読み終わり
う~む、なかなか興味深い内容だった。
内容は〈死霊術〉の説明が1割程度。残りの9割は亡者に関する説明と言ったところか。
純粋に魔物図鑑としても役に立ちそうな本だった。まだ見たことが無いような魔物も多く載っていた。群れで狩りを行いドラゴンすらも狩ることがあるハンティングウルフとか、強さだけならば龍にすら匹敵するといわれるテンペストドラゴンなんていうのもいるらしい。
龍とドラゴンにどのような違いがあるのかはわからないが、書き方的に龍の方が上位なのだろう。そして私はその龍とやらをすでに倒したことがある。偶然だったとはいえ。
収穫できたものが異常に多かったあたり、恐らくあの『嵐龍』は相当に強い魔物だったのだろう。そしてそれに匹敵するといわれるテンペストドラゴン。しばらく会うことはないだろうが、そんなのがいるとは。用心しておかないといけない。
それに、様々なスキルについても情報を得られた。魔物に関するスキルではあるが、私にとっては収穫して自分の力にできる以上、私自身の強化にも関わる。無論、戦闘する際にも役立つ情報だろう。
さすがにスキルの説明までは載っていないので名前からの予想にはなるが、個人的にいくつか気になるスキルも多くあった。
恐らく強化系であろう〈覚醒〉、〈飛行〉の上位スキルと思われる〈飛翔〉、敵から見つかりにくくなりそうな〈潜伏〉など、それ以外に諸々知ることができた。
それと○○強化系統のスキルについて、これはどうやら4段階に分かれているらしい。一番下が無印で、その次が○○強化・中。その次がハティも持っていた○○強化・大で、最後に○○強化・極となっているようだ。
また、耐性スキルもこの法則が適用されるらしい。〈脱水耐性〉なんかも4段階に分かれているようだ。
無論〈状態異常耐性〉も4段階に分かれている。もっと効率のいいあげ方を調べたほうがいいだろうか。道があまりにも果てしない。
〈狂乱耐性〉などがないかも見てみたのだが、持っている魔物はいなかった。それどころか〈毒耐性〉や〈麻痺耐性〉と言ったスキルを持っている魔物もいない。
状態異常関係は〈状態異常耐性〉一つのスキルで賄っているのだろう。
さて、かなり喫茶店に長居してしまった。すでにパフェも食べ終わっているし、長時間居座るのは迷惑だろう。
お会計をしてとっとこ退店してしまおう。
っと、窓から知ってい人の姿が見えた。小さいけど、あれは……。




