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半魔族の少女は料理と共に  作者: 秋雨そのは
6章 貴族と平民と試験
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107話 みんなとメイド(男性を除く)

今日も更新、明日も更新、記録も後進?

 ノコーエンさんはゆっくりと私に近づいてきた。


 頭と尻尾が揺れてる……凄い触りたい……。ウズウズしてると頭にケルトさんの手が乗せられ……なでなで、はふぅ~……。


「マリアさんが凄い、とろけた表情になってます……」


「こんにちわ」


「あ、はい……! ノコーエン・シノボードと言います! よろしくおねがいします!」


 ダメ……挨拶しないと~。何も考えられずに……。

 ソゾナさんは「こりゃ、ダメだな……」という呟きが聞こえる。ノコーエンさんはこっちを見て、凄く何かを堪えてる様だ。

 ケルトさん……これやられると、ダメ人間になる~。


「あ、つい……何か見てる姿が可愛かったので」


「もう! ダメ人間にするつもりですか!」


 ぷんぷん……ん? どうしたんだろう……3人こっち見てるけど。

 3人を交互に見ながら「どうしたのみんな?」と言うと。ケルトさんが「マリアさん、こんな表情するのは珍しいですね」と言っていた。

 そんなやり取りしてると……奥にいる2人がこっちに歩いてきた。


「……何してるの?」


「もう、うるさいわ!」


「ムンアさん、ザエホさんこんにちわ~」


 どうしたんだろうか、そういえばムンアさんに聞きたい事あるんだけど……。

 ムンアさんを見て「ムンアさん! 双子の姉妹とかいますか?」と言うと。

 驚いて、そして……少し寂しそうな顔をして。


「います……学園、に……私の代わりにお姉ちゃんが」


「そうなんだ、なら……戻ったほうがいいよ?」


「どう、して? 私より、上手く出来るもん……」


 ケルトさんの方を見ると、頷いて「今、貴女のお姉さんが」といった。

 少し、ここに来る前に色々あったみたいだけど……。


「下手すれば……殺されるかもしれません」


「え? どうして?」


「やっては……いけない事をしたから」


 ケルトさんが言ったことが分かった。場合によっては……学園侵入だけじゃなく、私を奴隷商人に売ったという事実が成り立つ。

 そして、下手すれば……ムンアさんを奴隷商人に売ったことも。

 ただムンアさんがいる理由がわかないんだけど……。


「そういえば、何でここにいるの?」


「それは……お金稼ぎをしようとしたんだけど……」


 話してくれた内容は……お金が無いことだった。学園に通うためのお金が無かったこと、て……お金必要だったの? あの……知らなかったです。普通の事だけど、前世の事だし。

 それで……似た者同士ならって……あれ? 特徴が無いのは……そっか、オルドさんの授業で言ってたね。


「その……異種族は、差別があるから……誤魔化せると思って……」


「ステータスというのがありますから、無理ですよ」


「そうなんですよね……失敗して、奴隷商人に売られちゃって……」


 深くは聞かないけど。大変だったことは分かったわ。

 話をしてると、隣から突かれた……ザエホさんみたいだけど、どうしたの?


「私も……仲間に入れて……」


「ならどうせなら、みんなで明るい話をしましょうか」


 と思っていたんだけど、ノックがして「入るわよ」と聞こえた。

 ホレンダさんが入ってくるけど、みんな何時もと同じように集合しようとしなかった。


「あら、珍しい……みんな仲良くなったのね」


 そう言って、ホレンダさんは笑顔で言った。なんか新鮮ね……ずっと、何も言い出せなかった感じだし。

 4人はその表情に度肝を抜かれたようだ。みんな唖然とした表情。


「みんなどうしたのよ……2人も何か言って!」


「いや、ホレンダさんが……笑顔見せることなかったから」


「それは、私も思っていたよ」


 あれ、扉から入ってくるのは……デオさんだった。全員が唖然としてたのに、ビクッてなった凄い……。

 デオさんは「みんな仲良くなるのはいいことだ」と言うと、ホレンダさんは「デオルズド様、お仕事の方は……」と慌てて訪ねた。


「私の仕事より……メイド達のケアが先だ。だからこそ、マリアさんをここに置いてるんだし」


 と鮮やかな笑顔で言った。みんな顔が赤いけど、どうしたんだろうか……。

 ケルトさんは「マリアさんは大丈夫なんですね」と言っていた。どういう意味? その疑問に答える様にホレンダさんが立ち直り。


「デオルズド様は、笑顔が反則過ぎるんです! かっこよすぎです」


「そうなんだ?」


「「「「(……)恋人いるからじゃない?」」」」


 ホレンダさんに疑問符で言うと、4人からそんな言葉が飛んできた。

 そういうもんなのかしらね、ケルトさんが私の頭に手を置くと。また撫でてくる……。

 デオさんはこっちを見て「頭撫でるのって気持ちいいのか?」と聞いてくるけど……何も答えられない~。


「ダメだこりゃ」


「ダメですね」


「……可愛い」


 と全員、ダメだししたり可愛いとか言ってるけど。反論する気力も出ない……。

 すると、デオさんが。


「進展状況では、返せないかなと思ったんだけど……4人共いい風に砕けてるし、学園に送り返すよ」


「あの……ムンアさんもお願いしていいですか?」


「うん、いいだろう……ホレンダ、処分は屋敷の使用人をさせる様に伝えられるかい?」


 ホレンダさんは「分かりました、では3人は手を繋いでください」と言って4人で横に並んで、立つと。

 高速移動を開始した。うわっ……これ気持ち悪くならない? もしかして、手を離したら変な所につかない?

 そんな事を考えてる内に着いてしまった……。


「ケルトさん、日帰りだったね」


「そうですね、この経験はある意味貴重です……」


 私達がそういうと、ホレンダさんが学園の中に入る。校門の衛兵も特に気にしない所見ると、意外と日常茶飯事?


 そして、中に入って誰かいないか探すと……丁度よく誰かと話してる声が聞こえるので行ってみる。

 リンアさん、処分されないでくれてますように!

次は、リンアさんと?

って……ようやく、学園に戻れた……章の回収まで長い

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