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夢の世界より  作者: ていきょー
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西暦2019/4/4(木)

あれから夢を見てない。


あの夢は俺の人生を一気に変えた。

毎日が次の月の食事にありつけるように頑張っていた小市民的な日々の生活から何から、

とにかく文字では表現しきれないほどに、身の回りの環境は何もかもが変わった。


・・・あれから、あの時の夢のことについて考えない日は無い。

むしろそれがお金では買えない目標となり、生きがいにさえなっている。


あのロト7の1等3口が同じタイミングで当たったという事はつまり、あのロスは

「ほぼ今後の未来である」という論理が成り立つ。


あの数字がドンピシャで、しかも1等が当たる確率は約1029万分の1。それを3口同時に当てる

確率は・・・1029万×1029万×1029万、つまり、、、計算したのだが普段使い慣れていない数字、

約10ガイ分の1。いや、約11垓分の1?

さらに、クジの当選結果日付も合致してるので到底算出できる数字では無いはずだ。

とにかく、とんでもなくでかい数字、分の1だ。


偶然と言えば、とんでもなくでかい数分の1の奇跡の偶然だったのかもしれない。

しかしどう考えても俺の思考の中では、逆にロスが現実に存在しない可能性が、

とんでもなくでかい数分の1である、としか脳内で落ち着いてくれなかった。


もう一つ引っかかっていることが有る。

夢から覚めたあの時から俺の意識はここ、地球にあるけれど、

夢の中で残ったペリロイドに飛ばしたあの意識はどのように保存されているのだろうか?

実はまだ生き続けているんじゃないか?という疑念だ。


これまでの夢でハルマが俺のことを覚えていたことから、夢からさめても時間はこちらと同様に進むことは確定している。


もし生きているとしたら、、、

もし俺だったら、、、

きっとあちらの技術を地球に届けようとするだろう。


教科書によれば、2040年にオレゴン州のとあるスタジアムにタイムマシンが不時着し

中の人間は全員死亡、ということになっていた。そしてその不時着したタイムマシンから

タイムマシン1号が初めて地球で完成した。

しかしその教科書にもない最大の歴史は、俺がその歴史を知っているということだ。


あの夢は、あの俺が取り残されたかもしれないロスは、少なくとも中の人全員死亡の電車型タイムマシンが

スタジアムに不時着した日よりもずっと後、教科書の歴史に位置付けられるくらいに何年も未来の環境であり、

もっと優れた技術のタイムマシンが既にあった。過去にもさかのぼれるG+NXK6290や、G+NXKCureという医療ポッドだ。

2049年の「エクソダス」に使われる予定の技術でもある。


その二つがあれば寿命、2045年よりもっと早く地球にタイムマシンを運んでくるのではないか?

そんな一縷の希望がある。


G+NXK6290とG+NXKCure、記憶とシナプスの電子化さえあれば・・・


もはや人類は色んな宇宙探査や寿命や病気に関する難題や苦悩、そして物理的な問題から飛躍的に解放されるのだ。

あのオービタルリングのような巨大建造物も巨大3Dプリンタを送って自動で星の周囲に構築してコロニーなら

無限に増やせるかもしれない。


そして早く、あのハンドジェスチャーで変形したり寒くも暑くもない、快適なあの空間に移住、

いや、またはあんな居住コロニーを色んな星々に作りたい!


これが、ここ最近の俺の脳内だ。


一言で言うと、

「早くロスの俺!うまいこと調整して地球に新技術を持って来い!」

である。


5月から、「平成」が終わり「令和」になるらしい。

つい先日そのように発表があった。

明治、大正、昭和、平成と、激変の時代だった。

そして「令和」はそれよりももはや格の違う激変があるに違いない。

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