↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
半魔族の少女は料理と共に  作者: 秋雨そのは
6章 貴族と平民と試験
PR
118/136

106話 4人の異種族メイドと1人の人間

マリアさんの堕落具合が……

 私は、気がつくとベットに寝かされていた。


 ケルトさんは隣に椅子を置いて、笑顔で座っていた。起きたのに気がついたのか「おはようございます」と言った。

 そういえば、倒れたんだっけ……。えっと、あの時……キスを、され……て!?

 ダメ……また、顔が熱くなっていく。


「思い出しました?」


「……意地悪」


「えぇ……だって、ずっとこの気持ちを空回りされたんですから」


 笑顔のまま、そう言った。

 布団に顔の半分を出しながら「私が倒れてからどのくらい?」と聞くと「数十分くらいですから、問題無いはずですよ」と言った。

 私は布団から出る。立ち上がるとケルトさんが「僕も付いていきますよ」と言って何時もの様に……横に並んで歩いた。


「その……」


「ん?」


「あ、ありがとう……」


 照れながら言うと、そっと手を握って「どういたしまして」と言ってくれた。

 逸してしまったから顔は見てないけど……笑顔だったと思う。

 そしてケルトさんは「そういえば、何時もどんな喋り方なんです?」と聞いてくる。


「誰かから聞いた?」


「ナタリアさん辺りから」


「そう……でも私は、普通よ」


 ケルトさんは「変わってるじゃないですか」と言いながらクスッと笑った。そうかな? 自分だとよく分からないものだと思うわ。

 それにしても、何処にいるのかしら?

 と思いつつ、歩いているとホレンダさんがいた。


「あら、気がついたの?」


「はい、お騒がせしました」


「いいわよ、若い恋愛も見れたし」


 ホレンダさんは逆に年取ってないように見えるんだけど……それは、置いておこう。凄く興味はあるけどね。

 「みんなは?」と聞くと「貴女が倒れた後、キリのいい所で休憩に入ってもらったわ」と言ったので、お礼を言って。歩いてみんなの所に行く。

 ホレンダさんは「貴方は大丈夫なの? 異種族とか」と聞くと「当たり前じゃないですか」とケルトさんは返していた。


「当たり前だけど、4人に会ってないよね?」


「そうですね、異種族何ですか?」


 「そうですよ、みんな怯えちゃってるけど……」と言うと「それは大変ですね」と返ってきた。

 すぐに着いた、部屋をノックするとみんな一斉に立った音が……変わらずね。


「私よ」


「「「「……」」」」


 無言で散る音が聞こえた。ケルトさんの方を見ると「ははは……」と言ってた。

 とりあえず、部屋に入ると。全員、雰囲気が暗い……。


「私のお友達……じゃないけど、色々あると……」


「そうまでして、弁解しなくても……」


 ケルトさんにそう言われてしまった。全員は「……」何も言わない……き、気まず過ぎる。

 これから、凄く大変そうなんだよね……。

 とりあえず、ソゾナさんに近づいてみる。


「ソゾナさん……」


「どうした?」


「ケルトさんに、自己紹介お願いしても?」


 ソゾナさんは「いいが……みんなはやらないと思う」と言う。ケルトさんは「エルフ……ですか? 始めてみました。長い耳といい、可愛いですね」と笑顔で言うと。

 むっ! 何か少し、むかつきます……。何でだろう、でもイライラしますよ。


「なっ!? 可愛いとか言うなよ! 誤解するだろ!?」


「そうですか? いいと思ったので言っただけですけど……あれ? マリアさん?」


「むぅ……」


 ソゾナさんは「彼女さんが、むくれてるぞ……不用意過ぎる」と伝えていた。ケルトさんは「どうしたんですか? そんなに睨んできて」と言ってる。

 もういいですよ……そこら辺は慣れる、のかな? 私の気持ちが落ち着かなそう。

 むぐぅ……。すると、何故か頭に手が乗っかって……撫でられた。


「何か、顔がとろけてるな……」


「マリアさんは、こういうのもいいそうですね」


「それにしても、奴隷でも無いのにここに?」


 ケルトさんに撫でられて……はふぅ~。何も考えられない……。

 ケルトさんは「ここにやることを残した人が、いますから」と言ってる。ソゾナさんは「その割に満足してるけどな……」と苦笑いだ。


「はっ! それよりも、ソゾナさん!」


「ん?」


「皆さんと仲良くしたいので、ご協力願えますか!?」


 誘惑に打ち切り……もう少しそうして欲しかったけど。ソゾナさんは「いいけど、先長そうだな」と言ってくれた。

 ケルトさんは「言っては何ですが、貴女が一番大変そうに見えました」と言っていた。


「本当は、断ろうと思ったんだがな……お前らを見て考えが変わった」


「そうですか! ありがとうございます!」


「自己紹介がまだだったな、私はソゾナ・メオランド。エルフだ、よろしくな」


 と言って、手を差し出してきた。私はその手を握って「エルフって色々知ってそうなので、聞きたい事が!」そうソゾナさんに言う。

 ケルトさんはそれを微笑ましくみるだけだ。


「僕はケルト・シライシ。人間ですね」


「あ、そういえば……私自己紹介してない! マリア・トアネット・カールです。半魔族ですよ~」


「軽いな……まぁそれが良いところか」


 そう言って、初めて私の前で笑った。

 そういえば、エルフって長寿だ。て聞くんだけど……どうなのかな?


「エルフって長生きなの?」


「そうだな……一番年取ってたのは、500歳だったな」


「500歳! そこまでいくと唖然ですね……」


 ソゾナさんは「ははは、私もそこまで生きる気になれば、生きられる」と言った。

 500歳ってそこまで生きて何やってるんだろうね? 椅子座ったりしてるだけ?


 そんな話をしてると、歩く音が聞こえるため振り向くと……。ノコーエンさんが私の近くによってきた。

次は、これからの方針と?

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。