺はエイダによる、エルフの森についての説明を受けていた
大体は想像していた通りだが、話をザックリまとめるとこうだ
①エルフはあまり人間に友好的ではない
(かつて、エルフの容姿の良さから奴隷として
捕まえようとする人間が多かったためらしい)
②エルフの里の近くにある世界樹の影響で
その森は育ち、魔物が成長している
(強く魔物もいる事から人が寄り付かない)
③エルフに森で発見されると、問答無用で
攻撃される可能性がある
という感じの内容だった
まあ、物語通りに忠実で逆に安心感を覚えたほどだ
「とりあえず、俺たちはそこを目指そう
出来るだけ目立たず、奥に入らないように
してさ」
俺がそう提案すると
「ええ、そうしましょう
エルフも入り口付近からいるわけでは
ないでしょうしね」
という訳で、エルフの森に行くことが決まったのだった・・・
ーーーーエルフの森ーーーー
早速俺たちはエルフの森の手前まで来ていた
エルフの森はユリヤス王国からそこまで遠くはなく、半日でこれた程だ
念のための保存食やテントも用意しているので、数日間の滞在も可能となっている
「それにしてもここがエルフの森か・・・
結構っていうか、マジでデカイなこの森」
俺の眼前には、巨大な木々が立ち並び
深く遠くまで、その木々が広がっているのだ
しかし、エイダはふふっと微笑み
「この木々なんて小さいほうよ
世界樹なんてこれの2倍は大きいのだから」
と言ってくるのだった
ええ!?
これの2倍?
それってどんだけ高いんだ?
俺はエイダの話に愕然としながらも
観光目的で見てみたいものだと思いながら
2人で森に入って行くのだった
「おお!武器があるっていい事だな
服とか身体が汚れないで済む」
俺たちは森に入ったわけだが
わんさか敵がいて驚いた
エイダとの買い物で買ったショートソード
を振り回しているわけだが、これに女神さまの力
を乗せて切るものだから、バッサバッサと敵が切れる
するとそれ見ていたエイダは呆れた表情で
「本当はショートソードぐらいじゃ
そんな事にはならないのだけれど・・・
あなたの力って規則外よね」
と言ってくるのだった
規則外とは失礼な
切ってると少し疲れるんだぞ
(まあ、女神さまの力で疲労も
抑えられているんだが)
そのまま近づいてくる魔物を倒していると
「それより魔物はそれぐらいにして
薬草の採集を手伝ってくれない?
結構量が多くて困ってるの」
と言い、エイダがこっちと手招きしてくる
俺は魔物を倒すのをやめ
エイダの手伝いを始める
「その青色の草を採集して頂戴
これは火消し草といって、炎症などに
効く薬になるわ」
とちゃんと指示をくれる
俺は言われた通りに薬草を採集していく
なんか小さい頃にした、庭の草むしりを思い出すな
俺たちはそのまま作業を続けていると
「・・・て!誰か助けて!」
森の奥の方から、誰かの助けを求める声が聞こえてくる
俺たち2人は顔を見合わせて
「「行きましょう・行こう」」
2人してその声の方に向かうのだった・・・
エルフの森編スタートです!
奥から聞こえた声は?
次話、エルフの森編の続きからです!




