姫さま復帰パレード!(俺が参加してもバレない可能性)
24「姫さま復帰パレード!(俺が参加してもバレない可能性)」
俺は月下亭で犬子ちゃんに口止めをして情報収集を少ししていた
そこで俺は姫さま復帰のパレードが明日行われることを知った
姫さまの事は少し気になっていたので、俺もパレードに参加してみるか・・・
それから少しだけ犬子ちゃんと世間話をした後、俺は家に帰るのだった
今日の天気は晴れ、絶好のパレード日和だ
俺はあの姫さまに会えるかもしれないという事で、少しだけテンションが上がっていた
あの後色々忙しかったから考える事が少なかったが、姫さまの容態は少し心配だった
しかし、パレードを行うと言う事は、あの衰弱状態から回復したと見ていいだろう
俺は元気になった姫さまとまた会って、話をしたいと考えている
しかし、俺は現在追われている身でもある
どうすれば警備の目に触れずに彼女に会えるのか?
俺はそれを考えたが答えが見つからず、友人のエイダに助言を求めに行くのだった
「なるほど、あなたの言いたい事は分かったわ
でもね、王女さまと会いたい?
それはいくらなんでもただの一般市民のあなたじゃ無理でしょう」
エイダに相談した訳であるが・・・
物の見事に馬鹿にされてしまった
まあ当たり前と言えば当たり前なんだが、そこをなんとか考えてもらうために相談しているのだ
「いやぁ、そりゃそうなんだけどさ
どうにか、会うとまで言わなくてもいいから
近づける方法はないかな?」
俺がしつこく食い下がると、はぁと溜息を吐きながらも律儀にも答えてくれる
「あなたがなぜ王女さまに会いたいのかは
分からないけれど
方法がないわけではないわ」
エイダは少し勿体ぶって言葉を切る
なんだよ、方法ってどんなのだ?
俺が勿体ぶらずに教えてくれと頼むと、あまり現実味のある話ではないけどと前置きをして
「姫さまの護衛の任に着くのよ
そうすれば近くには行けるかもしれないでしょ?
まあ、そうだとしてももう他の冒険者が・・・」
それだ!護衛なら近づけるじゃないか!
俺はエイダの言葉を聞き終わるよりも先に、ありがとう!助かった!と伝え、急いで冒険者ギルドに向かう事にした
すると、最後まで人の話を聞きなさい!という声が後ろから聞こえた気がしたが、気にしない方向で!
俺は足を止める事なく冒険者ギルドに向かうのだった
わ
1人残されたエイダ、彼女は走り去っていく彼の後ろ姿を見つめ
「なによ・・・
私だって、カルラと一緒にパレード
見に行きたかったのに」
と、不貞腐れた顔で呟くのであった・・・
姫さま復帰パレード!の前編です!
次話、姫さま復帰パレード!の中編です!




