表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
大賢者の番頭  作者: 柚希 翠
3/38

3桶目

 知らない天井。ここは、どこだ。


 あ、そうか、転生したんだったな。


 意外とこのベッド寝心地が良かった。


 マットだけじゃなくてちゃんとベッドのフレームも作っておいたが、改めて見るとなかなかいい部屋だと思う。


 間取りは、ワンルームで収納もないけど。


 玄関入ってすぐ左手に流し台と煮炊きするために作ったかまど、部屋の真ん中にテーブルと椅子、テーブル達を挟んだ台所と反対側の壁際にベッドという至ってシンプルな造りだ。


 壁はコンクリートだけだと味気なかったので、珪藻土塗りにしてみたせいで真っ白だ。

 窓は四方に1つづつ空いている。


 トイレだけは何とかしたかったので、ボットン便所だけどちゃんと作った。


 臭いのが嫌だったので、穴はできる限り深くした。地下水が汚染されても困るので、コンクリート製の汚水槽を作ったが、溜まりきったはどうしよう。


 まぁ一人だけなので溜まるのは随分と先になりそうなのでとりあえず気にしないことにした。


 因みに、水洗じゃない以上臭いはどうしてもするのでトイレだけは屋外だ。


 お風呂とは言わずしても、シャワールームも欲しいな。


 でも今の俺の能力を使えば割とお風呂も簡単だったりするのかな?


 そう言えば作るのは簡単だけど、削除的な能力もあるのかな?


 とりあえず昨日作った塀が狭すぎる気がするので、一辺を取り壊そうと思う。


 えーっと、削除的な……おっ、でた。

 なるほど区域指定して消せるのか。


 あんまり離れすぎると使えない、と。


 だいたい2m先くらいまでか。


そして消せるのは自分が作り出したものだけ、と。


 昨日から色々作っていてだんだん分かってきたことがある。


 大量にものを作り出しているととても身体がだるくなる。

 なんと言うか、気力がごっそり持っていかれて2、3時間ほど動く気が無くなるのだ。


 それに、作り出せる範囲は自分の周り半径2mの半球状だ。それ以上は作り出せない。


 要するに、今の俺に作れる大きさは直径4m以内に収まるものって訳だ。


 とはいえ、4mってだいぶ大きいが。


 ただ、創造魔法の効果範囲内で作り出したものは半径2mの半球に沿ってなら手を触れなくても動かすことが出来るみたいだ。


 例えば4mの棒を作ったとして、端が少しでも効果範囲内に入っていれば自由に動かす事が出来る。


 ただ、これは自分で作りだしたもの、かつ設置前の状態のみ可能で、1度設置してしまうとこの念力的な移動は出来なくなる。



 ただ、同じ材料同士だとくっつけて自動拘束やら一体化やらをすることによって、継ぎ目なく接着することが出来る。

 そのおかげで、この家が完成しているってわけだ。


 色々探りつつ、塀を壊してめいいっぱい広げてみた。


 まー、田舎の豪農の屋敷は超えたかな?


 住まいはコンクリート打ちっぱなしの豆腐ハウスだけれども。


 そろそろ武器とか作った方がいいのかな?


 この材料欄のオプションで選べるSuper materialっていうのなんだろう。


「選択っと……えっ」


『ミスリル』『アダマンタイト』『オリハルコン』


「伝説の金属じゃねぇか。てかファンタジー」


 やばいなこれ。


 いっちょこれで剣作るか。


 細身の1mほどの両刃の剣、っと。

 材料は、うーん、ミスリル辺りでいいか?


 キンッ


 地面にいい音して刺さりやがった。


 って、うわ、抜けねぇ……。


 伝説の剣かよ(笑)


 いやはや、困ったな。


 うん?何だか頭がふわふわしてきた。


 なんだこれ、急に眠く……あ……あかんやつ……。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ