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いきなり漆黒の力手に入れちゃった件について(仮)  作者: 漆黒の鎧
第四部 大戦争を起こす件について(仮)
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何語ですか?な件について(仮)


「いや、そこまではまあ、わかる。あの江良というやつが、こんなにも早く前線に出てくるとは予想外だったのだろう?」


 宗孝は川口家の簡易で作った救護室にて体の傷を癒していた。

 そこに、上野と努もいる。


「そう。だから、本当に焦りましたよ」


「いや、だから、そこではなくて、どうしてやつが目の前から消えたのか説明をしてもらいたい」


「ああ、そこでしたね」


 上野は半笑いになり、そこからの話を続けた。















「でも、いくら半減したとしても、俺達に勝つ見込みはあるのか?」


「ないよ」


 かおるが即答する。


「は?」


「言ったろ? 江良さんは何事にも勝つ運命、いや、宿命にあるんだ。いくら彼の力を削ったところで俺達がどれだけの修行を積もうが、何か別の力に目覚めようが何をしようが意味はない。彼が勝つんだよ」


「じゃあ、どうすんだよ?」


「ようは、真っ向勝負をしなければいいのさ」


 かおるは微笑んだ。


「どういう意味だ?」


「勝ち負けが付かないなら、江良さんに対してもやれることがあるってこと」


「勝ち負け?」


「江良さんと勝負しなければいい・・・」


















「勝負をしない?」


「そう」


 宗孝の言葉に上野が答える。


「俺達が作った悪魔の祭典、あれは漆黒の祭典っていう大罪悪魔同士での戦いに用いられるものを改良したものだ。それによって、あの場にいるすべてのものに制約をつけた」


「どんな?」


「あの結界から出たものは、その場から地球に裏側まで飛ばされる」


 上野はにやりと笑う。


「そんな高度すぎる結界をどうやって?!」


「簡単だよ。ここにある霊脈を利用したのさ」


 上野を地面を指差す。


「こっちには、忍の一族がいましてね。やつらは、霊脈だの、なんだのっていうのを感知できるんだ。そいつらを使ってこの土地の全土に大きな術式魔法式を作り出したわけですよ。そして、それと同様な魔法式をもちろん地球に裏側、つっても日本からみてだが、ブラジルだな。そこにもひとっ飛びってね」


「つまり、霊脈の強大な力を使って、江良昌樹を飛ばすことができるだけの、それだけ巨大な魔法式を作ったってことか」


「まあ、そんなところですね。つっても、悪魔の祭典はそこまで高度なやつじゃないですよ」


「え?」


















「簡易な魔法式?」


 上野がかおるに聞く。


「そう、江良さんは物理的な力には、最強だ。つまり魔法式でもその術式自体があればそれを壊すことができる。だけど、その魔法式の実体がなければいいわけだ」


「そのために霊脈を使うってことか・・・、だけど、霊脈起点を半分も移動さしてるわけだろう?」


「だから、忍だよ。彼らなら移動した霊脈も探知できる。そして彼らがそれを利用して、江良さんの周りにそれが展開するように、少し魔法式をいじるわけだ。それで完成、江良さんをそれまで足止めさえすれば、彼は勝手に飛び出して飛んでってくれると思うよ」


 かおるはそこで、意地悪な笑顔を見せた。


「そこで、力が半減してれば、俺達でも足止めくらいはできるってわけか、でも、もし半減しなかったら?」


「そこはがんばるしかないね」


「そうか・・・。あ、そういえば、もし自然力がすべて使えなくなったらベルゼブブの力はどうなるんだよ?」


「努さんが使ってる力は、自然力のほかにも、生命力や重力や、浮力、その他の力をすべて使える。だから問題ないよ。それをベルゼブブは自然力に変換できるからね」


「ふえー、マモンより使い勝手よすぎじゃね?」


「ベルゼブブは、サタン、ルシファーに告ぐ地位だよ。マモンと、ベルフェゴールは下だ」


 かおるはそこで笑った。




<><><>





 爆風が当たりに広がる。


 正子と孝子と、トシコはすぐに、3人で集まった。


 これでやれたかもしれないが、ここで気を抜いては駄目だ。

 

「どうだ?」


 トシコが言う。

 正子は目に力を込めて、相手を伺う。


「駄目、まだみたい」


 その言葉で2人はまた気を張った。


 爆煙が風により吹き上げられ、八つの枢要罪の姿があらわになる。

 

「「「!!」」」


「やってくれるわね」


 3人はそこに立っている人物は姿に驚きを隠せない。


「ここまでやられると、流石に私も力を出し惜しみしてられないじゃない」


 相手は不適に微笑む。


 そこからは禍々しいオーラが漂っていた。

 正子たちはそこで、理解する。

 相手が、自分達では相手をすることができるものではないということを・・・。


 ボト・・・。


 八つの枢要罪の負傷した右腕が落ちる。


「生成(クリエイト)・・・・」


 それにより、八つの枢要罪の右腕が再生される。


「もう、ここに大罪がいないってことは、私も自分の力を抑える必要がないってこと・・・」


 八つの枢要罪は天高く手を伸ばした。


「الهيمنة في جميع أنحاء العالم، عالمنا التزلق في يدي(世界をすべる我、全世界の覇権をこの手に)・・・」


 雷雲が集まってくる。

 そして、それから雷撃が八つの枢要罪に降り注ぐ。


「大罪の力に及ばなくても、同様の力を私は使える。つまり・・・、الحركة في الوقت الراهن(瞬間移動)」


 

「あれはアラビア語です」


「ちゃんよ意味あってるのか?」


「適当なので、決して翻訳してはいけません!」


 小説の中身で気になることがありましたら、感想でもなんでもお尋ねください。書けていない裏設定など、そこで説明したいと思います。

 お読みいただきありがとうございました。

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