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エイダと買い物

32「エイダと買い物」


その後俺は少しの間エイダと抱き合っていた

エイダの存在、その体、心を確かめるように


「ねえカルラ

そろそろまた買い物に戻りましょ?

私はもう大丈夫よ

あなたとあなたの力によって助けてもらったから」


そう言って、少し恥ずかしそうに身をよじる


照れるエイダは可愛かったが俺は


「もう少しこうしていたい

・・・嫌か?」


俺がそう尋ねると


「ううん、好き」


はにかんだ笑顔でそう答えのだった・・・





「もう!結局お昼まであのままだったじゃない

何がもう少しだけよ」


俺たちは結局あのまま、抱き合ったりと

していたら、昼になってしまったのだ


仕方ないので再び家で昼食をとり

また、買い物のために出てきたというわけだ


しかし、俺も反論する


「そんなこと言って、エイダだって

中々離れようとしなかった

俺から離れようとしたら、あっ!

って何度か言ってきたじゃないか」


実際、エイダは中々俺から離れようとしなかった

離れるそぶりをすると「あっ!」

と言うせいで、ダラダラ時間がたった

事は紛れも無い事実だ


するとエイダは顔を赤くして


「そ、それはその・・・

お、お互い悪かったという事ね!

そういう事にしましょう」


照れながら話を終わらせるのだった

しかし、すぐに真顔に戻り


「それにしてもあなたの力

これは本当にすごいわね・・・

誰もこちらを見てこないし

嫌な視線も感じないわ」


エイダの言う通り、皆にはエイダが人間

として認識されているため

そこまで視線を感じない


それどころか美人なエイダを振り見る

男どもの視線の方が気になる程だ


俺はエイダの手をそっと取り

耳元で囁く


「それでも俺はちゃんとエイダ自身を

見ているぞ

何も偽らないお前自身を」


そして、ギュッと優しく握る


するとエイダは俺の方に寄り添い


「ええ、あなただけよ」


と言い、握り返してくれるのだった





俺たちはその後全ての買い物を無事終えることが出来た

タイミングさえ来ればいつでも行けそうだ


しかし、今はお金が少ないのでお金をもう少し稼いでから出て行きたい

俺たちはその事について話し合っていた


「あー、ここら辺のモンスターはあんまり

強く無いから稼ぎが良くないな」


「まあそうね、ここは比較的魔物が

少ない地域だわ」


やっぱそうなのか・・・

どうしよう、ここでちまちまやってても

旅立つタイミングがどんどん遅くなるだけだ


「なんか、いい狩場みたいなのは

ないもんかねぇ」


俺がそう言うと


「あるにはあるのだけど・・・

比較的魔物も強くて、珍しい薬草

が生えてる場所が」


エイダは少し躊躇うそぶりをしながら言ってくる


勿論俺はそれに飛びつき詳しく尋ねる


「おっ?それはどんなとこなんだ?

稼げるなら是非行きたい所だが」


するとエイダは一息ついてから

少し真剣な顔をして一言


「そこはエルフの森

つまり私の生まれ故郷よ」


と言うのだった・・・

エイダとの買い物終了!

殆どイチャついてただけのような?

次話、エルフの森に出発?

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